最近気になった介護機器の話題を2件
排泄センサー
こちらは週刊朝日の記事です。
センサーを使って、見守りから排せつのサポート、危険の察知まで、介護の現場で進化する技術を使った機器の紹介です。
その一つがDFree。「まだ大丈夫」「そろそろ」「出たかも」などと、排尿のタイミングを教えてくれる排せつ予測機器です。
記事によれば
500円玉よりひと回りほど大きい装置を、専用の装着シートで下腹部に貼り付けておくと、スマホなどを通じ、尿がどのくらいたまっているかを10段階で教える。鍵を握るのが、装置内の四つの超音波センサー。上下4方向からそれぞれ超音波を発し、その跳ね返り具合から、ぼうこうの膨らみ具合を測る。ぼうこうは水風船のように伸び縮みする。その大きさや位置を調べることで、たまった尿の量がわかる。
と書かれています。
こちらがメーカーのホームページ
川崎市のホームページにも記載されており、介護の現場でも使われているようです。
妻は今、膀胱留置カテーテルを装着しており、尿の排泄予測の必要はありません。
ただ今後カテーテルが外れるようになれば(希望的観測ですが)、このセンサーは役立つと思います。
カテーテルを使う前は妻に夜何度もトイレのための起こされていました。夜何度も起こされるのは介護する方もかなりきついのです。カテーテルが外れるのは嬉しいですが、別の問題を抱えることになります。
センサーで感知できれば、夜間介護でのオムツ交換のいわゆる空振りが減り助かります。
価格は個人で買うと価格は49,500円。Amazonでも買えます。
妻のカテーテルが外れる頃に、介護保険でレンタルできるようになると嬉しいのですが・・・
週刊朝日の記事では、もう一つ寝ている人の状態を調べられるセンサーを紹介しています。
眠りSCAN(スキャン)というマットレスの下に置いたセンサーが体動を感知し、眠っているのか起き上がっているのか、といった状況のほか、心拍数や呼吸数までわかる機器です。
眠りSCAN | ベッドオプションパラマウントベッド株式会社 | PARAMOUNT BED
こちらの方は今レンタルしている介護ベッドとマットレスの機能が使いこなせていないので、できることを調べて活用することをまずすべきかと思います。
歩行訓練ロボット
こちらは歩行訓練ロボット「クララ」の記事です。
クララ(curara)は加齢や事故、病気などによって歩行が難しくなってしまった人のための歩行トレーニングを目的としたロボットで、関節角度センサーと加速度センサーを利用し、利用者の歩行速度や歩幅を計測できます。介護施設や病院、自宅での機能訓練や歩行リハビリをサポートできるようです。
妻はリハビリで歩行訓練中ですが、これを使って自力で歩けるようになったら嬉しいです。家の中だけでも歩ければ十分です。
ただ費用は月額レンタル形式で、フルセット(股関節・膝関節用)が月額73,700円、ハーフセット(股関節用)が月額52,800円と高額です。
こちらに書かれているように介護保険が適用されて、介護機器としてレンタルされることを期待しています。
今通っているデイサービスセンターで導入してくれないかな・・・
「クララが立った」ならぬ「お母さんが(自力で)立った」と言える日が来ると嬉しいのですが・・・
センサーにしてもロボットにしても日進月歩で技術進歩が進んでいます。
排泄センサーや歩行訓練ロボットももっと使いやすくなって普及が進むかもしれません。そうなれば介護機器としてレンタルされる可能性も高まります。
それ迄、妻のリハビリをコツコツと続けていこうと思います。
意外に早く救世主の機器が登場するかもしれません。