リタイアおじさんのシニアライフ

69歳、リタイア後は自適の生活ができると思いましたが、要介護5の妻を支える毎日です

シニア世帯の家計節約は変動費がポイント

外食が減って家計支出が減った

我が家の9月の家計支出は213,209円と8月に比べ大幅に支出が減少しました。

こちらがここ4カ月の家計支出状況です。

9月の支出は7月や8月に比べて5万円以上減っています。

これに大きく貢献しているのが食費の減少、特に外食費が大きく減っています。

上のグラフの通り、ここ2か月外食費が大きく減っています。

特に9月は月初にコロナ療養をしていたことや、その後妻の食欲が落ちたことから外食費は8,304円にとどまりました。

これに伴い本来は8月から家計費が減っていないといけないのですが、8月は亡父の3年祭があり神主さんへの玉串料などで交際費が59,924円もあったことから、支出は横ばいにとどまりました。

9月は交際費ゼロだったので一気に家計支出が減少しました。

なお教養娯楽費の中にはクレジットカード(ゴールドカード)の年会費11,000円があり、9月の引き落としでなければ家計費はほぼ20万円に収まっていたことになります。

家計費を変動費、固定費に分けると

家計費にも固定費、変動費に区分して管理するという考え方があります。

www.navinavi-hoken.com

変動費、固定費というのは本来企業の決算分析(財務分析)や業績管理の基本的な手法です。(損益分岐点分析という手法です。)私も前の会社で財務の役員をしていたので、毎月の決算分析で活用していました。

決算分析における変動費というのは企業の売上(生産)と連動する費用で、固定費は変動費以外の費用です。毎月決まった額を支出するのが固定費という訳ではありません。変動費の主なものは材料費や商品仕入高といったもので売上(生産)が増えれば比例して増加し、売上(生産)が減れば比例して減少します。

これに対し固定費は売上(生産)の増減とは直接関係ありません。(長期的には影響しますが)したがって企業が利益を増やす(費用を減らす)ためには固定費を減らすことを検討することになります。

一方、家計で売上に当たるのは収入(給与、年金等)ですが、収入を得るために比例して発生する支出はありません。特にシニア世代の収入は年金ですから基本一定額です。

支出は収入と無関係に発生しますので、決算分析での変動費、固定費という考え方は適用できません。

私個人としては、家計費での固定費とは生活していくうえでの必須な費用、変動費とは生活していくうえで絶対に必要ではないが人生を楽しんでいくうえで使う費用と考えています。

この考えに基づいてこの4か月の我が家の家計費を変動費と固定費に分けてみました。食費は固定費ですが、金額が大きいので独立項目としています。なお食費中の外食費は絶対必要なものではないので変動費としました。

その結果が下の表とグラグです。(比較するために高齢者世帯の家計調査の支出を並べています。)

固定費と食料費は我が家と家計調査で大きな違いはありません。

固定費と食料費の合計(本来の固定費)でみると我が家は181,228円で、家計調査との差は1,870円しかありません。

生活していくために必要な費用は年金収入とは関係なく、一定の金額が必要と考えてよさそうです。

これに対し変動費は我が家の方が26,580円も少なくなっています。特に教養娯楽費は妻の介護もあり家計調査を4万円近く下回っています。家庭の事情によって支出額にバラツキがありそうです。

変動費はコントロールできる

ネットをみると家計の削減には固定費を見直せと書いてあるものを多く見かけます。

www.moneypost.jptada

これに対しシニア世帯については、私はまず変動費を見直す方がよいと考えています。

というのも固定費は生活していくのに必須の費用であり、見直すのは簡単ではありません。

我が家の場合は水道光熱費は見直す余地があります。とはいえ電気代を削減するためエアコンの使用を節約すると、夏な熱中症、冬は体調を崩すなど健康面でも負担を掛けてしまいます。(まして我が家には介護が必要な人がいます。)ムダを減らす努力は必要と思いますが、それで減らせる費用には限りがあります。

その他の固定費については、保健医療費は妻の介護費用が大半ですし、住宅費(マンション管理費)や非消費支出(税金、社会保険料)、保険料は金額が決まっています。交通費も妻の通院費用で減らす余地はありません。

これに対し変動費を見直すことは難しくありません。

下のグラフは我が家のこの4か月の固定費と変動費の推移です。

固定費や食料品の額があまり変わらないのに対し、変動費の額は大きく動いています。

本気で節約すれば変動費は限りなくゼロに近づけることは可能です。(楽しみは減りますが)

家計調査によれば高齢者世帯の変動費は94,384円と支出の三分の一以上を占めています。その大半が教養娯楽費や交際費で、その気になれば削減の余地がかなりあります。

シニア世帯になれば仕事や子育ての付き合いも必要ありません。交際費は必要最低限(冠婚葬祭等)に抑えられると思います。

残りの人生を楽しむため教養娯楽費は必要ですが、それは収入に応じて楽しめばよいと思います。

私は家計の総支出が収入(年金)の範囲内に収まるように変動費の額を予算化するのがよいと思っています。

貯蓄は突然の出費(入院、介護施設への入所、耐久消費財が壊れた時の買い替え等)に備えておくのがよいと思いますが、いかがでしょうか。