一転して老人ホームに入るのは嫌だと・・・
母親が老人ホームに入る話の続きです。
ブログにも都度書いていますが整理すると
11月7日 母から私の電話があり、すぐに老人ホームに入りたいとのこと
11月8日 弟に電話し状況を確認
母の意思は強いとのこと、弟妹も老人ホームに入ることに理解を示す
11月10日 昨年申込書を提出してあった老人ホームに電話、空きがあることを確認
11月13日 母と弟が老人ホームを訪問、手続き完了次第入居することで合意
11月20日に私がホームを訪問し、印鑑証明を添えて保証書に押印の段取りとなっていました。
という次第で、老人ホーム入居に向けて進んでいたのですが、昨日(15日)弟から電話があり
「老人ホームに入るのは嫌だ」
とごねているというのです。
理由は実家に戻ることが困難だということです。
今はコロナ禍でホームに入所している人の外出は厳しく制限されています。
家族の面会も今は15分はできるようになりましたが、コロナ禍の中では一切できませんでした。
感染対策をするうえで、当然のことです。
このままコロナが収まれば、来年以降は外出ができるかもしれませんが、今問われればホームとしても外出はできませんと答えざるをえません。
母はそれがつらいようです。
結構魅力的なホームなので・・・
まだ契約は完了していませんから、断ることは難しくありません。
ただ断ると、当然ながら空いた部屋はそのうちに埋まってしまい、今度はいつ入れるか分かりません。
それにこの施設は調べてみたら結構魅力的です。
〇要支援で入れる
自立・要支援で入れる老人ホームは少なくありませんが、要介護で介護度の高い方が優先されるようで、要支援ではなかなか入れません。(介護度の高い人を受け入れた方が、ホームの介護保険収入が増えます)
このホームも要介護の人が大半ですが、要支援でも受け入れてもらえます。
〇月額費用が安い
介護付有料老人ホームの月額費用は15万円~30万円が相場ですが、このホームは月額費用15万円+介護保険負担で入居できます。
〇入居一時金が不要
通常は数十万円から数百万円程度かかるのが一般的とされる入居一時金がこのホームではかかりません。
〇介護付きの老人ホームである
サービス付き高齢者住宅なら費用も安くなりますが、スタッフによる「安否確認」と、「生活相談」がついているだけで、介護サービスは自分で手配しなくてはなりません。介護度が高くなると退去を要請されることもあります。
このホームは看取りまでしてくれます。
〇居室面積が広い
紹介された部屋は30㎡以上の広さのある一人部屋です。若干料金は高くなりますが、たまたまこの部屋だけが空いていました。
有料老人ホームの基準からみても(最低13㎡)、結構な広さです。
母はまだ自分で歩けますから、広い方が過ごしやすいと思います。
利用料金が高額な老人ホームと比較しても、居室面積は劣りません。
第2回 高齢者住宅の居室面積 | タムラプランニング&オペレーティング
〇実家と近い
実家から1km程度です。管理人のお母さんは母の妹の同級生のようです。
話し相手や話題には事欠かないようで、過ごしやすいと思います。
週末に母を説得に行くことに
ということで、これだけ条件の揃ったホームはなかなか見つかりません。
母親も90歳で足腰も衰えているようですから、いつ何時介護が必要な状況になっても不思議はありません。
私が実家に戻って介護することは困難ですから、介護施設に入所してもらわねばなりませんが、その時簡単に介護施設が見つかるか分かりません。
そこで週末(20日)に実家に行き、母と話をすることにしました。
老人ホームに入りたいと言ったのは母の方なので、話せば妥協点が見つかるかもしれません。
問題となっているのは一時帰休の件なので、コロナが終息すればまたできるようになります。
母は耳が遠いので、どこまで話を理解してくれるか不安ではありますが・・・