飲み込む力が弱くなった
先日、妻の食事量が減り介護食で悩んでいることを書きました。
飲み込む力が弱っていることが問題で、薬も大粒のものは飲むのに苦労している状況です。
一部の薬は粉末に替えてもらいました。
宅配の介護食は3件試しましたが、細かくきざんで食べやすいように工夫されているものの、あまり箸が進みません。
キューピーのレトルト介護食も試しましたが、こちらも食が進まず救世主とはならないようです。
ただ、朝はトースト8枚切1/2、果物、ヨーグルト、スキムミルクの組み合わせでほどほどに食べてくれます。
トースト以外は水分が多く飲み込みやすいのがよいのかもしれません。
問題は昼以降、極端に食事量が落ちます。
試した介護食も解決にはならないので、やむなくドラッグストアの介護食コーナーでこれを買ってきました。
あなたのチカラになれる栄養がある。明治メイバランス|株式会社 明治 (meiji.co.jp)
明治メイバランス。必要な栄養素が一度に取れるうえ、ドリンクタイプで摂取しやすいのが魅力です。
いろいろな味がありますが、ヨーグルト味であれば、おいしそうにに飲んでくれました。(スープ味は不評でしたが・・・)
ただし、1個200円以上しますし、1日1個では足らないのがネックです。
主治医の先生に相談すると
今週、大学病院の主治医の先生に診てもらう機会がありました。
妻は今、右足が大きく膨れていますが、これも食事の摂取量が少なく必要な栄養が取れていないことに起因するようです。
これはまずいということで、先生が薬の処方をする中で、栄養補給のため経腸栄養剤を入れてくれました。
経腸栄養剤エンシュア・Hです。
経腸栄養剤「エンシュア・H」 (nutritionmatters.jp)
アボット | 製品情報 | エンシュア®・H (abbott.co.jp)
味はバニラ、コーヒー、バナナ、黒糖、メロン、ストロベリー、黒糖、抹茶があります。
とりあえず、コーヒー味、バナナ味、メロン味を処方してもらいました。
1缶250ml、1日2缶が処方量です。
下記サイトによれば成人の1日当りの標準量は1000~1500ml(4缶~6缶)ですから、残りは食事で必要栄養を補給することになります。
飲用してみると結構飲みやすいようで、これなら続けられそうです。
副作用として下痢があげられていますが、飲んでから妻も下痢っぽくなりましたので飲み方に注意が必要そうです。
とはいえ介護食で苦労している今、貴重な援軍となりそうです。
問題は薬とはいえ缶に入った液体ですから、持ち運びが重いこと。
今回は1か月分処方してもらいましたが、薬だけで250×30×2=15kgになります。
薬を出してもらう薬局から自宅迄200mもないのですが、重くてかさばるため一度では運べず、3回に分けて運びました。
今回は1か月分ですが、通常は6か月分処方されるので、対応を薬局と相談しておかねばなりません。
とりあえず、介護食問題に光明が見えてきたので、昼食、夕食をどうするか工夫してみたいと思います。