リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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そろそろ本籍を移そうか?

戸籍謄本を取得するには?

昨日LINEで長男から本籍について問い合わせがありました。

長男は結婚を控え、戸籍謄本が必要になったようです。

私からは

「本籍を変更するのは構わない。ただし本籍を頻繁に変更するのは相続の時などで面倒だよ。」

と答えておきました。

私の本籍は実家のある浜松市にあります(子供たちも本籍は同じです)。母が老人ホームに入って以降は空き家で、いずれは処分を考えていますので、住所地である名古屋市に移した方が戸籍謄本を取得する時などに便利です。

戸籍謄本ないしは抄本を取得するには

〇本人(ないしは同一戸籍に記載のある人)が本籍のある市町村に出向いて申請する

代理人が本人の委任状を持参して、本籍のある市町村に出向いて申請する

〇郵送で取り寄せる

〇コンビニでマイナンバーカードを使って発行してもらう。ただし、市町村により取扱いが異なります。浜松市の場合は市内に住所がないと発行できません。名古屋市では住民票すらコンビニでの対応はできません。

という方法があります。

昨年、年金受給のために戸籍謄本が必要になった時は、郵送で対応しました。入手するまで多少の時間はかかりましたが(1週間ほど)、特に不便はありませんでした。

ただ、近くの役所で取得するのが便利なのは言うまでもありません。

戸籍謄本が必要な時はあまりない

では、戸籍謄本が必要な時はどんな時かというと

〇婚姻届の提出

〇離婚届の提出

〇パスポートの発給申請

〇年金の受給開始

〇相続

〇死亡保険金の請求

などが主で、そうそう必要な場面はありません。

私も長い人生の中で戸籍謄本を使ったのはほんの僅かです。(10回程度でしょうか?)

そのため、本籍を変える必要性をあまり感じてきませんでした。

戸籍は頻繁に移さない方がよい

それでも本籍地は現住所ないしはその近くに置くにこしたことはありません。

ただ、頻繁に本籍を移すと問題が出てきます。

戸籍謄本がよく使われるのは相続の時です。

相続人の確定には戸籍謄本が必要です。預金の相続や、不動産や株式の相続でも戸籍謄本が必ず必要になってきます。

この時、被相続人(亡くなった人)の戸籍謄本は生まれた時から亡くなった時までの連続した戸籍謄本が必要になります。

参考迄に三菱UFJ銀行での預金の相続(共同相続の場合)の際に必要な書類が下記に記載されています。

ご用意いただく書類 | 三菱UFJ銀行 (mufg.jp)

このうち、被相続人の戸籍謄本については、出生から亡くなられるまでの連続した戸籍謄本が必要と書かれています。

預金だけでなく不動産や株式の相続でも同様です。

出生から死亡までの連続した戸籍謄本を取るには、まず、死亡の記載がある戸籍謄本を取り、次に、戸籍謄本等には前の戸籍の情報が記載されているので、それを元に戸籍を一つ一つ遡り、出生の記載がある戸籍に辿り着くまで繰り返すことになります。場合によっては改正原戸籍が必要になってきます。本籍が何度も移動していると手続きが極めて煩雑になってきます。

自分が死んだ後のこととはいえ、相続人が困らないよう、なるべく本籍の移動は少なくした方が無難そうです。

そろそろ本籍を移す時か?

私の場合、もう住所は変わらないので、長男の結婚後のタイミングでそろそろ本籍を移そうかと思っています。さすがに住所地に本籍があった方が何かと便利そうです。

長男は婚姻届け提出時に本籍を選択しなけえばなりませんが、どこにするかは本人に任せています。しばらくは社宅住まいとなりますので、今のまま(私の実家)か、名古屋の私の住所にするか、それとも奥さんの住所にするかといった選択肢が考えられますが、一長一短があり悩ましいかもしれません。

ちなみに本籍地は日本の土地台帳に記載があれば、どこでも登録できます。

皇居や東京タワーを本籍地にしている人もいるようです。

長男の勤務先は東京の中心部にありますので、ここを本籍地にしてもよさそうです。

余計なお世話ですが・・・