リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

にほんブログ村 シニア日記ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村 よろしければ上記バナーのクリックをお願いします

尿バッグが黒紫色に!

尿バッグから臭いにおいが漂い・・・

先週初めから部屋に尿臭いにおいが漂うようになりました。

当初は臭いの発生源も分からなかったのですが、1~2日すると妻の使用している尿バッグが黒紫色に変色してきました。

臭いの発生源は尿バッグのようです。

尿の色も黒紫色になってきました。溜まった尿を捨ててもバッグ自体が汚れてしまっているので、新たに溜まった尿もすぐに黒紫色に変色してしまいます。

臭さも増すばかりです。

自分でバッグを取り外して洗えば綺麗になるかもしれませんが、看護師さんしか尿バッグを扱えません。

金曜日が訪問看護の日なので、それまで待つことに。

臭いのは我慢するしかありません。

そして先週の金曜日、看護師さんに尿バッグを取り換えてもらいました。

取り替えた後の尿バッグがこちら。

きれいな色になりました。部屋に充満していた臭いも、あっという間に消えました。

やれやれです。

病気という訳ではなさそうだが・・・

妻が膀胱留置カテーテルを使いだして3年が経過しました。

腰椎が変形して神経を刺激し、排尿コントロールができなくなったため装着しました。

使い始めた当初は尿バッグが紫色に変色したことも何度か経験しています。

尿バッグが紫色になるのを紫色蓄尿バック症候群(Purple Urine Bag Syndrome)と言うようです。

ウロバック(蓄尿袋)が紫色になる Purple urine bag syndrome | なしろハルンクリニック (nashiroharn.net)

尿中に含まれている『インジカン』という物質が、尿中の「ある細菌」によってインジゴブルーとインジルピンという色素に分解され、これらの色素が尿バックやカテーテルに沈着することで藍色~紫色に見えるのが原因とされています。

紫色蓄尿バッグ症候群は便秘と尿路感染により生じる事が分かっており、発熱等の症状が無ければ原則抗菌薬を投与する必要はありません

長期にわたって尿道カテーテルを留置し、尿路感染を起こし、便秘傾向の場合は抗菌薬の服用などで、体の菌のバランスが変わった時などにみられることがあるようです。

採尿袋が紫色になったら  – ストーマケア.net (stoma-care.net)

とりあえずの対策としては、いつもより多くの水分を摂取するのがよいようです。

今回の尿バッグの紫色化自体は過去にも経験があるので特に心配はしていませんでしたが、尿臭いにおいだけは耐えられません。

早急に看護師さんに取り替えてもらうのが一番です。