初盆は身内だけでお墓参り
ゴールデンウィークに子供たちが我が家にきたので、亡妻の初盆(新盆)と一年祭(仏教の一周忌)について相談しました。
初盆については、できれば身内(私と子供)だけのお墓参りで済ませたいというのが本音です。
まず初盆の時期を7月にするか8月にするかが悩ましい問題です。実家周辺は8月なのに対し、亡妻の実家周辺では7月です。名古屋では7月のところと8月のところに分かれているようです。
マンションなので盆飾りをするのも大変です。
親戚(妻の兄二人、私のきょうだい)は浜松に住んでおり、暑い中名古屋に来てもらう大変です。

そもそも実家は神道ですが、神道には初盆という行事そのものが本来存在しません。
初盆は仏教の行事で、故人の霊を迎える「盂蘭盆会(お盆)」に由来しています。
神道では、亡くなった方は 祖霊(みたま) として家を守る存在になるという考え方で、仏教のような「迎え火・送り火」「盆棚」などの習慣はありません。
そのため初盆を行わないのが普通で、行わなくても失礼には当たらないとされているようです。
ただ、地域の慣習として初盆があたりまえのように行われてることもあります。
亡父の時は初盆と一年祭の時期が重なっていたので、親戚や近所の方の来訪に備え盆飾りもしておきました。
名古屋周辺は仏教的な初盆の習慣が強い地域のようですが、名古屋在住の親戚はいませんし、近所の方が来訪する可能性はありません。
親戚には神道であることを伝えれば理解してもらえそうです。
ということで初盆という行事は行わず、お盆に近い時期に身内で集まってお墓参りをすることにしました。
神道の家庭で初盆を家族だけで静かにお墓参りするという形は、とても自然で、むしろ丁寧な弔い方のようです。
私と子供たちで静かに亡妻に祈りを捧げたいと思っています。

一年祭は僧侶のお経で
10月は亡妻の一年祭の時期になります。
初盆と違って一年祭は五十日祭と並ぶ神道の大切な行事です。
こちらは省略する訳にはいきません。
今度は親戚をお招きし、墓前祭と会食をしたいと考えています。
ただ気になる点が一つあります。
神道ですので本来は神職に祭祀をお願いするのが筋ですが、五十日祭の時には墓苑の住職さんにお経をあげてもらいました。流れからいくと今回も住職さんにお願いしたいところです。
神道の正式な一年祭は神職による祭祀ですが、「必ず神職でなければならない」という厳格な決まりはないようです。日本では神道と仏教が混ざる供養はよくあるようです。
神職さんにお願いするにしてもどこに頼んでいいか分かりません。住職さんにお経をあげてもらう方が自然なような気がします。そもそも亡妻の実家は仏教です。
ということで、先日娘二人とお墓参りをした際に、事務所に寄り一年祭の予約をしてきました。たまたま住職が受付に出たので(本来は墓苑業者が対応しますが休みの日だったようです)、祈祷もお願いしておきました。

お墓参りを大切に
神道では故人を静かに偲ぶ時間を持つことが大切とされます。
私は祭祀の形式よりも頻繁にお墓参りをして、亡妻と向き合って静かに祈りを捧げる方が大切だと思っています。
月2回以上はお墓参りをするようにしています。
息子夫婦や娘たちも我が家に来るたびにお墓参りをしていきます。

お墓参りは気を遣わず故人との時間に集中できる場であり、子どもたちと一緒に自然な形で思い出を語れる場でもあります。
形式よりも「心」を大切にしていきたいと思います。

