リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

にほんブログ村 シニア日記ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村 よろしければ上記バナーのクリックをお願いします

ノーカー生活3か月

車がなくても特に不便は感じません

今年3月末に車を売って3か月が経過しました。

実際のところは妻が倒れてからほぼ1年ほとんど車に乗っていません。

時々車があると便利かなと思うこともありますが、絶対に必要という訳ではなく、なくても特に不便は感じません。

5月に母の付き添いのため浜松の病院に行った時は車があった方が便利かと思いましたが、その時くらいです。

こちらのサイトにはマイカーを持つメリットについて書かれています。

rakunori.idex.co.jp

〇自宅や駐車場から目的地まで直接向かえる~自宅から地下鉄の駅迄ごく僅かな距離なので、それほど不便はありません。

〇米や水など重いものの買い物に便利~スーパーが自宅のごく近くにあるので、マンションの駐車場(立体駐車場の4階)から荷物を持って帰るのも、スーパーから持って帰るのもあまり距離は変わりません。amazon等の通販を利用する手もあります。

〇子どもができた時の送り迎えに~子供は成人しています。足の悪い妻の病院の送迎には重宝していましたが、今は車に乗り込むのも大変なので、タクシーを利用しています。

〇大人数での移動はクルマの方がお得な場合も~家族での旅行や外食には確かに便利です。ただ皆大人なので全員で旅行に行くことも少ないうえ、妻を連れてとなるとそうそうは行けません。レンタカーを利用したり、公共交通機関を利用(障害者である妻と同乗者一人は半額)すれば事足ります。外食は近場を利用しています。(片道2kmくらいなら、車いすで移動できます。むしろ問題は入口や店内の段差で、マイカーでも解決できません。)

〇緊急で移動が必要な時もすぐ動ける~緊急の場合は救急車を呼んだ方が速くて安心できます。妻の体調が不安な時は訪問医や訪問看護師に電話連絡することで訪問等の対応をしてもらえます。

ということで、マイカーがなくてもさほど不便を感じることなく生活できています。

近くにカーシェアステーションがありますが、利用することもありません。

コストを比較すると

車を保有しないメリットの一つは車の購入費用の他、維持費が不要になることがあります。

私がマイカーを売却することで不要になった月間費用は

駐車場           5,000円(立体駐車場の4階なので格安です)

自動車保険 5,409円

自動車税        3,292円

の計月13,701円です。当然運転しないので、ガソリン代や高速道路代もかかりません。他に定期点検費用やオイル交換等の費用もなくなりました。

一方、この3か月のタクシー代、電車賃は

4月 タクシー代4,340円 電車賃4,220円

5月 タクシー代12,070円 電車賃7,950円

6月 タクシー代9,970円

の計38,550円(月平均12,850円)です。

不要になった費用で賄えています。

タクシー代は名古屋市から支給される身障者補助チケット(1乗車740円補助、月8回のペースで使える)を有効活用しています。

電車賃は母の見舞いの費用です。(車で行っても往復4,000円の高速道路代とガソリン代がかかります。なお、5月に京都旅行に行っていますが、ここには含めていません。)

敬老パスが使えるので、名古屋市内の公共交通機関の移動は無料です。

 

ノーカーのメリットは他にも

私にとってノーカー生活の最大のメリットは車を運転しなくてよいことです。

そもそも車を持つ楽しみは、車を自分で運転することという方が多いと思います。

私も2年前迄は、通勤にもマイカー利用していました。

ただ、年とともに運転することに怖さを感じるようになってきました。

反射神経が鈍ってきていることもありますが、ふと集中力がなくなる瞬間があります。

幸い、事故を起こすことはありませんでしたが、自分でも心配になってきました。

自分で運転しなければ事故を起こすことはありません。

外食の際もお酒が飲めるという楽しみもあります。

買い物はもっぱら徒歩ですが、健康増進には歩くことが大切です。

無駄に化石燃料を使うことなくCO2の削減にもなります。

イカーなしの生活も悪くありません。

私の場合は妻が車いす生活になったことが契機でしたが、タイミングとしては悪くなかったと思っています。