酸素不足の原因は・・・
昨日のお昼頃、妻の入院している病院の主治医から電話がかかってきました。
「胃の穿孔については順調に回復してり、もう心配はないと思います。
血中酸素濃度の低下については、食事(重湯やスープ)をきちんと飲み込むことができず、誤嚥性肺炎を起こしたようです。明日、嚥下機能の評価のための検査を行います。検査はそれほど大げさなものではありません。」
とのことでした。
食事を開始する時に主治医は嚥下機能を心配していましたが、誤嚥性肺炎の症状が出ているようです。
誤嚥性肺炎とは食べ物や唾液、胃液などが誤って気道に入り、肺に炎症を起こす肺炎の一種です。高齢者や嚥下機能が低下している人に多く見られるようです。
肺が炎症を起こすと、酸素と二酸化炭素の交換がうまくできなくなり、血液中の酸素濃度が低下します。特に誤嚥性肺炎では、肺の広い範囲が影響を受けることがあり、酸素の取り込み能力が落ちることがあります。食事開始後から発生した妻の酸素不足もこれに起因しているようです。

今日は嚥下内視鏡検査を実施
誤嚥性肺炎に対しては次のことが行われます。
• 酸素投与
酸素濃度が一定以下(たとえば90%未満)になると、酸素吸入が必要になることがあります。
• 抗生物質や点滴治療
誤嚥性肺炎は細菌感染が原因であることが多いため、抗生物質の投与が行われます。
• 嚥下機能の評価と対応
酸素投与については昨日のブログにも書きましたが既に行われています。
看護師さんによると昨日から抗生物質の投与も始まりました。


そして再発予防のために、嚥下機能の評価(嚥下内視鏡や造影検査など)や、食事形態の見直し、リハビリが重要です。
このため今日は嚥下内視鏡検査が行われる予定です。
この検査は食物が通過する喉を観察し、喉の形や動き、感覚に異常があるかどうかを調べ、摂食嚥下障害の原因や予防法を検討するものです。
細い内視鏡(ファイバースコープ)を鼻から挿入し、のど(咽頭・喉頭)の動きを直接観察しながら、実際に食べ物や水を飲み込んでもらう検査になります。
• 食べ物が気管に入っていないか(誤嚥)を確認
• 飲み込むタイミングや咽頭の動きの評価
• 着色したゼリーやとろみ水などを使って、安全な食事形態を探る
といったことをします。
所要時間は約10〜20分程度。比較的簡便で、ベッドサイドでも実施可能なようです。

せっかく胃の穿孔の治癒が順調に進んでいるので、早く嚥下機能が回復し、血中酸素濃度の値が正常値に戻ることを期待しています。
