リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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母が皮膚がんと診断された

手術の判断を求められた

一昨日(4月18日)、母が入所している老人ホームから電話がかかってきました。

できものがあるので、病院で診察してもらったところ皮膚がんと診断されたというのです。

病院側は手術を勧めたようですが、母は「もう年だし、手術はしたくない」

と拒否したようです。

老人ホーム側も、このままがんが進行すると老人ホームでは面倒が見れなくなることを懸念しています。

5月2日午前10時から病院で説明があるから同席して欲しいとの依頼を受けました。

その席で手術をするかしないかの判断を求められるようです。

皮膚がんとは何だ!

そもそも私には皮膚がんと言われてもピンときません。

皮膚がんにかかる患者数は日本人がかかるがんのうち、上位10位にも入らないようです。

皮膚腫瘍 | 希少がんセンター (ncc.go.jp)

皮膚がんとは、下記サイトによると

皮膚がんとは皮膚を構成する様々な細胞が慢性的な刺激によってDNA損傷を修復することができずに発生する細胞の制御不能な成長です。慢性的な刺激とは、紫外線曝露、ウイルス感染、外傷(ヤケド、怪我)、放射線治療などであり、傷ついた細胞の修復が追いつかなくなると、ある時突然に「がん」が発症します。

と書かれています。

少々分かりづらい表現ですが、からだの表面にできる「がん」と考えておけばよさそうです。

www.nms.ac.jp

皮膚がんはからだの表面にできるため、早期発見が可能なようです。

とはいえ放っておけばたのがんと同様にリンパ節や内臓に転移して死に至るようです。

皮膚がんのおはなし | 鳥取大学医学部附属病院 (tottori-u.ac.jp)

上記サイトによれば、皮膚がんの要因で最も多いのは紫外線の影響のようです。母はつい最近迄太陽の下で時々農作業をしていましたから、じわりと影響が積もっていたのかもしれません。

皮膚がんにもステージがあり、がんの進行度により、0期、Ⅰ期(A、B)、Ⅱ期(A、B、C)、Ⅲ期、Ⅳ期に分かれているとのことです。

www.ganchiryo.com

ポイントは、リンパ節への転移があるかどうか、がんの厚さはどうか(基準は1mm、2mm、4mm)、潰瘍があるかどうか、他の臓器(皮膚以外の部位や臓器、皮下など)への転移があるかどうか、です。診断された病期によって治療方法が決まるようです。

上記サイトにはステージ毎の生存率が記載されています。

皮膚がんのステージ毎の生存率(上記サイトより)

早期に治療すれば生存率は高いようです。

皮膚がんの治療法は?

上記サイトによると、皮膚がんの治療法は

手術

抗がん剤

放射線療法

免疫療法

陽子線療法

があるようですが、基本的には手術となるようです。

母も手術を勧められています。

手術自体はそれほど心配するほどのものではなさそうです。合併症や副作用もゼロではありませんが、リスクは小さそうです。

2.皮膚がんの治療について|がんの先進医療|蕗書房 (gan-senshiniryo.jp)

入院日数もこちらのサイトでみると1~2週間で済みそうです。

診療内容詳細 - 独立行政法人国立病院機構 長崎医療センター (hosp.go.jp)

病院で状況を確認し、手術をする方向で母に話をしないと・・・

現時点では、母の病状についての情報が少なく、拙速な判断はできませんが、上記の情報を総合すると手術をした方がよさそうな気がします。

5月2日に病院でしっかり説明を受けたうえで、手術をするかしないか判断し、母と話をしようと思います。

母が手術を拒否しているのは延命治療と勘違いしている可能性もあり、きちんと話をした方がよさそうです。

問題は妻を誰かにみてもらわないと、私が浜松の病院迄行くことができません。

とりあえず段取りを整えているところです。