リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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抗リウマチ薬が手に入らない!

処方された薬に不足分が

13日(月)に妻と一緒に大学病院に行き、主治医から処方箋を出してもらいました。

服用する薬が減ったと喜んでいましたが・・・

 

koichi68.hatenablog.com

新たな問題が発生しました。

その日、いきつけの薬局で出してもらった薬に足りないものがありました。

抗リウマチ薬のアラバです。

当日処方されたのは3週間分21錠、手元にあるのはこれだけと言われ、残りは翌日中に手に入るということでした。

21日分しかありません

それから3日経過した16日、薬局にアラバを取りに行くと「薬はまだ届いていない。届いたら連絡する。」という返事でした。

その日は帰りましたが、もしかしたらアラバは簡単には手に入らないのではないかとの疑いが浮かびました。

というのも膀胱留置カテーテルで、同じように待たされたあげく手に入らないことが分かり、苦労したことがあったからです。

koichi68.hatenablog.com

翌日(16日)薬局を訪ね、「薬はいつ手に入る見込みなのか」と問いただしました。

この日応対したのはベテランの女性でした。(その前2回は若い感じの悪い男性の対応でした。)

ベテランの女性が言うには

「アラバ錠は手に入らなくなっている。その旨を製薬会社が大学病院の主治医に伝えていると聞いている。それにもかかわらずアラバが処方されたので、別の薬を処方してもらえないか問い合わせている。」

とのことです。

だったら早く事実を伝えてくれよという話です。こちらが気になって問い合わせなければ、いつまでたっても連絡が来ず大変な問題になっていたかもしれません。(というか、今でも大変な問題ですが)

とりあえず薬局から大学病院の主治医にすぐ連絡するように頼みました。

薬局から大学病院に連絡すると主治医は不在(月曜と木曜が診察日)で、別の膠原病内科の医師が電話に出て

「アラバの効力はしばらく体に残る。手元のアラバが無くなったら、服用せずにいたらどうか。」

との返事だったようです。

そう簡単な問題とは思えませんが。

アラバの代わりは?

アラバ錠(レフルノミド錠)は抗リウマチ薬の一つです。

www.rheuma-net.or.jp

抗リウマチ薬としては通常メトトレキサートが処方されます。

妻も長い間この薬を処方されていましたが、この薬の副作用で悪性リンパ腫になったことから使用を中止した経緯があります。

妻が服用している抗リウマチ薬はアラバ錠(1日1錠)とプログラフ(1日1錠)です。

このうちアラバ錠が手に入らなくなっている状況です。

別の薬で代用できれば問題ないのですが、インターネットで検索すると、アラバ錠の後発医薬品は無いとのことです。

抗リウマチ薬は他にもありますが、上記日本リウマチ財団のサイトによると、他の抗リウマチ薬はメトトレキサート(妻の場合は悪性リンパ腫を引き起こすため使用不可)と併用するものが多く、簡単に別の薬で代用するのは素人目にも難しいように思えます。

また今使用している薬との相性問題も考えなければなりません。(効果と副作用の検証が必要)

アラバ錠の服用を止めてもすぐには影響が出ないかもしれませんが、あくまでも一時的な使用中止が前提です。供給停止が長引けば、妻の関節リウマチの進行が進む懸念があります。

製造メーカーのサイトをみると

アラバ錠を製造しているのはサノフィ(株)という会社のようです。

同社のホームページのお知らせを見ると

www.sanofi.co.jp

まず2月21日に下記の告知があり、

抗リウマチ剤(DMARD)レフルノミド製剤「アラバ錠 10mg/20mg」 供給に関するお知らせ (sanofi.co.jp)

「製造工場において製造遅延が発生し、「アラバ®錠10mg」は2023年2月上旬以降、「アラバ®錠20mg」は3月下旬以降、出荷停止が予測される」

とあります。

妻が処方されているのはアラバ®錠10mgです。

その後、3月10日の告知で

抗リウマチ剤(DMARD レフルノミド製剤「アラバ ® 錠 10mg /20mg 」 供給に関する お知らせ(第2報) (sanofi.co.jp)

「製造遅延により出荷停止しておりました「アラバ®錠10mg」(一般名:レフルノミド)につきまして、3月下旬より供給再開をさせて頂く事となりました」

と、記載されています。

予定通り出荷されて3月中に薬局に届けば、手元のアラバで凌ぐことができます。

ただし「アラバ®錠10mg」は1か月以上出荷停止になっていたようですし、更にアラバ®錠20mg」はこれから出荷停止になるという見込みから考えると、流通が混乱し、すぐに患者の元に届くとは限りません。短くとも4月いっぱいくらいは混乱が続く可能性も視野に入れておかねばなりません。

取り急ぎ医師と相談しないと

いずれにしても急いで対策を考えねばなりません。

あと2週間でアラバ錠が無くなってしまいます。

明後日(20日)は午前中に訪問医の診療があります。

まずは訪問医に相談してみようと思います。

ただ、訪問医は関節リウマチの専門医ではありませんし、リウマチの薬の処方はしていません。最終的には大学病院の関節リウマチの主治医に相談するのが一番です。

20日(月)は関節リウマチの主治医が大学病院で診察をする日です。

電話で対応を相談しょうと思います。本人は簡単には電話に出てくれないと思いますが、何としても直接話をしようと思います。(20日に連絡が取れないと、次は23日しか連絡が取れません)

それにしてもアラバが出荷停止になっているとの情報は主治医も知っていると思うのですが、13日の診察でこの話がなぜ出なかったのか、気になるところです。

後は製造元のサノフィの顧客相談室に電話し、供給状況を確認しておこうと思います。