母も要介護になりそう
昨日母が入居する老人ホームから電話があり、どうやら要介護に認定されそうとの連絡を受けました。
母は昨年7月に要支援2との判定を受けました。
妻に続いて母も要支援に - リタイアおじさんのシニアライフ (hatenablog.com)
認定の有効期間が今年の6月30日となっており、1か月以上前に認定の更新申請をしてたようです。
ちころが認定の実地調査(ヒアリング)が延び延びになっており、今週やっと実施されたとのことでした。
老人ホーム側としては経営上の観点からは要介護認定されることを期待していたようですが(介護報酬が増える)、痴ほうの兆候は全くなく、何とか歩くこともできるため要支援の認定が維持できれば十分という考えのようでした。
さすがに要支援の認定すらなくなると、退去を要請される可能性もあります。
今週の調査では母が91歳と高齢で足腰も弱っており、一人暮らしは困難な旨を力説したようです。
その結果、どうやら要介護に認定されそうな感触を得たようです。
母が要介護になると
母の介護判定結果は来月通知されるので、現時点では母が要介護判定を受けるかどうかは不明です。
もし要介護判定を受けるとなると、母の老人ホームでの介護保険サービスの内容が変わってきます。
母の入居している老人ホームは介護付き有料老人ホームで、特定施設入居者生活介護サービスが受けられます。
母は要介護2ですから、今は「介護予防特定施設入居者生活介護」サービスが提供されています。
母が要介護と判定されれば「特定施設入居者生活介護」サービスが受けられることになります。
ただし、その分費用の自己負担も増えてきます。
現時点で払っている介護保険費用は11,232円(4月分)ですが、要介護になると要介護1でも7,000円近く払う費用が増え、18,000円くらいになると見込まれます。
ただここで生きてくるのが高額介護サービス費の制度です。
母が入居している老人ホームにある浜松市の場合が下記PDFの40ページに記載されています。
r3hamamatsu2.pdf (city.hamamatsu.shizuoka.jp)
母は国民年金しか収入がなく(それも繰り上げ受給をしており額が少ない)、年収は80万円以下で、月間の介護サービス費の上限は15,000円となります。したがって、実質的な増加額は月3,700円程度に収まることになります。
更に高額医療高額介護合算制度があり、母の場合は低所得者Ⅰに該当しますから、年間で払う介護サービスと医療費の合計額の上限は19万円ということになります。
介護サービス費に上限15,000円を払うとなると年間の支払い額は18万円になります。
そうすると医療費については年間1万円を払った時点で上限に達します。
医療費については在宅医療費(老人ホームに定期的に診断にきてくれる医師に払う費用)だけで2,700円あり、これだけで年間32,000円くらいになります。更に母は時々病院で受診していますから、その費用を含めれば年間5万円以上の医療費を払わねばなりません。
それがこの制度により年間に医療費が1万円で済むとすればありがたい制度です。
ということで母が要介護になっても、費用的にはそれほど心配することはなさそうです。
一方で介護サービスは「特定施設入居者生活介護」が受けられるため、より充実した介護サービスが期待できます。
何がどう変わるかは今一不明ですが、老人ホームの話では病院の付き添い費用も介護保険が使えるようなことを言っていました。(病院への交通費は実費負担ですが)
ということで、母の介護判定については「要介護」と判断されることを期待しています。
もちろん母の介護度が高まることを期待している訳ではありませんので誤解なく・・・