リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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実家の維持費用がなくなるのが一番

電気と水道を解約

今日、実家の電気と水道の解約手続きをしました。

実家の引き渡しが目前に迫っており、もう必要はありません。

母が老人ホームに入る時、電話やガス(プロパン)、新聞等は解約しました。

ただ、電気や水道は実家の維持に必要なので、契約はそのままになっていました。

NHKは視ることはないのですが、実家に2台もテレビが設置されているため解約が難しく、契約が残っていましたこちらは売買契約を締結した段階で解約しました。

電気と水道は実家の片づけの際に必要になるので手続きを保留していましたが、業者による片づけが終了したので今後使うことはなく、本日手続きをした次第です。

空き家でも電気や水道代は馬鹿にならない

ちなみに昨年払ったこれらの料金は次のようになります。

電気料 28,041円

水道料 22,572円

NHK       20,553円

合わせると71,166円になります。

電気も水道もほとんど使うことはありません。ほぼ基本料金でこれだけの負担がでてきます。

実際に使っているのであればやむをえませんが、使っていないのに支払うのはムダという他はありません。

10月の水道料金、使用量0なのにこれだけ費用がかかります

実家の維持費用はこれ以外にも

実家の維持費用はこれ以外にもあります。

最大のものが固定資産税です。

実家の土地建物合わせ114,112円が課税されています。

また実家の除草消毒を妹に頼んでおり、1回毎に5,000円払っています。

この1年では6回頼んでおり、その費用は30,000円になります。

これらを合わせると、実家の維持のために払っている費用は年間21万を超えていました。

なお、昨年までは火災保険料(年間24,740円)も払っていましたが、空き家の場合は保険料が5万円を超えるため解約しました。

今回の実家の売却額は400万円ですが、廃物処理費や測量登記費用、不動産仲介会社への手数料、税金などの支払があるため手元には100万円程度しか残りません。

それでも実家維持のための出費年間21万円がなくなるのは大きなメリットです。

今後10年保有していれば210万円にもなります。

また空き家保有に伴うさまざまな問題点(老朽化、火災リスク、景観悪化、治安悪化等)も売却によって解消されました。

放置空き家がもたらす被害-NPO法人 空家・空地管理センター

特定空家に認定されて固定資産税の優遇がなくなり、税負担が更に増加する懸念もありません。

特定空き家とは-NPO法人 空家・空地管理センター

維持費用と手間がかかる実家は早めに売却して間違ってはいないと思っています。

今後は妻の介護に専念できます。