リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の72歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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血便は一段落も新たな問題が・・・

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内視鏡検査の結果は

昨日は妻の血便の治療で入院した病院へ診察に行く日でした。

いつも行く大学病院とは違い我が家から比較的近い病院なので、タクシーで10分ほどで到着しました。

予約時間は午前10時ですが、30分以上早くの到着です。

いつもの大学病院だと予約時間前に診察してくれることはなく、混雑していると1時間以上待たされることもしばしばですが、こちらの病院は比較的すいているようで、10分ほど待ったら診察室に入れました。

入院の際担当してくれた女医さんから説明を受けました。

内視鏡検査の画像と下の絵を見せながらの説明です。

虫垂と上行結腸の間に何か所か隆起ができているようです。

ただ悪性のもの(癌)ではなさそうですが、炎症性腸疾患の可能性は捨てきれないようです。

今回の出血の原因は憩室出血の可能性が高いものの、炎症性腸疾患の可能性もあり特定はできないというのが結論のようです。

現時点では血便もなくなっており、通常の食生活に戻してもかまわないとの話でした。

通院も不要で、念のため半年後に診断を受けることになりました。

ただ、定期的に内視鏡検査を受けた方がよいとのアドバイスがありました。

妻は今回の内視鏡検査が痛かったため受けたくなさそうでした。

とりあえず様子を見ることになりますが、また血便が出たら病院に行き内視鏡検査を受けることになるかもしれません。

CT検査で気になる点を指摘され

妻が救急車で運ばれた際に実施したCT検査についても説明がありました。

二つ気になる点があったということです。

一つは頸椎に気になる箇所があったということです。

頸椎については3年以上前の大学病院の検査でも変形が指摘されていますが、同じかどうかは分かりません。

koichi68.hatenablog.com

この時は手術の話も出てきましたが、手術には危険も伴うことから妻の拒否感も強く、経過観察が続いています。

もう一つは脳の検査結果です。

女医さんからは水頭症の疑いがあるとの指摘を受けました。

iNPHとは?|高齢者の水頭症 iNPH.jp

水頭症とは、脳と脊髄の表面(クモ膜下腔)に存在する脳脊髄液が過剰に貯留し、主に脳室が拡大する病態です。

水頭症は子供に多い非交通性水頭症と大人に多い交通性水頭症に分けられ、交通性水頭症は原因が分かっている続発性正常圧水頭症と原因不明な特発性正常圧水頭症に分けられます。

妻の場合は特発正常圧水頭症の疑いがあるようです。

この場合は歩行障害・認知症・尿失禁といった症状が現れるようです。

iNPHとは?|高齢者の水頭症 iNPH.jp

女医さんからは尿失禁について問われましたが、そもそも膀胱留置カテーテルを装着しているので尿失禁ということは起こりえません。

歩行障害は長期に亘っていますが、これは関節リウマチの進行によるもので原因がはっきりしています。

認知症についてはもの忘れの傾向はありますが加齢によるものと思われ、それほど気になる状況ではありません。

ということで、現時点では特発性清浄圧水頭症の症状を判別することはできません。

来月に大学病院の成形外科での定期受診が予定されており、女医さんから大学病院の医師に連絡してくれることになりました。(今日診察を植えた病院は大学病院の系列です)

そこで成形外科医に相談することになりますが、頸椎は専門ですが水頭症については専門外なので脳神経外科の診察が必要になるかもしれません。

いろいろなことがでてきますが、一つ一つ対応するしかありません。