脚の付け根部分が膨らんでいる!
昨年の11月末のことです。(古い話で申し訳ありません。何せ100日もブログを更新していなかったもので・・・)
トイレで用を足した後、ふと下腹部をみると・・・
右脚の付け根の部分が膨らんでいます。特に痛み等の自覚症状はありませんが、気になります。
ネットで検索してみると、どうやら鼠径部ヘルニアではないかと思われます。
鼠径(そけい)部とは脚の付け根部分のことで、ヘルニアとは体の組織が正しい位置からはみだした状態のことです。鼠径部ヘルニアは筋膜が弱くなり、腸が皮膚の下に出てしまう病気です。俗に「脱腸」と言われている病気で、私はこの呼び方の方がなじみがあります。
緊急の治療を要する訳ではないようですが、放っておいても治りません。治すには手術しかないようです。
上記サイトでは消化器外科への受診が勧められていますが、とりあえず、かかりつけの内科の先生に診てもらうことにしました。
12月初旬に内科医を受診、結果は予想通り鼠径部ヘルニアとの診断でした。
治療方法は手術しかありませんが、かかりつけの内科医では手術はできません。
手術のできる病院を紹介してもらい、紹介状をを書いてもらうことにしました。
先生からは自宅から4kmくらい離れている市立病院はどうかという話でしたが、妻の介護のこともあり自宅から数百mのところにある総合病院を紹介してもらうことにしました。ここなら歩いて行けるので便利です。
総合病院で診察を受け、早急に手術をすることに
12月7日(水)、かかりつけ医の紹介状を持参して総合病院に行きました。
水曜日なので妻はデイサービスに行っており、ゆっくり診察を受けることができます。
この病院で病気の診断を受けたことはありませんが、MRIの検査を2度受けたことがあります。(いずれもかかりつけ医からの紹介です。)
前日に電話で診察予約をしてあったので、当日は直接外科の診察室へ
診察結果は当然のことながら鼠径部ヘルニアとの判定です。
鼠径部ヘルニアには三つの種類がありますが、私は外鼠径ヘルニアとの診断でした。
初期の鼠径部ヘルニアは痛みなどの症状もあまりなく、病気の場所から「恥ずかしい病気」のイメージがあり、受診をためらう患者が多くいるようです。
ただ私はリタイアしており、今更恥ずかしがるような状況ではありません。
むしろ嵌頓といって「膨らみが急に硬くなったり、膨れた部分が押さえても引っ込まなくなる状態」になったら大変です。常時介護が必要な妻がいるので、私が突然救急車に呼ばれるような状況は避けねばなりません。
なるべく早く手術を受けることにしました。
担当の先生から手術の概要について説明を受け、危険性についても納得したうえで、承諾書にサインしました。
その後は手術に備えての検査です。
後は手術日を決めるだけです。
先生からは最短で12月20日なら手術が可能とのことです。この場合、19日に入院し、21日に退院することになります。
年内に手術が完了すれば、憂いなく正月を迎えることができます。即OKといきたいのですが、もう一つ問題が残っています。
私が入院する3日間、誰かに妻を介護してもらわなければなりません。
この問題の対応については、改めてブログにアップします。