リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の70歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

にほんブログ村 シニア日記ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村 よろしければ上記バナーのクリックをお願いします

もし、離れて暮らす母が要介護になったら

90歳の母の介護を考える

浜松市で暮らす母は要支援2とはいえ、90歳になってもまだまだ元気です。

ただ、いつまでも今の状態でいけるわけではありません。

いつ認知症が始まっても不思議はありません。思うように動けなくなるかもしれません。

そうなった時にどうするか、今のうちに考えておく必要があります。

私の場合は遠距離介護となります。

下記のサイトを参考にしました。

www.minnanokaigo.com

goodlifesenior.com

私の場合、要介護5の妻を抱えていますから、実家との往復は頻繁にはできません。

ただ、近くに妹夫婦、弟が住んでいて、私との関係は悪くありませんから、ある程度のサポートは頼めます。

ただ、私が長男として最終的には介護をせざるをえません。親の資金がなくなれば、介護費用は私が全額負担するつもりです。

これを考えると、実行可能な選択肢は次の三つです。

  1. 浜松の実家で介護。弟か妹に対応してもらう。
  2. 実家の近くの施設に入居させる。
  3. 名古屋に呼び寄せたうえで、施設に入居させる。

実家で介護はハードルが高い

妻が要介護状態になる前は、私が遠距離介護をすることも視野に入れていました。現状は妻の介護で精一杯です。

介護費用は私が出す予定ですが、介護は近くに住む弟か妹にお願いしなければなりません。今でも二人で面倒をみてくれているのですが、介護となるとケガレ仕事もしなければなりませんから、引き受けてくれるかどうか分かりません。仮に引き受けてくれたとしても、本格的な介護は二人とも未経験ですから最終的に私のところにお鉢が回ってくる可能性は十分あります。

介護度が低い段階で、施設に入れるまで介護をお願いするのが精一杯かと思います。

もう一つの問題は実家の構造です。実家は典型的な農家で、床面積は広いものの床が高く、和室がほとんどで、バリアフリーとは程遠い構造です。車いすを使うためには大規模な改修が必要で、介護保険では到底賄いきれません。

実家近くの施設に入るのが一番だが

最も現実的なのは、要介護と判定されたら地元の介護施設に入ってもらうことです。実家の近くには安い料金で入れる施設があり、母も見学しています。

問題は母が要介護状態になってすぐ入れるかどうかです。キャパシティが小さいので何年か待たされると困ります。遠距離介護をしているというケースに対しては、生活状況を考慮されて入居の優先順位が高めになる傾向があるようなので、そこに期待したいところです。

待たされるようならすぐに入れる施設を探さねばなりませんが、ケアマネージャーさん頼りとなります。離れているためコミュニケーションが頻繁に取れないことがネックとなります。

あと、施設に入れても一定の訪問は必要となりますが私が顔を出せるのはせいぜい月1~2回程度で、あとは弟や妹に頼まなければなりません。どこまで引き受けてくれるかは、今後の話し合い次第です。

名古屋の施設に入れるのも検討の余地

最後の選択肢が母親を名古屋に呼び寄せて、施設に入ってもらうことです。

年老いて地元を離れるのは母としてもつらいでしょうが、きちんと話せば理解してくれる人なので、これが最善ないしはこれしか方法がないということであれば、納得してくれる可能性は高いと思います。

施設の費用が高くなるのもつらいところです。ただ、実家を売却して資金を捻出することもでき、特に心配してはいません。私が相続したので、母が痴呆になっても処分に問題はありません。母に万一のことがあれば実家は空き家になって管理が大変なので、売却して母の介護費用に充当することは理にかなっていると考えています。

施設探しについては、妻がお願いしているケアマネさんにアドバイスをお願いすれば知恵を貸してくれそうです。コミュニケーションを頻繁に取っていますので、やりやすいのがメリットです。

もう一つのメリットは弟、妹の力を借りなくてすむこと。兄弟とはいえ、頼み事には神経を使います。

その分私の負担が重くなりますが(妻と母のダブル介護)、実家近くの施設に入れても時々顔を出さねばなりません。

名古屋の施設であれば、妻のデイサービスの日や娘が休みの土曜、日曜に顔を出せばよく、近場なのでこちらの方が体は楽です。

施設とのコミュニケーションを取りやすいというメリットもあり、名古屋の施設に入れることも視野にいれておこうと思います。

母親の状態をみるとまだ時間はありそうなので、情報を集めながらその時に備えようと思っています。