リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の70歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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初めてのショートステイ

入所の準備

昨年、私が鼠径ヘルニアの手術で入院している間(12月19日~21日)、妻をショートステイに預けました。

 

koichi68.hatenablog.com

ショートステイの利用は初めてです。

準備は全て私がするしかありません。私も同じ期間入院するのですが、妻の支度の方に格段の気を遣いました。

もっとも持ち物自体はほとんどありません。

着替えは手ぶらセット(衣類・パジャマ・肌着類一式付セット)を利用しました。1日税込み440円です。

タオル、歯ブラシ、歯磨き粉、コップ、ティッシュ等の生活必需品は施設に用意されています。

紙おむつ、パッドも施設で用意してもらえます。自宅から持っていくとかさ張るので助かりました。(ちなみにデイサービスでは常に持参しています。)

したがって持っていくのは薬、上履き(リハビリシューズ)、マスクくらいとなります。

薬は1回毎に袋に小分けし、日付等を書いたラベルを張っておきました。一人では服用できない(握力がなく袋が開けられない)ので介助してくれる方にも分かるようにしておかねばなりません。

これを3日分(計7袋)まとめて少し大きな袋に入れて名前を書いておきました。

万一紛失した時に備え、プレドニゾロンステロイド系抗炎症薬で飲まないと痛みがでます)だけは予備を用意しました。

マスクは少し多めに用意しました。(といっても5枚ですが・・・)

上履きはいつも使っているリハビリシューズをショートステイでも使います。

気になったのはお金、もしもの時に備え千円札を数枚袋に入れて持たせましたが、そのまま施設管理(金庫保管)となり、退所時に返されました。紛失・盗難予防のためのようです。今後は持たせないようにしたいと思います。

ショートステイの生活は?

入所日は午前9時頃に施設の車(リフトカー)が迎えにきました。

妻が入居した施設は45室あり、全て個室です。広さは18㎡あり、ショートステイの部屋としては広い方のようです。

各部屋には電動ベッド・テレビ・エアコン・洗面台・トイレ・チェスト・テーブル・コールボタンが設置されています。

妻は一人ではトイレが使えないので、都度コールボタンを押して介護士(ヘルパー)さんの介助で用を済ませていたようです。

日課計画表がこちらです。

 

午前中は体操、午後はレクリエーションの時間がありますが、レクリエーション自体はデイサービスと比べてそれほど充実していないようです。施設によって違いがあり、レクリエーションに力を入れている施設もあるようです。

このため、妻は大半の時間を部屋でテレビを視て過ごしていたようです。自宅にいる時とあまり変わらない生活です。ただし妻がよく見ているBS放送は映りませんので、あまり視たい番組はなかったようです。

なお病院のようにテレビの視聴料金を取られたり、イヤホンを使う必要はありません。(同じ時に病院にいた私は病室のテレビでBS放送も見られましたが、料金は取られました。)

食事やおやつは食堂で食べます。

料金は朝食410円、昼食700円、夕食640円で、おやつが150円です。

味についての妻の感想は、残念ながらデイサービスよりも劣るようです。

お隣のご婦人(毎月利用しているとのこと)も、食事はおいしくないと言っていたようです。それでも毎月利用しているのですから、別の良さがあるのでしょう。食事についても施設によって違いがあり、食事に力を入れている施設もあるようです。

お風呂に入れたのは入所日のみです。デイサービスと同じような機械浴槽が設置されています。

こちらがショートステイの介護実施記録です。(20日分)

1日1回理学療法士がリハビリとマッサージをしてくれたようです。

定期的に看護師さんや介護士さんが部屋を訪問し検診や投薬、更衣や排せい介助、バルーン管理、水分補給等をしてくれています。

夜間は2時間おきに巡視してくれています。

妻は食事やテレビ等で多少不満はあったようですが、きちんと介護してもらうことが大事で、それはしっかりできていたようです。

3日の利用で費用は2万円

ショートステイ先の送迎車で妻が家に戻ったのは21日午後3時半頃。私は既に退院していたので出迎えに行きました。

最後にかっかた料金を示すと

20,485円かかりました。

滞在費(1日3,600円×3日分で10,800円)と食費(おやつ込計4,650円)は実費負担で相応の費用がかかります。介護分は保険が効くのでそれほど負担になりません。

ちなみに私の入院費が37,230円ですから、合わせた費用は57,715円です。

介護者がいると入院するにも余分な費用と手間がかかります。

妻はともかく、私は病気をしないよう日々健康増進に努めないといけません。