リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の70歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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外食費が増えたけど・・・

外食費がこんなに!

コロナが収まってきたこともあり(最近の動向は心配ですが)、このところ妻と外出することが多くなってきました。

行先は手軽に行ける近場の飲食店ということになります。

4月からマネーフォワードというアプリで家計費を記録しており、ここ2か月の外食費を調べてみると(下図はアプリの画面コピーです)、

5月が31,468円(喫茶店代込み)

6月が33,544円となっています。

6月は食品の約4割を外食費が占めている状況です。

家計調査で高齢者世帯と50代の勤労者世帯の食費の内訳を調べたのが下のグラフです。

外食費は一番右に示されていますが、高齢者世帯の外食費は月4,107円ですから我が家の6月の外食費はこの8倍もあります。

50代勤労者世帯の外食費でも11,002円ですから、我が家の外食費は相当に多いことになります。

ちなみに外食に出かけた回数は

5月が13回(うち喫茶2回)

6月が16回(うち喫茶5回)

と結構な数になります。

ほぼ半数が私と妻で出かけたもので(14回)、妻のデイサービスの日に私一人で外食すしたのが7回、残る8回が私と妻と娘で外食したものです。

なお喫茶7回のうち、6回はコメダ珈琲店(モーニングサービスに間に合う時間に行ってます)で1回がスタバです。

コメダではクリームコーヒーを注文するのが私たち夫婦の定番です

外食が増えたのは?

自力で外出することができない妻は大半の時間を家で過ごさざるをえませんが、できるだけ外出した方が心身ともリフレッシュできます。

とはいえ電車に乗って娯楽を楽しむのは困難ですから、車いすを押して行ける範囲で楽しむということになります。

となると目的は外食かショッピングということになりますが、ショッピングといってもそうそう買うものはありませんから、外食が主体になります。

家計調査より

もう一つは妻の食欲が回復したこと。

去年の今頃は妻の食欲減退がひどく、ほとんど食事を摂れませんでした。普通に食事ができないのですから外食をしようなどという気にはなれません。

それが次第に食欲が回復し、普段の量が食べられるようになりました。今は外でおいしい食事をするのが妻の楽しみの一つになっています。

そして私も妻との外食を楽しんでいます。一人で外出するのは介護の合間を縫って短時間しかできませんが、妻を連れてなら介護を兼ねていますからゆっくりできます。

私たち夫婦にとっては外食費は食費というより、娯楽費という感覚でしょうか。

食べることが唯一の楽しみと言うと言い過ぎの感がありますが、楽しみの多くの部分を食べることが占めているのは間違いありません。

外食の大敵は段差、トイレそして雨

車いすを押していく以上、どの店にも入れるとは限りません。

入口に段差がある店は基本的にNGです。

スロープになっていれば何とかなりそうですが、スロープがきついと入れないこともあります。

この程度のスロープでも車いすで入るのは困難です。車いすから下ろし、手引きで店に入るしかありません。

固定式のテーブルだと車いすを降りて椅子に座らなければならないので、車いすのまま食事ができる店を選んでいます。

それから食事中にトイレに行きたくなると大変です。幸いにもこれまでは1度しか経験がなく助かっています。この時はユニバーサルトイレが近くにあり助かりました。

ショッピングセンター内の店なら共用のユニバーサルトイレを利用できますが、独立店舗なら通常は設置されていませんので、その時はあきらめるしかありません。

もう一つの問題は移動中に雨が降ること。車いすは両手で操作が基本なので、傘をさすことができません。(屋外での片手の操作は危険です。)

このため天気予報で雨マークが付いている日や雨雲が出ている時は極力外出を控えています。

このように車いすでの外食には制限が付きまといますが、かといって家に引きこもってばかりはいられません。

車いすでもできる貴重な楽しみとして、外食を利用したいと思っています。