母までは手が回らない
父の命日(8月8日)に実家(浜松市)に顔を出した際、母の今後について話をしました。
母は7月に要支援2の判定を受けています。
妻に続いて母も要支援に - リタイアおじさんのシニアライフ (hatenablog.com)
その時には、今後の介護について地域包括支援センターに一緒に相談に行くことで話がつきました。
その後すぐ、愛知県と静岡県にも非常事態宣言が出され、実家に顔を出すことが困難になりました。
こちらでも妻が入院、退院後は訪問看護等の在宅介護で母のことまでは頭が回らない状況でした。
母にケアマネをつけたいが・・・
10月に入ると全国的に非常事態宣言が介助され、移動の制限がなくなりました。
妻の介護は在宅介護の体制ができ回りだしたので、母のことも考えなければなりません。
8月時点では地域包括支援センターに居宅介護支援事業所を紹介してもらい、ケアマネさんをつけようかと考えていました。母の状態が悪くなった場合、要介護への変更申請や施設入所の手続きがスムーズにいくのではないかと考えたのです。地域包括支援センターでも所属の主任ケアマネージャーさんがケアプランを作成してくれますが、その後のフォローには限界があります。
ところが、非常事態宣言が明けても妻の介護でウィークデイは家を出られない状況では変わらず、娘に休暇を取ってもらわないと、実家に顔を出して母とともに地域包括支援センターに行くことはできません。
残念ながら娘の仕事は年内多忙を極めるため、休みは簡単に取れません、
1回だけなら何とかなるかもしれませんが、居宅介護事業所を紹介してもらうとなると更に何回か実家に行かねばなりません。
娘が何度も休みを取るにはまず無理です。
もう一つの問題は、母を受けてくれる居宅介護支援事業所があるかどうかということ。
どうも積極的に介護予防ケアプランを受託しようとする居宅介護支援事業所はあまりなさそうです。
居宅介護支援事業所にとっては母のような要支援2の人を引き受けるより、妻のような要介護5の人を受け入れた方が経営的にメリットがあるようです。
とりあえずは弟妹に様子をみてもらうことに
ということで、今動くことは難しく、かつうまくいくかも分からないので、とりあえず今まで通り一人暮らしの母の様子を弟妹にウォッチしてもらうことにしました。
すぐ近くに住んでいる妹には母の食糧費として月3万円を渡しています。
弟には母のところに週末顔を出してもらい、何かあれば連絡してくれるよう改めて頼んでおきました。
母は父の逝去後、しばらくは精神的に不安定な面が見られたものの、このところは安定しているようです。
私としてもなかなか顔を見せられないので、弟が母の家にいる時、私と弟とのLINEのビデオ通話に母も出るようにして、話をしようということになりました。
先週の日曜(3日)には初めてのビデオ通話で母の元気なところを確認できました
妻が委託しているケアマネさんが、「90歳になっても呆けない人は認知症にはならないよ」と言っていましたので、その言葉をしばらくは信じようと思います。