13日の金曜日の仏滅だからか・・・
一昨日(13日)は妻を連れて大学病院の整形外科に行く日でした。
既に膠原病内科と歯科口腔外科を系列病院に移す手続き中で、整形外科も移す了解が取れれば、今後大学病院通院は一区切りとなります。(妻の病状次第でまたお世話になる可能性は十分ありますが)
最近妻は車いすを降りてタクシーに乗り込むこと(もちろん介助してあげてですが)ができず、車いす毎乗り込んでいます。
この日も病院に行くためにタクシーを呼びました。ジャパンタクシーと呼ばれる車いす毎乗り込めるタクシーです。
タクシーは予定通り到着、運転手がスロープを取り付け車いすを乗せる準備を始めました。
ところがここでアクシデント発生!
車いすを乗せるためのはスペースの関係で前列の助手席を折りたたんで前に出さないといけません。
ところがこの操作に運転手が悪戦苦闘、セッティングができません。
運転手が15分くらい奮闘しましたが、どうにもならず代わりに別のタクシーを呼ぶことになりました。
今度は無事車いす毎、妻が乗り込めました。
結局代わりのタクシーが自宅を出発したのは予定時刻の30分後でした。
多少余裕をもってタクシーを呼んでいたのですが、大学病院に到着した時は診療予約時刻を過ぎていました。
ただ幸いなことに、この日は病院もすいていて、すぐに診療してもらえ、大事には至りませんでした。
ちなみにこの日は13日の金曜日の仏滅という三拍子揃った日です。(病院がすいていたのもそうせいかな?)
この程度のトラブルなら許容範囲というところでしょうか。
なお病院から帰る際に運転手のこの話をしたところ、シートを思い切り蹴れば前に移動できるようです。迎えに来た運転手は車いすを乗せるのは久しぶりと言っていましたので、慣れていなかったようです。
手術したら命にかかわると言われ・・・
4月末に妻が救急車で系列病院に運ばれた際のCT検査で頸椎に異常があると言われ、その旨を大学病院の整形外科の先生に伝えてもらえるようお願いしていました。
一昨日の大学病院の診察の際、この件について説明がありました。
従来より指摘されていた頸椎の変形のようで、新たなものではないようです。
整形外科の担当医は「頭の頸椎の変形」と言っていましたので、一番上の部分かと思われます。
妻の排尿障害や手足のしびれ等は頚椎症に起因する可能性が強いと考えられています。
頚椎症の進行を抑えるには手術しか選択肢がなさそうですが、今回の診察で担当医からは
「手術しか変形を治す方法はないが、危険すぎる。最悪命にかかわるおそれがある。」
と言われました。
手術はできないという判断です。
ただ、4年前は手術を勧められた記憶があります。
その時は妻が手術を嫌がったので、経過観察ということになりました。
頸椎の手術は危険が伴うえ、成功しても症状が改善する保証もありません。
妻は14年前、脊柱後側弯症の手術を受けたことがあります。12時間以上にも及ぶ大手術で、その時の記憶が手術のトラウマとなっているようです。
ただ手術ができないとなると、今後頸椎の変形が進んできてより厳しい症状が出てきた場合、対応方法がありません。
妻は頸椎以外にも腰椎や股関節の変形が進んでいる他、手術した脊椎も取り付けた金具の位置が変わって皮膚を突き破りそうな状況にあります。
先のことを考えると暗澹たる気持ちにもなります。
この日、整形外科も系列病院に変えることが決まりました。
新しい先生が決まったら、妻の現状をじっくり相談したいと思います。
医師が変わることで、新たな希望がでてくることをささやかながら期待しています。