リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の70歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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ショートステイの活用

介護者が体調を崩したらショートステイを活用

妻の在宅介護を初めて、もう少しで半年になります。

訪問看護、訪問リハビリ、訪問医療、デイサービスを組み合わせて使っています。

妻は車いす生活ですから、トイレ等日常のことは全て介助が必要で、私が家を出るのは短時間にとどめています。

ただ、私が体調を崩すと、日常の介護をする人がいません。土日であれば娘に頼めますが、平日は仕事を休ませる訳にはいきません。

こうした時にはショートステイを利用するこになります。

www.cocofump.co.jp

ショートステイとは、自宅での介護が一定期間できなくなった際に、その期間だけ被介護者が老人ホームや介護施設に入所することを言います。

ショートステイは最短1日から1日単位で利用でき、食事・入浴・介護などのサービスを受けることができます。

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ショートステイが必要になる場合として、上記サイトでは次のことを挙げています。

介護側

介護をしている家族が体調を崩した時
介護者が旅行などに出かけることになった時
仕事や冠婚葬祭などで介護者の都合がつかない時
介護者が心身の疲労を感じて休息を得たいと思った時
介護される側

利用者(被介護者)の病状が悪くなった時
ヘルパーが来ない日が一定期間続く時
施設に入居した時のイメージを掴んでおきたい時
孤独を感じた時

私が体調を崩した時はもちろんですが、介護疲れが出てきた時のリフレッシュにもよいかもしれません。

ショートステイには、短期入所生活介護老人短期入所施設特別養護老人ホーム等)・短期入所療養介護(介護老人保健施設、療養病床のある病院や診療所等)・それ以外のショートステイの3種類があり、短期入所生活介護・短期入所療養介護には介護保険が適用されます。有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などが実施している有料ショートステイ介護保険が適用外です。

短期入所生活介護(ショートステイ)とは | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)

短期入所療養介護(ショートステイ)とは | 健康長寿ネット (tyojyu.or.jp)

ショートステイの利用可能期間は最短で1日から、連続利用の場合は30日間まで利用可能です。ただし、介護保険の適用範囲内で利用する場合は介護度の応じて少なくなります。

ショートステイの費用

最初に引用した学研のサイトによると1日当たりの費用は3,000円~8,000円が相場のようです。

妻がショートステイを利用する場合を想定して、ホームページ等から自宅近くの施設の1日当たりのおおよその費用を調べたのが下表です。老健老人保健施設、特養は特別養護老人ホームの略です。サービス加算等ここに含まれていない費用もあります。施設利用料は要介護5。

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1日5,000円プラスαというところでしょうか。

なお、老人保健施設特別養護老人ホーム等でショートステイを利用した場合、居住費(滞在費)・食費については、 本人の所得や世帯の課税状況等によって利用者負担段階が設けられ、その段階と居住環境により、居住費(滞在費)・食費の負担の限度が決められます。

www.kaigo-wel.city.nagoya.jp

世帯全員が住民税非課税世帯で、かつ預貯金が単身で500万円以下(夫婦では1,500万円以下)でないと適用対象外です。ハードルはかなり高いといえます。

予約が取りずらいのが難点

ショートステイは人気が高くなかなか利用できないこともあり、特に緊急時は選んでいる余裕はないのが現状のようです。2~3か月先まで予約がなかなか取れない施設もあるようです。

まだ先でよいので、ケアマネージャーさんと相談し、近場の施設で妻にショートステイを体験させてみようと思います。

デイサービスも3か月以上続けているので、ある程度勝手はわかると思いますが、宿泊しなければならないので体験しておくことは重要と思います。突然利用するとなると不安もあるでしょうし、勝手も分かりません。

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初めてショートステイを利用する場合は、老人ホームの担当者と事前に面談もあるようです。

いざという時に備え、事前にいろいろ調べておいた方がよいようです。もちろんケアマネージャーさんとの連携も重要です。