もうすぐ70歳
私は今月で70歳となります。
古希を迎えることになります。古希とは杜甫が詠んだ詩「人生七十古来稀なり」に由来しています。ただ、今では70歳迄生きるのは普通で、60歳代以下で亡くなる方は不幸にして早死にしたとされる時代になっています。
私の母は92歳になっても元気ですし(足腰は弱くなったが口は達者)、亡くなった父や妻のご両親も90歳前後までご存命でした。先般のブログで危篤の報を受けた母のお姉さん(101歳)も危篤状態を脱したとの知らせを受けました。私もできれば米寿(88歳)迄、生きていられたらいいなと思っています。
日本ブログ村のランキングでは「シニア日記ブログ」と「介護ブログ」に参加していますが、シニア日記のサブカテゴリーでは「60歳代」と「70歳代」の両方に登録しています。「70歳代」は先月から参加しました。70歳になったら「60歳代」への参加を取りやめ「70歳代」に一本化してもよいのですが、とりあえずは今のままにしておこうと思っています。
私のブログは日本ブログ村のシニア日記から来られる方が一番多いのですが、「70歳代」と「60歳代」がほぼ同数となっています。どちらからも来ていただきたいので、このままにしておきたいというのが本音です。
実年齢は70歳代、気持ちは60歳代ということでお許しください。
ちなみに体組成計のアプリで測った私の体内年齢は63歳となっています。
70歳で何か変わるか?
ところで70歳になったら何か変わるのでしょうか?
今日では65歳以上の人を高齢者と呼びます。65-74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と呼んでいます。(下記厚生労働省のサイト)
70歳は65歳と75歳に挟まれた中途半端な年齢のようです。
老齢年金の受給は65歳からが基準です。(繰下げ受給はできますが)
介護保険の適用も原則65歳からです。
名古屋の高齢者に対する施策も65歳以上が対象になるものが多くなっています。
65歳になると敬老手帳が郵送され、さまざまな優待サービスが受けられます。
飲食店等の高齢者割引も65歳以上を対象とする店が多い印象です。
敬老パス(シニア世代を割引する交通パス)は70歳以上から使える自治体が多いですが、名古屋市は65歳から支給されています。
70歳になったからといって、特に変わることはあまりないようです。
70歳になると医療費の自己負担が減る
私が70歳になって、唯一ありがたいと思っているのは国民健康保険の医療費の自己負担が3割から2割に減ることです。(ただし高額所得者は3割負担です。)
70歳になると自己負担の割合(2割または3割)を表示した「高齢受給者証」高齢受給者証が貰えることになっています。
実は私は70歳の誕生日から自己負担割合が下がると思いこんでいました。歯医者の予約もこれを見越して誕生日の翌日にしました。
ところが名古屋市のサイトの文章をよく見ると
「70歳の誕生日の翌月(1日生まれの場合は誕生月)から、所得に応じて自己負担割合が2割または3割となります。」
と書いてあります。
70歳になったらすぐ自己負担が減るのではなく、私の場合は5月1日から自己負担が下がるようです。
歯医者の予約は歯茎のクリーニングで急がないので、5月に延ばすことにしました。
歯医者の点検くらいですと自己負担自体はたいしたことはないので目くじらを立てるほどではありません。ところが昨年末に実施した鼠径ヘルニアの手術では自己負担額(3割負担)が35,400円で、もし2割負担であれば23,600円と11,800円も減ります。
手術日程の相談の際、一瞬誕生日を過ぎてから手術をすることも考えたのですが(特に痛みもないので)、4カ月以上伸ばして悪化してもまずいので早急に手術をすることにした経緯があります。
5月からは自己負担が減るので耳鼻咽喉科や眼科についても検診を受け、悪いところがあればメンテナンスしようと思っています。