リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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光熱費の節約は冬が勝負

我が家の光熱費を家計調査と比較すると

エネルギー価格が高騰しており、今後光熱費の負担増加が心配なところです。

夏は乗り切れそうですが、冬も節電要請が出てきそうです。

まずは我が家の光熱費(電気代、ガス代)を家計調査と比べてみました。

比較したのは2021年の家計調査年報の世帯人員4人の世帯です。(我が家も大人4人の世帯です。

その結果が下のグラフです。

1か月の光熱費(円)

昨年の我が家の光熱費は月15,686円で、家計調査(16,258円)を572円下回っています。ほぼ家計調査と同水準といったところです。

内訳を見ると、電気代は家計調査を千円ほど下回っていますが、ガス代は家計調査を5百円ほど上回っています。

我が家は調理にガスコンロではなく電磁調理器を使っています。ガスは給湯(風呂が主)のみの使用ですので、本来なら電気が家計調査を上回り、ガスは家計調査を下回りそうですが、そうはなっていません。ガスは使用量が少ないため単価が割高になっていることもあります。(特に使用量が落ちる夏)

我が家の光熱費は単価アップが響き急増中

次に領収書により、我が家の2020年以降の月別の電気代、ガス代を料金(円)、使用量(kwh,㎥)、単価(料金を使用量で割ったもの、円/kwh,㎥)を調べてみました。

まず電気料金です。

電気料金(円)

電気使用量(kwh)

電気単価(円/kwh)

電気代は今年に入って増え続けています。
今年7月迄の平均は12,211円、前年同月比1,430円増、13.3%もアップしています。

これは電力単価が大幅に上がっているためです。

今年7月迄の平均電力単価は32.9円と前年同期比6.9円も高くなっています。

7月に至っては35.3円と前年同月比8.2円も高くなっています、上昇率は36%です。

一方、今年7月迄の電力使用量は月平均371kwhと前年同期比43kwhの減、10.4%の減少となっています。

せっかく節電したのに、電力単価のアップに吸収されて、電気料が増えてしまうのはちょっと残念です。

一方、こちらはガス代です。

ガス料金(円)

ガス使用量(㎥)

 

ガス単価(円/㎥)

ガス代は使用料金も使用量も増えています。
今年7月迄の平均ガス代は6,700円、前年同期比1,534円、30%も増加しています。

7月迄の平均使用量も31㎥と前年同期比9%の増加となっています。こちらはここ3か月が前年同月比を下回っているのが救いです。昨年夏頃から妻が風呂の湯舟に入れなくなりシャワー浴になったため、給湯費用が増加しています。

ガスの平均単価は215円/㎥と30円/㎥アップしています。前年同期比のアップ率は16%と電気ほどではありませんが、結構痛い上昇です。

なお夏に単価がアップする傾向があるのは使用量が少なすぎて割高になるためです。

冬には使用量がもっと増える

我が家の電気、ガスの使用量をみると夏場はあまり増えませんが、冬になると使用量が急増しています。

電気の今年1月の使用量(591kwh)は今年7月(324kwh)の1.8倍、ガスの今年1月の使用量(42㎥)は今年7月(17㎥)の2.5倍になっています。

この傾向は我が家だけでなく、多くの家庭で共通のようです。

昨年1月からの我が家の電気料、ガス料の推移を家計調査速報(全世帯の平均)と比較したのが下のグラフです。

金額単位:円

ほぼ同じ傾向であることがお分かりいただけると思います。

冬になると暖房費がかかるため、どの家庭でも光熱費が大幅に増えるようです。暖房として石油ストーブ・ファンヒーターを使う家庭もあり、家計調査では冬になると電気・ガス以外の暖房費として2,000円~3,000円の支出があります。(我が家では使っていません。)

冬場に備え節約策を検討しないと・・・

もし来年1月の使用量が今年1月と同じで、単価が今年7月と同水準とすると、来年1月の電気代は20,853円、ガス代は10,999円になり、光熱費は合わせて31,852円と3万円を超えてしまいます。昨年の光熱費の年間平均が15,686円ですから、冬場の光熱費は相当厳しい事になりそうです。

しかも電気やガスの単価はもっと上がりそうですから、現実にはもっと光熱費は増えそうです。

このため使用量の増える冬に向けて節約策を考えておいた方がよさそうです。特に暖房費の節約がポイントになります。

昨冬から私は妻のいる居間に一緒にいるようにして、自分の部屋のエアコンをなるべく使わないようにしてきました。電気の使用量が減っているのはその効果です。

それ以外に策があるかというと、なかなか思いつきません。

とりあえず考えているのが給湯以外に出番がなく単価が割高になっているガスの有効活用です。

我が家(マンション)には床暖房(ガスを使用)の設備が導入されていますが、今までほとんど使っていません。暖房をエアコンから床暖房に切り替えた場合料金がどうなるか試してみようと思っています。

もう一つは契約の見直し。使用量は分かっているので、電気、ガスとも契約を変えることにより料金が安くならないか検討してみようと思います。