リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の70歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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我が家の1か月の生活費(6月)

我が家の6月の生活費は?

4月からMoney Fowardというアプリで家計費を管理しています。

当初は記入漏れがあったりしたのですが、使い方に慣れてきたこともあり、ほぼ漏れなく記録できるようになりました。

PayPayを導入するなど電子マネーで大半の支払をするようにしたので、支払記録をチェックすることで記入漏れがあっても後日記録することができます。

銀行口座振替スマホにインターネットバンキングのアプリを入れたので、逐次動きを確認できます。

ということで、6月の生活費をMoney Fowardで見ると、支出は234,537円となっています。

支出の内訳を詳しく見ると、こんな感じです。

2021年の家計調査(速報)で見ると、65歳以上の無職世帯の実支出は260,247円で我が家の6月の支出より25,710円多くなっています。ただ、我が家の場合は固定資産税233,200円を支払った4月に一括計上しているので、月別に案分(19,433円)すれば、家計調査の実支出とあまり変わりません。

消費支出(実支出から税金社会保険料等の非消費支出を引いたもの)でみると、我が家の6月が227,537円、65歳以上世帯の平均が227,586円と、ほぼ同額となっています。

多いのは食費、保健医療費、水道光熱費

下のグラフは65歳以上無職世帯と我が家の支出の中身を比較したものです。

 

消費支出の額は高齢者世帯の平均と同じですが、支出の中身かかなり違います。

まず目につくのが我が家の食費の多さです。

6月の食費は96,732円で、実支出の41%が食費というエンゲル係数の極めて高い家庭です。高齢者世帯平均を27,831円も上回っています。

この理由は先般のブログに書いた通り我が家の外食費が27,924円(喫茶店分は除く)もあり、平均を23,660円も上回っているためです。他に喫茶店代も5,620円ありこれも食費増の原因となっています。

外食・喫茶を除けば、食費はほぼ65歳以上平均と同じです。我が家は大人4人家族であることを考えると(平均の世帯構成人員は2.37人)、それなりに抑えられているとも言えそうです。

次に目立つのが保健医療費で39,384円の支出となっています。これは妻の介護費用が大半です。

特に6月は診断書作成費用(2通、健保適用外)が14,300円かかったことも響いています。これがなくても25,000円くらいは毎月必要です。(訪問看護、デイサービス、介護用品レンタル等)

水道光熱費も平均を7,725円上回っています。6月は水道代の支払月(2か月分11,732円)だったことに加え、実家の電気代(2,454円)も負担になっています。4人家族なので、夫婦二人だけの世帯より電気や水道を多く使わざるを得ないということもあります。

教養娯楽費や交際費等はほとんど使わない

食費、保健医療費、水道光熱費の三項目だけで164,849円と実支出の74%にも達します。これに対し65歳以上世帯の平均は105,544円で実支出の46%にとどまっています。

この三項目では平均より6万円近く多く支出していますが、その他の費用の支出が少ないため全体の帳尻が合っています。

先ほどのグラフを見てお分かりのように、我が家では教養娯楽費、その他消費支出(交際費等)の支払が平均と比べて格段に少なくなっています。我が家のこの二項目の合計は7,360円、65歳以上世帯の平均は64,068円です。

この二項目は生活していくためにどうしても必要なものではなく、生活をエンジョイするのに使われるものです。

我が家の場合は妻が車いす生活で、私も妻の介護で一緒にいることが多く、楽しみに時間を取ることが難しくなっています。

食べることが貴重な楽しみで、外食費は教養娯楽費に分類してもよいかもしれません。