リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

にほんブログ村 シニア日記ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村 よろしければ上記バナーのクリックをお願いします

義父の遺した世界のコインと紙幣

産廃業者に買い取ってもらうものは

実家にあるものの中には買い取ってもらえそうなものがあります。

買取価格が二束三文としても、その分廃棄費用が浮きますし、再利用してもらった方が役に立ちます。

家具類の出張買取は難しそうだったので断念、他で売却できそうなものはというと、浮かんだのは

着物類(娘二人の振袖は1回しかきていません、本人はもう着る気はないようです)

世界のコインセット

といったものです。

反物(生地)も値が付く可能性がありますが、老人ホームの施設長がぜひ持ってきて欲しいと言うので断念しました。

これらを売却するにはリサイクル業者に持ち込まなければいけませんが、私自身は車を持っていないので浜松市の業者を回るのは困難です。

我が家(名古屋)まで運べば近くにリサイクル業者があるので何とかなりそうですが、結構かさばるので宅急便代も馬鹿になりません。販売価格が運賃以下になる可能性も高そうです。

そんな中、不動産業者が紹介してくれた産廃業者の見積もりをじっと見ると、古物商の許可を持っていることが判明しました。

早速産廃業者に連絡すると、廃棄作業の際に査定して買い取ってくれるとのことでした。これなら、業者に持ち込む必要はありません。

万一何一つ買い取ってくれなかったとしても、手間と費用をかけていないのであきらめがつきます。

ということで、先週の土曜日に実家に行った際に、現物を確認してきました。

着物は和紙に包んでタンスに保管されていました。

このまま保管しておき、廃棄作業の際にタンスの場所を産廃業者に伝えようと思います。

こちらは価値があるか不明ですが、ついでですので調べてもらおうと思います。(まず値が付かないと思いますが・・・)

世界のコインセットは売れるか?

気になっているのが世界のコインセット(Coin Sets of All Nations)です。

義父が亡くなる直前に、長男に贈られたものです。義父は骨董品を集める趣味があり、その一部です。ただ、長男はコイン集めには全く興味がなく、保管スペースも必要なので、実家の2回の押入に10年くらい眠っていました。

こちらは業者の人の分かるようにと1階に移しましたが、結構重く運ぶのに苦労しました。

中には世界の紙幣やコインが解説書と一緒に入っています。

どのくらいの価値があるか私には全く分かりません。

ネットのオークション情報を調べると10万円くらいで取引されている事例があります。

ただこれはたまたま購入希望者がネットで見つかっただけで、業者の買取値段はもっと遥かに低いと思います。貰ったものなので、中身がきちんと揃っているかもわかりません。ネットオークションに出そうものならトラブルになりそうです。

そもそもこれを業者が買い取ってくれるかどうかも半信半疑というところです。いくら古物商を兼務しているとはいえ、海外の通貨まで取り扱っているかは疑問です。

私としてはタダ同然の1円でもいいので買い取ってもらって、愛好家の手に渡ればよいなと思っています。せっかく亡父が遺したものなので、捨てるのは申し訳ない気がします。

平成の記念硬貨セットは我が家に持ってきたが・・・

世界のコインセットの中には日本の硬貨のセットも入っていました。

こちらは現在も使えますので、骨董価値はなくても額面価値はあります。さほど重くはないので先週末我が家に持って帰りました。

平成の記念硬貨と平成に入ってから(平成10年迄)発行された1円、5円、10円、50円、100円、500円硬貨の年別のセットです。

台紙をみると平成の記念硬貨セットには天皇陛下即位記念の10万円金貨と皇太子殿下御成婚記念の5万円金貨が入っていることになっています。

ただ、色をみると金貨とは思えません。

よく見ると長野オリンピック記念硬貨(5000円)など別のものが入っていました。

10万円や15万円の金貨を孫にくれるとも思えませんので、別の硬貨に差し替えたようです。

結局、台紙通りの硬貨が入っていたのは4枚だけでした。(赤枠部分)

長野オリンピック記念硬貨(平成3年)以外では、昭和天皇在位50年100円硬貨(昭和51年)、つくば万博500円硬貨(昭和60年)内閣制度100年500円硬貨、青函トンネル開通500円硬貨(昭和63年)、瀬戸大橋開通500円硬貨(昭和63年)といった昭和の記念硬貨が入っていました。

 


貰い物なので文句を言う筋合いはありません。

ちなみに買取価格を調べると「買取不可」とされているのが大半で、値が表示されているものはありません。

古銭買取価格一覧表|全種類毎日更新 – 株式会社アンティーリンク (antylink.jp)

金貨でないと、まず値はつかないようです。

それでも額面を合わせると(5000円3枚、500円6枚、100円2枚)18,200円になります。

発行年別硬貨セットが計6,660円ですから、記念硬貨を合わせると24,860円分のお金として使えます。

とはいえ、せっかく頂いたものでたいした保管スペースも必要ないので、こちらは義父の遺品として大切に保管しておこうと思います。

そのうち価値が出てくるかもしれません。50年以上先でしょうけど・・・