リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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実家売却を母が再度承諾してくれた!

母を説得に老人ホームへ

昨日は母を見舞いに老人ホームを訪問してきました。

4月以来、2カ月ぶりの訪問です。

訪問の最大の目的は実家の売却について母を翻意させることです。

昨年暮れに訪問した際に母は実家の売却に応諾してくれました。

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これを受けて実家売却を進めるための不動産業者を探し始めました。

ところが今年の2月に母から手紙で実家の売却を止めて欲しい旨を懇願されてしまいました。

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3月末には依頼する不動産業者が見つかり、売却を進めるため4月初めに老人ホームを訪問し、母を説得しようとしました。

残念ながらこの時は双方とも譲らず物別れに終わりました。

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その後も私は売却の話を進めていますが、気持ちは晴れないので、再度母を説得しようという訳です。

何とか母が翻意

予約時間の午後1時半に老人ホームに到着し、母と面会です。

今日は母のご機嫌もよさそうです。

年初に骨粗鬆症と診断され、痛みもひどかったようですが、最近は収まりつつあるようです。部屋の中では一人で動き回っているようです。

母が一度了解したことを撤回したのは骨の痛みによる影響もあると思っていたので、体調の回復は説得するには好都合です。

とはいえ、いきなり実家の売却の話をする訳にはいかず、まずは先日亡くなった叔母(母の姉)のお通夜の際の記念写真と長寿銭を手渡し、その時の様子を話しました。

ちなみに長寿銭を渡す習慣は実家周辺にもあるようです。横で話を聞いていた施設長が教えてくれました。ただ、知らない人も多いようです。私も知っていたら父の葬儀の際に渡したのにと思いましたが、後の祭りです。

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こうした話で和んだ後、実家売却に話を向けると、意外とすんなり実家売却のOKが出ました。

母曰く

「自分はこの老人ホームに死ぬまで世話になることに決めた。老人ホームの施設長も最期迄面倒を見てくれると言ってくれた。実家を売るのは仕方がない。自分が死んだら次女(私の妹)の家に少し世話になる。」

最後の部分は遺骨を埋葬する迄置いてくれと言っているのか意味不明な部分はありますが、それ以上問いただしても埒があきませんので、「妹にお願いしておくよ」と伝えておきました。

その後、実家の値段について解体費用と廃物処理費用があるから0~300万円程度にしかならないことを伝えましたが、やむをえないとの返事でした。

母には売却の話がまとまったら、また報告に来ると伝えておきました。

実家売却について母が翻意したのは、骨粗鬆症により実家に戻ることは無理と本人が観念したこともありますが、老人ホームの施設長がアシストしてくれたことも大きいようです。

実は老人ホームの隣接地で相続した土地の売却の話を施設長が聞いていたようです。当初提示された価格に遺族が納得がいかず1年間様子を見ていたら全く買い手がつかなかったそうです。やむなく安値でも売ろうとしたようですが、その時提示された価格は取り壊し費用(相続後更地にしたようです)にすら満たなかったようですが、やむなく売却したようです。

施設長はこの話を母に伝え、売却のタイミングを逃すと大変なことになると母を説得してくれたようです。

これからが本番

ということで、再度何とか母の了解を取り付けました。

今度は施設長も横で話を聞いていたので、そうそう翻意はしないと思います。

ただ母の体調次第ではまた気分が変わるかもしれませんので、早めに話を進めないといけません。

売値については解体費用や廃物処理費が含まれていれば0円でもやむないと思っています。

ただ、それ以外にもまだ超えなければならないハードルがあります。

早めに不動産業者に連絡して、問題点を詰めていこうと思っています。