リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

にほんブログ村 シニア日記ブログ
にほんブログ村 にほんブログ村 介護ブログ
にほんブログ村 よろしければ上記バナーのクリック(タップ)をお願いします

実家の解体も費用がかかり・・・

実家の賃貸や売却は難しそう

父から相続した実家ですが、母が老人ホームに入り、今年から空き家となりました。

母が老人ホームに入って3か月が経過しましたが、なじんでいる様子ですので、また実家に戻るということはなさそうです。

それでも、たまには家に一時帰宅することもあるでしょうから(今は外出禁止ですが、コロナ禍が落ち着けば解かれる見込みです)、しばらくはそのままにしておく予定です。

とはいえ、私を含め子供たちも実家に住む予定はありません。

人が住まねば家はすぐに老朽化してしまいます。固定資産税を含め管理コストもかかりますし、火災等のリスクもあります。

news.yahoo.co.jtaimunnguタイミングをみて対策を講じなくてはなりません。

上記サイトにあるように、まず考えられるのは賃貸か売却です。

問題は借り手や買い手が見つかるかということですが、簡単ではありません。

実家は建築面積は広いですが、住みやすいという訳ではありません。

しかも築後30年以上経過しており、老朽化も目立っています。

賃貸の場合はリフォームすることが考えられますが、採算が合うかは疑問です。

実家を解体すると費用は?

一方、売却の場合は時間をかければ買い手が見つかる可能性があります。

田舎ですが実家は市街化区域にあり、売却は可能です。

ただ何年も待たなければならないかもしれません。実家の周りで戸建ての家が売買された事例はあまりないようです。

時間がかかればかかるほど空き家の管理リスクが高まりますので、家を解体することも考えておかねばなりません。ただ解体には費用がかかります。

news.yahoo.co.jp

上記サイトには家の解体費用がでており、木造住宅だと坪当たり4万円くらいかかるようです。

実家の建物の床面積は152㎡ですが、別に82㎡離れ(未登記)があります。合わせて71坪ですから283万円くらいの解体費用がかかることになります。

f:id:koichi68:20220407132840j:plain

固定資産税課税通知より

更に軽量鉄骨造りの小屋があります。簡易構造で面積も狭いですからそれほど費用はかからないと思われます。

とはいえ全部合わせれば解体費用は300万円を超えそうです。

固定資産税評価額(348万円)とあまり変わらない解体費用がかかることになります。

更に廃物処理費用がかかる

上記サイト(親が残した実家が空き家に)には更に廃物処理費用がかかる旨のことがコメント欄に出てきます。

そこで廃棄物処理費用を調べると、これが結構無視できません。

blog.kaitai-guide.net

実家は本屋と離れがあるうえ、小屋(農機具等をいれていた)まであります。収納容量が極めて大きいので、持ち物も一杯です。

私自身は何回も引っ越ししているので、その都度不要物を整理しており、持ち物はあまりありません。そもそもマンションの収容量はごく僅かしかありません。

これに対し実家は引っ越しもなく、収納容量も大きいので捨てずにずっとモノを持っています。(価値のあるものはありませんが・・・)

ふとんだけでも10人分以上あります。古い家具もいっぱいあります。

更に農家ですから農機具も残っています。

これらを解体の際に解体業者に処分してもらうと産業廃棄物となり、解体費用並みのお金がかかるようです。

自分で処理できるものは、可能な限り自分で処理した方がいいようです。

まずは実家の持ち物を全部点検し、リストを作らないといけません。

これだけでもかなり時間と手間を要しますが、更に計画的に処理していくとなると何倍もの時間と手間が必要です。

こう考えると、実家の解体も安易には行えません。

全国で空き家が急増しているのもわかる気がします。

とはいえ社会に迷惑をかける訳にはいかず、私が生きている間に何とか解決するつもりではあります。