お菓子を持って母の見舞いに
昨日は母が入居する老人ホームに見舞いに行ってきました。
前回に会ったのが8月上旬ですから、2か月半振りです。
コロナが落ち着いている今のうちに会っておこうと思った次第です。(冬になるとまたコロナがはやりそうな気がするので・・・)
弟妹が近くに住んでいますが、あまり顔を出していないようなので、私が時々顔を出しておかねばなりません。母の健康状態も気になるところです。
電車を乗り継いで往復5時間かけ、面会時間は30分という相変わらずの行程です。
それでも電車賃は往復3.360円と安上がりなので助かります。名鉄の割引切符を使うと名古屋豊橋間が往復1,560円で済むのが効いています。妻を大学病院に連れていくとラクシー代が往復4,500円くらいしますので(名古屋市の障害者補助往復1,480円を使用後)、これよりも安く行けます。
今回はお菓子を持っての訪問です。
今まではコロナ禍なので、お菓子を持っていくのは遠慮していました。
ところが1か月ほど前に母から手紙が届き、
他の入居者の親族の方がお見舞いの際にお菓子を持ってきてくれるようで、私にもせめて1年に1回くらいはお菓子を持ってきて欲しいとの依頼です。
老人ホームに確認すると柔らかくて日持ちのするものであれば持ち込みはかまわないとのことです。
ということで、賞味期限が11月上旬迄あるお菓子を買って電車に乗り込みました。
耳の遠い母との会話はすれ違いでしたが・・・
午後1時半に老人ホームに到着すると、いつもの通り玄関を入ったところにある廊下に椅子を置いて面談です。
母は車いすで面会することが多いのですが、今日は杖をついて自力で歩いてきました。元気そうで何よりです。
さっそく話を始めましたが会話がうまく成立しません。母は耳がますます遠くなっているようです。母が私に近寄ってきて話を聞こうとしますが、コロナ禍で2mは離れての会話が原則ですからルール破りはできません。
といって大声で話すのもマナー違反ですし、思うような会話ができないのはやむをえません。
お互いに顔を見られただけでよしとしなければなりません。弟妹もこのところ顔を出していないようですから尚更です。
母はボケ防止のため最近パズルにはまっているという話でした。パズルの本を500円で注文したと言っていました。
住民票の移動手続きは老人ホームにお願いすることに
その後は老人ホームの施設長と短時間の打ち合わせです。
実は今回の訪問にはもう一つ目的がありました。母の住所移動(老人ホームに住所を移す)です。
9月も健康保険証や高額介護サービス費の申請書類が実家に届き、弟に頼んで郵便受けを見てもらい、書類が来たら老人ホームに届けたり、私に送ってもらっていました。
たびたび弟や妹に頼むのも申し訳ないので住所移動を検討していました。問題は手続きです。妻のデイサービスの日に、私が電車を乗り継いで区役所に行き手続きすることも考えました。(母の委任状があれば可能です)
ただ、その際は健康保険(後期高齢者保険)や介護保険の手続きも同時にしなければなりません。
健康保険証や介護保険証は老人ホームに預けていますから、私が代理で手続きを行うには老人ホームに寄って保険証を預かり、手続きが終わったらまた届けなければなりません。妻がデイサービスから戻る時刻(午後4時)には家に帰らなければなりませんので、そこまでの時間はありません。
そこで老人ホームの施設長に母を連れて適当な時期に変更手続きをしに行って欲しい旨のお願いをしたところ、施設長は快く引き受けてくださいました。
手ぶらでお願いするのも何だったので、入居者用に加え施設の職員さん用にもお菓子を用意して渡しました。これで許してもらえるるな?
時々無理なお願いをしていますが、引き受けていただけるので助かっています。
住所変更といっても住民票や社会保険関係の変更手続きをするだけです。こうすることで健康保険証や介護保険証は老人ホームに届き、放置や紛失のおそれが無くなります。
一方、郵便局には住所移転届を出すつもりはありません。公的な書類以外は実家の郵便受けに届くことになります。年賀状なども実家に届きます。こうしたものはまとめて確認し、必要なものがあれば弟や妹から母に届けてもらうことになります。
こうすることで老人ホームの方の手を煩わすことも少なくなりますし、母のプライバシーも守られます。
母にも住所変更をすることを伝え、本日の要件は終了。
この間約30分、長居はできないので慌ただしく帰路につきました。