リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の70歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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父の愛した猫

最後のともだち

アメリカンショートヘアのメスの猫、名前は「リン」と言います。

アメリカン・ショートヘア - Wikipedia

もともとは私の息子が購入し、独身寮で飼っていました。

名前も息子がつけました。

ところが息子が転勤することになり、新しい独身寮ではペットを飼うことができず、引き取り先を探していました。

私の住んでいる名古屋のマンションは手狭なうえ4人が居住しており猫を飼う余裕はありません。

そこで田舎の広い一軒家である私の両親の家に引き取ってもらうことになりました。

2014年、滋賀県から静岡県迄約200kmの移動を経て、リンちゃんは両親の実家にやってきました。

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リンちゃんはとても臆病で人見知りする猫です。

最初は物陰に隠れていて両親にもなかなか姿を見せません。エサと水はそっと食べていたようですが・・・

それでも1か月もすると両親にやっと慣れてきました。

一部屋の独身寮と違って両親の家は広く、2階もあります。伸び伸びとした環境がお気に召したようです。なにしろリンちゃん専用の部屋があります。いたずらが過ぎて、部屋の柱や扉に引っかき傷をいっぱいつけるのは困ったものですが・・・

それでも両親以外にはなかなか気を許すことはなく、私が帰省しても最初の頃はほとんど姿を見ることはありませんでした。

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最初の頃、私が近づくと、テーブルの下に逃げ込んでしまいました

2014年5月撮影

でも両親についてはよくなつき、両親が農作業から帰ってくると、窓のそばでお迎えをするようになりました。

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今日も両親をお迎え

2017年1月撮影

リンちゃんの食事の世話やしつけは母が担当、父はただ可愛がるだけなので、必然的に父の方によくなつきました。

父もそれが嬉しいようで、リンちゃんの姿が見えなくなると、よく探し回っていました。

晩年は父も農作業をやめ、家にいることが多くなったことから、リンちゃんが唯一の友達だったのでしょう。

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ちょっと凛々しい顔のリンちゃん

2017年1月撮影

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縁側に置かれた椅子でくつろぐリンちゃん

2017年1月撮影

近所の人にもリンちゃんのことをよく自慢していました。

父とともに天に召される

リンちゃんが両親の家で暮らし始めて5年を経過した2019年初め、父は呆けが激しくなり自宅で世話をすることが困難になったことから、施設の世話になることになりました。

リンちゃんともお別れです。

父が施設に移って以降、リンちゃんも心なしか元気がなくなったようでした。

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心なしか、やや寂しげなリンちゃん

2019年3月撮影

その年の6月末、急に体調が悪くなり獣医さんに診せるともう寿命と診断され、数日後には天国に召されました。

それから1か月ちょっと、父も8月初めには91歳で老衰により天寿を全うしました。

父の棺にはリンちゃんの写真を添えておきました。

リンちゃん、父と遊んでくれてありがとう。

あれから2年、父とリンちゃんは天国で一緒に遊んでいるかな・・・

ネットを検索して知ったのですが、アメリカンショートヘアの背中の模様は天使の羽根に見えるそうです。

リンちゃんの背中の模様まではしっかり確認しませんでした。私は最後まで抱っこなんかさせてもらえませんでしたから・・・

父は特別だったんでしょう!

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背中が見える写真はこれだけ