病院を変えるか悩み中
妻の関節リウマチの治療は30年近く大学病院で行っています。
今の主治医の先生(准教授)とも20年以上お世話になっています。
6年前に引っ越す迄は家から近く、妻も自力で歩けたので通うのに特に不便はありませんでした。
ところが引っ越してからは倍以上の距離になったうえ、4年前からは車いす生活となったことからタクシー代もかかるようになりました。
とはいえ最先端医療設備を備えた大病院であり、病院を変えるという選択肢は全くありませんでした。
ところが4月末妻が救急車を呼んだ際、大学病院が一杯で系列の病院に案内されました。この病院の利用は初めてでしたが、入院してみてこの病院に変えるのも悪くないかなと思うようになりました。
大学病院の系列なので、医師も大学病院から派遣されるケースが多々あります。妻の主治医の診断はありませんが、同じ大学病院の膠原病内科の医師が毎週診断に来ています。過去の診断データも共有されると思いますし、これまでの主治医の判断も仰げます。手術等は大学病院の方がよいと思いますが、系列なので紹介状を書いてもらえそうです。
他にも病院を変えるメリットには次のことがあります。
待ち時間が減りそう
大学病院の膠原病内科の待ち時間は異常です。通常は午前11時~11時半の予約ですが、この時間帯に呼ばれることはなく午後1時を過ぎることもしばしばあります。
これに対し系列病院の待合は比較的すいており、さほど待たされることはなさそうです。
距離が近い
大学病院はタクシーで30分くらいかかり、タクシー代も片道4,000円~5,000円くらいかかります。これに対し系列病院はタクシーで10分程度、タクシー代は1,500円程度で済みます。
入院した時に見舞いに行く場合、大学病院は地下鉄を乗り換えて30分以上かかりますが、系列病院は自転車で10分程度です。
敷居が低い
大学病院は大病院ですので妻が体調を崩した場合でも診てもらうのが大変です。原則予約制ですので、予約がないと2~3時間は待たされることを覚悟しなければなりません。
近くのクリニックで診てもらえればよいのですが、妻は関節リウマチの薬を多種服用しており副作用の関係で簡単に診てもらえません。
訪問医を呼ぶのが一番ですが、診療機器の持ち運びの問題等で検査等に限界があります。
この点系列病院なら大学病院ほど敷居は高くないので、気軽に診てもらえそうです。設備は大学病院ほどではなくとも充実しています。
とりあえず大学病院に相談してみようかと
現在、大学病院で定期的に診察を受けているのは次の3科目です。
膠原病内科~3か月毎、関節リウマチの進行状況の確認と薬の処方
成形外科(脊椎)~半年毎、脊椎手術後の経過観察
歯科口腔外科~3か月毎、右下顎の変形の経過観察(関節リウマチ治療薬の副作用に起因している可能性があるため大学病院で検診)
このうち、膠原病内科と歯科口腔外科は同じ日に診察してもらっています。
昨年迄は更に別の成形外科(人工関節及び外反母趾)や眼科の定期健診もありましたが、現在では上記3科目に減りました。
今月はこの3科目の定期診察が予定されています。
タイミングを見て、担当医に病院変更の話を相談してみようと思います。
整形外科と歯科口腔外科については薬の処方もなく経過観察だけなので、系列病院に変更しても問題はないかと思います。
膠原病内科はそうもいきません。薬の処方などは今の主治医の方が安心感があります。診察日までに、じっくり考えたいと思います。