とりあえず40錠は確保した
アラバ錠10mg(抗リウマチ薬)が手に入らなくなった話の続きです。
これまでの流れを示すと
3月13日 大学病院を受診し、処方箋を受け取る。行きつけの薬局に持参し薬を受け取ろうとすると、アラバ錠が処方箋の90錠に対し21錠しか受け取れず、残りは翌日中に用意するとの回答を受け取る。
3月16日 薬局にアラバ錠を受け取りに行くと、まだ届いていないとの返事。
3月17日 気になったので薬局に行って問い合わせると、薬の出荷が止まっており、手に入らないことが判明。
3月20日 大学病院の医師に電話し、指示を受ける。医師からはアラバ錠20mを探してみてくれとの指示。行きつけの薬局では対応してもらえず、自力で探すことに。2つの薬局で計40錠のアラバ10mgを何とか確保しました。
薬を取りに行くのも大変
40錠のうち10錠は行きつけの薬局の人が取りにいってくれましたが、残る30錠は大学病院で新たな処方箋を発行してもらったことから、自分で店(スギ薬局城北店)に取りにいくしかありません。アラバ錠10mgを自宅近くのスギ薬局で探してもらうと、この店に在庫があることを教えてもらいました。
21日は祝日ですが店は開いているので、妻の介護を娘に任せ、薬を取りにいきました。
問題はこのお店、地下鉄の駅(名城線志賀本通)から2km近く離れています。
車は1年前に売却したので、駅から歩くしかありません。この日はあいにくの雨、なおかつこのあたりは土地勘が全くありません。スマホが頼りで、結構遠回りをする羽目に。
15分ほど歩くとスギ薬局が見えましたが、残念ながら別の店でした。(大野町店)
この店から更に歩くこと約10分、何とか目指すお店(城北店)にたどり着きました。
調剤薬局に行き、処方してもらったアラバ30錠を受け取りました。
結構歩きが大変でしたが、薬のためにはやむをえません。というより貴重な30錠を処方してくれた私にとっては神様のようなお店です。ありがとうございました。心より感謝です。
残る30錠をどうやって手に入れよう?
当初処方箋に記載されたアラバ錠は91錠。うち実際に受け取ったのは当初の21錠に新たに調達した40錠を加えた61錠(2か月分)です。2か月以内にあと30錠(1か月分)を何とかしなければなりません。
30錠を入手するには新たな処方箋を発行してもらわねばなりません。当初の91錠の処方箋は失効しているようです。主治医に新たに処方箋の発行をお願いしなければなりませんが、発行してくれるかどうか心配です。
また処方箋を発行してもらえるとしても、大学病院に行って主治医の診察を受けねばなりません。ただ主治医の予約が簡単には取れません。
大学病院に電話すると、主治医の診察日(月、木)にアポなしで来院すれば、空いた時間に診察をして処方箋を出してくれるとのことです。(お薬手帳を確認するとのこと)
病院に行かなければなりませんが、処方箋の発行は可能なようです。
ただ、ここで別の問題があります。処方箋を発行してもらっても、薬局に在庫がなければアラバ錠は手に入りません。処方箋の有効期間は発行日から4日間ですから、また失効してしまいます。現状は大半の薬局で在庫切れ状態です。
処方箋を発行してもらう前に、アラバ錠のある調剤薬局を探さねばなりません。
ただし、あった場合も処方箋を提示しなければ薬を確保することはできません。処方箋は月曜日は木曜日に大学病院に行かないと手に入りません。その間に薬の在庫が切れてしまうおそれがあります。
このため、まず薬局に相談し、アラバ錠が入手できるようになったら連絡してもらい、処方箋が手に入るまで手元に置いてもらうことをお願いするしかありません。
本来は行きつけの薬局にお願いしたいのですが、今日さりげなく話したところ応じてもらえそうもありません。(これ迄の対応をみていると、頼りにはなりそうもないので、無理にお願いすることもありません。)
とりあえず自宅の近くにあるスギ薬局に相談しようと考えていますが、対応してもらえるかどうか自信はありません。
そうはいっても妻のためならあらゆる手を尽くすしかありません。他の店薬局回ったり、別の手段を検討するなりしたいと思います。
製薬会社が予定通り3月下旬から出荷を開始し、4月中には多くの薬局に出回るようになればよいのですが・・・
それにしても薬を手に入れることがこれほど大変な時代だとは夢にも思いませんでした。
薬局に話を聞くと、供給が滞っている薬は山のようにあり、多くの方が苦労しているようです。
日本は大丈夫なのかなあ?