リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の70歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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訪問診療を勧められた!

主治医候補を探せ

13日(月)、妻を介助し大学病院を受診した際、関節リウマチの担当医からこう言われました。

「奥さんの体の状態からみて、病院にたびたび通院するのは大変でしょう。

自宅を訪問してくれる主治医をつくりませんか。

よければ私から紹介状を書きます。」

何やら唐突な話ですが、確かに妻を大学病院に通院させるのは結構大変です。

タクシーに車いすごと乗せるのは運転手さんに負担を掛けますし、往復のタクシー代は7,000円くらいかかります。病院では結構待たされますし、紙おむつをしていますから、用便したら始末が大変です。

主治医の件については先日のブログで触れた通りで

主治医は誰? - リタイアおじさんのシニアライフ (hatenablog.com)

大学病院の先生は厳格には主治医に該当せず、日常的に経過観察してもらう医師が必要です。また大学病院は小回りが効かないため交換用の導尿カテーテルすら簡単には出してもらえず、診断書を依頼しても出来上がる迄に1か月以上かかります。

こうしたことからリウマチ担当医の話に二つ返事で了解しました。

問題はどの医師にお願いするかということですが、看護師を派遣してくれている事業所に問い合わせてみたらとのことです。

早速電話しましたが簡単には繋がらず、1時間くらいしてやっと連絡がついたと思ったら、ケアマネージャーと相談しないと簡単には紹介できないとの返事でした。

担当医に少し時間をくれないかとお願いすると、次の受診日(3か月後)になってもいいかとの返事でした。カテーテルの交換(1か月毎)もあり、そういう訳にもいきません。担当医は大変忙しい先生なので、その場で決めないと後が大変です。

すると先生から二つのクリニックの候補があり、どちらかで紹介状を書いておくので、それでよいかとの話がありました。どうしても他のクリニックがよいというなら、また紹介状を書いてくれるということです。

候補のクリニックはどちらも知らないので、先生に選んでもらって紹介状を書いてもらうことになりました。

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自宅に戻った後、ケアマネージャーさんに連絡しました。ケアマネージャーも訪問看護事業所から連絡を受けていたらしく、候補先のクリニックをいくつか聞いているようです。

私が紹介状のクリニックの名を伝えると、リストには入っているようでしたが別のクリニックの方が医師がやさしくてお勧めとのことでした。

ただ、紹介状の書き直しは担当医が了解しているものの、大変忙しい先生で結構時間がかかりそうです。訪問看護事業所も紹介されたクリニックとはそれなりに接点があるようで、紹介されたクリニックにお願いすることでケアマネージャー、訪問看護事業所とも了解しました。

訪問診療とは?

紹介されたクリニックを早速ホームページで調べると、主として訪問診療を行うクリニックとあります。

私は医師が患者の自宅を訪問して診療するとなると「往診」しか頭にありませんでしたが、「訪問診療」という医療サービスがあるようです。

jvmm.jp

このサイトによれば「訪問診療とは計画的な医療サービス(=診療)を行うことです。」とされています。

一方、「往診とは通院できない患者さまの要請を受けて、医師がその都度、診療を行う事」です。

1週間ないし2週間に1回の割合で定期的、且つ、計画的に医師が訪問し、診療、治療、薬の処方、療養上の相談、指導等を行ってくれるようです。

緊急時にも訪問診療に対応してくれるようで、まさに主治医(かかりつけ医)としての役割を果たしてくれそうです。

費用については下記サイトに概算が記されています。

homedi.eisai.jp

健康保険で対応できるようです。通院よりは割高かと思いますが、車いすでしか移動できない人にとっては交通費や手間を考えれば、払う価値はあると思います。

なお妻の場合は障害者手帳3級を持っていますので、自己負担分は名古屋市が払ってくれますが、介護保険認定があるため、「居宅療養管理指導」の費用として1ヶ月約580円が必要なようです。

とりあえず21日にはクリニックの事務担当者が自宅に来られて説明を受け、24日にはクリニックの医師が最初の訪問をする予定です。

大学病院についても関節リウマチの3か月に1度の診断など定期的な受診は必要ですが、医師が定期的に自宅を訪問し、妻の状態を観察してもらえるのは大変ありがたいことと感じております。