リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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母のお金の管理

母のお金の管理は細心の注意が必要

先日は妻のお金を私が管理していることを書きましたが、母もお金も私が管理しています。

母が老人ホームに入居した後、通帳等の重要物は私が管理することになりました。

母の預金通帳、印鑑、キャッシュカードは全て私が保管しています。

ただし、妻と違って神経を使います。

妻は傍にいますから、本人の意向はすぐ確認できますし、通帳も見せられます。トラブルなど起こりようがありません。

母とは年に数回、老人ホームで会うだけです。その時、お金の話はしません。私に全て委ねられている状況です。

万一母が亡くなれば相続財産となります。きちんと管理しないと無用なトラブルを招きかねません。

その分、厳正な管理が必要になってきます。

母のお金の動きは

母の収入は国民年金年金生活者支援金です。

金額は1年間で

国民年金                    418,122円(社会保険料控除後)

年金生活者支援金        60,240円

の計478,362円です。

年金受給額が少ないのは60歳から繰り上げ受給を選択したためです。

ともに農協の母の口座に入金されます。

農協の通帳

一方、母の支出の概要は先般のブログに書いた通りです。

koichi68.hatenablog.com

老人ホーム利用料               1,583千円

介護サービス費用                  213千円

高額介護費                         ▲58千円

医療費                                       74千円

生活費                                       51千円

の計1,863千円の費用が1年間でかかりました。

このうち、老人ホームの利用料と介護サービス費用は地元の信用金庫から毎月引き落とされます。本当は年金の受給口座から引き落とされるとよかったのですが、老人ホームから信用金庫を指定されたのでやむをえません。高額介護費は信用金庫の口座に振り込んでもらうよう指定しました。

信用金庫の通帳

農協と信用金庫の通帳は年金が振り込まれる時期に通帳を記帳し、内容を確認しています。ただ、取引している農協も信用金庫も愛知県内に支店はありません。名古屋市内にある別の農協と信用金庫で通帳を記帳しています。どちらも家の近くに店がなく、都心迄地下鉄で行っての記帳です。

医療費と生活費は事前に老人ホームに預けているお金から都度引き落とされます。母が老人ホームに入居する時、10万円を預けました。その後は私が老人ホームに見舞いに行った時に残高を聞き、必要に応じてお金を預けています。

老人ホームの預かり証

お金の動きのチェックも必要

老人ホームの利用料と介護サービス費用については毎月老人ホームから請求書が送られてくるので、記帳した通帳で金額をチェックしています。複数の口座の動きが分かるよう、エクセル表で管理しています。(農協の口座が二つありますが、片方は動きがほとんどありません)

医療費の領収書も一緒の封筒に入って送られてきますが、生活費分については金額の大きなものしか領収書は送られてきません。このため預け金の残高を毎月確認することはできません。預け金の明細については、老人ホームへ見舞いに行った際、請求するとコピーが貰えます。

老人ホームから貰った預け金の動きのコピー

これを郵送された医療費の領主書とチェックしつつ内容を確認するようにしています。動きはエクセル表に転記して管理しています。

母のお金の管理は少々面倒ですが、後日のトラブル回避のため、きちんと管理することが重要です。