本日午後、二泊三日の京都旅行から帰ってきました。
旅行にはパソコンを持っていくほど荷物に余裕がありませんので、ブログの更新が滞ってしまいました。
これから何回かに分けて今回の旅行のことをアップしていきたいと思います。
新幹線個室の居心地は?
妻が車いす生活になってから、妻との移動に鉄道を利用するのは今回が初めてです。
駅迄はタクシーを利用しました。
新幹線は多目的室(個室)を予約しております。
改札で切符を見せた後、エレベーターでホームへ。
乗車口で駅員さんがスロープを持って待っていてくれました。
車いすで新幹線に乗り込むのはスロープのおかげでスムーズです。
乗り込むと乗務員さんが個室に案内してくれました。
個室の中はほどほどの広さです。
妻は乗車時間が短く(35分くらい)降車の際の手間も省けるので、座席には移らず、車いすのまま乗車しました。
私が備え付けの座席に座りました。座り心地は今一です。リクライニングはできません。
多分、通常の座席の方がゆったりと座れると思います。個室ですから贅沢は言えません。
個室の扉は自動で開閉ができます。
名古屋駅を発ってしばらくすると、妻から調子が悪いとの声が。
車酔いの症状のようです。
車いすに乗っているので、その影響かなと思っていましたが、私もなんとなく調子が悪くなってきました。
狭い密室空間で空気の流れが悪いことが影響しているように感じました。
幸いなことに乗車時間は35分ほどしかありません。
何とか京都駅に着き、列車から降りてホームに出て外の空気に触れると、二人とも体調は改善しました。
ホームから改札迄駅員さんが誘導してくれました。
帰りは扉を閉めずに!
帰りの新幹線も個室を予約しています。
また同じ状態になるとつらいので、案内の乗務員さんに個室の扉を開けたままでもかまわないか問い合わせてみました。
開けたままでもかまわないようです。ボタンを押して開けたままの状態にしてくれました。
すると、私も妻も行きのようなことはありません。すこぶる元気です。
空気が動くことと、開放感が出るのがよかったと思います。
問題は個室のそばを通りがかった乗客に見られることです。
普段は閉まっている部屋なので、皆さん珍しそうにご覧になり、少々気恥ずかしい気分です。
個室の隣は多目的トイレや普通の男女用のトイレがあります。
たまたまトイレを使われる方が物珍しそうに覗いていかれます。
乗車時間も短いですし、トイレを使われれる方もあまりいませんのが救いでした。
気持ちが悪くなるよりはマシです。
ということで、次回新幹線を利用する時は個室ではなく、車いすスペースを利用しようと思います。
元々1室しかない個室よりも車いすスペースの方が2~6台分あり、予約も取りやすくなっています。
たまたま予約の際に個室を案内され、料金も変わらないことから個室を選んだのが失敗でした。
百聞は一見に如かず、何事も体験してみないと分かりません。
個室で酔うのは想定外でしたが、これを除けば駅員さんや乗務員さんのサポートが厚く、快適な移動ができました。ありがとうございます。
次はもっと楽しく移動ができそうです。
また旅行にいくぞ。