朝昼晩ホットタオル
妻は自力で歩くことができません。
そもそも支えを持っていないと(ないしは誰かが介助しないと)僅かな時間でも立っていることができません。
手を洗うということは両手を支えから離さないといけませんから、妻は一人ではできません。
トイレの後は私が妻を車いすに乗せて洗面台に連れて行き、私が体を支えている間に妻が石鹸を手に付け洗っています。支える方も結構神経を使います。
このため、それ以外の場合は手洗いにホットタオル(蒸しタオル)を使っています。
タオルを水で濡らしてくるくると巻き、ラップで包んで約1分レンジで温めれば完了です。ホットタオルの作り方は訪問看護師さんに教えてもらいました。
訪問介護が始まった時、妻はトイレで用を足すことも、シャワー浴もできない状態だったのでホットタオルが大活躍しました。
今は起きた時、昼食前、優勝前にホットタオルをつくり、妻が洗顔や手拭きをしています。手軽に作れるので重宝しています。
ホットタオルは医療機関(皮膚科、リハビリ科、産婦人科、整体鍼灸、等)、介護施設などで使われているようです。
美容効果だけでなく、殺菌効果もあるようです。
タオルを電子レンジで殺菌!嫌な臭いを簡単に消臭する方法-ブログ一覧 (kadoya.co.jp)
膀胱留置カテーテルの管理
妻は膀胱留置カテーテル(膀胱から直接尿を排出するために、尿道を通って、膀胱に長期間入れておく器具)を常時使用しています。
感染(細菌の侵入)の原因にもなりやすいため取り扱いには注意が必要です。
膀胱留置カテーテルを挿入された方へ (u-fukui.ac.jp)
畜尿バッグは妻が朝起きた時と夜就寝する前に必ず捨てています。(トイレに流す)
その際捨てた尿の量を記録しています。(訪問看護師さんからの指示です。)
排尿量の管理は看護師さんの重要なチェックポイントのようで、訪問時に必ず確認しています。訪問医の先生も診療の際にチェックしています。
感染防止のため、水分をしっかり摂り、尿の停滞を防ぐことが大切なようです。看護師さんは1日の排尿量が1,000ml以上あるか目安にしているようです。
チューブも常に監視しています。血尿が出てくることは稀ですが、不純物は時々出てきます。
写真に撮っておき、看護師さんに対処を相談しています。
過去には数時間尿が出てこなかったことがあり、その時は緊急対応で訪問看護師さんに来てもらい、カテーテルを交換してもらいました。
水分の補給
妻は水分をしっかり摂ることが大切なので、水分補給には気を使っています。
妻は自力で歩けないので、私が1時間おきくらいに水分補給を手伝っています。
今は冬なので、熱いお湯をカップに入れて渡しています。
妻はそれを少しづつ飲んで、水分を補給しています。
妻に限らず健康な人も水分補給は大切です。
体の中の水分が不足すると、熱中症、脳梗塞、心筋梗塞など、さまざまな健康障害のリスク要因となります。
上記厚生労働省のサイトでは1日2.5Lの水が必要とされています。私も妻と一緒に水分を補給するよう心掛けています。
妻と一緒に体操
妻の通うデイサービスでは午前中に体操の時間があります。
妻はこれに刺激を受け、NHKのテレビ体操を録画し、毎日体操をするようになりました。
録画しているのはみんなの体操とラジオ体操第2です。
せかっくなので私も一緒に体操することにしました。
実際に体操してみると健康な人でもシニア世代には結構な運動量です。
健康維持には最適かと思います。