リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の70歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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今日は健診の日

何とか期限内に滑り込み

本日は家の近くのクリニック(私のかかりつけ医)に特定健康診査(特定検診)に行ってきました。

特定検診は近年増加している糖尿病や高血圧症などの生活習慣病になる前に健康管理に気を配り、生活習慣病の前段階であるメタボリックシンドロームを予防・改善しようという取組みとして、平成20年から始まりました。

特定健診・特定保健指導|国民健康保険中央会 (kokuho.or.jp)

昨年は3月に鼠径ヘルニアの手術をした病院で検診を受けました。病院なので設備も充実しています。

今年も同じ病院で検診を受けようと正月明けに病院に検診の受付にいきました。

ところが、3月迄予約で満杯ということで検診を断られてしまいました。

どうしようかと迷いましたが、かかりつけのクリニックでお願いすることにしました。病院ほどではないですが、それなりの設備は整っています。

2月13日が定期診断日だったので、その際に特定検診をお願いしました。予約できたのが今日という訳です。

今年度の名古屋市国民健康保険)の検診は3月31日迄です。

私の場合は妻がデイサービスに行く水曜日しかまともに時間が取れませんので、まさに今日が検診の最後のチャンスということになります。

がん検診も受診

特定検診の内容はメタボの予防がメインなので、医師の診察、身体計測(身長、体重、腹囲)、血圧、尿検査、血液検査と基本的なものばかりです。

体重、血圧は毎日測定していますし、血液検査もコレステロールの状況観察のために半年に1回は実施しています。目新しいのは尿検査だけですが、費用は無料なので受けておくのにこしたことはありません。

ただ、名古屋市ではワンコインがん検診(1検診ごとに500円)を受けることができます。

この制度は全国的にも珍しいようです。

全国でも名古屋は充実!名古屋市がん検診「ワンコイン検診」を知っておこう | 人間ドックの予約ならマーソ (mrso.jp)

さらに70歳以上になると自己負担は無料となります。

この制度を利用して本日は肺がん・結核検診と前立腺がん検診を受けてきました。

他に大腸がん検診も申し込んだのですが、ことらは検査用の便を持っていって調べてもらうことになりました。

できれば胃がん検診も受けたかったのですが設備の問題で残念ながら受けられませんでした。

検査結果は次回の受診日(5月末)ということになりました。

次回はまた病院で検診を受けたいと思っています。そのためには早めに申し込まないといけません。

白紙が一転、不動産業者を紹介された

不動産業者が見つかった!

実家売却のための不動産業者探しについては正月明けに取引銀行にお願いしていましたが、業者がなかなか見つからないため、これ以上迷惑は掛けられないことから一旦白紙に戻す旨の話をしました。

koichi68.hatenablog.com

ただ、何か話があった場合には連絡をくださいとの旨は伝えていました。とはいえ現実には銀行経由で探すのは難しいと判断し、こちらから探さないといけないと考えていました。

そんな中、今日銀行から電話があり、業者が1社見つかったとの話がありました。

銀行からは会社名と担当者名、電話番号を教えてもらいました。浜松市内に本社のある会社です。

まずは紹介された会社をインターネットで検索してみました。

ホームページを見ると、業歴は50年近くあり、宅地建物取引士が40名近く在籍する静岡県西部では大手の業者のようです。ここなら安心して任せられそうです。

早速、教えてもらった電話番号に連絡し、銀行からの紹介である旨を告げ担当者と話をしました。

建物を壊さないと売却は難しいのかと尋ねましたが、担当者曰く

「建築費の問題もあって、建物付きの不動産を探しているお客さんもいるので、探せないことはない。問題は敷地面積が広すぎることかな。」

との話でした。

敷地が広い=土地代が高いということで敬遠されるようです。

まずは実家の中を見せて欲しいとのことでした。

ウィークデイに名古屋を離れることは妻の介護で困難ですが、幸い先方は土曜日も営業しているようです。土曜日なら娘に妻の介護を任せて浜松迄出かけることが可能です。

4月6日に母の見舞いに行く予定だったので、その後実家で落ち合うことにしました。

これなら母の見舞いと不動産の相談を一度で済ますことができるので一石二鳥という訳です。

ただし、問題もあります。

母は年末に実家売却を応諾したものの、年が明けてから心変わりしており、まずは母を説得しなければなりません。

koichi68.hatenablog.com

結構頭の痛い問題ですが、やるしかありません。

逃げていては何も解決しません。せっかくの銀行からの紹介を生かさない手はありません。

マイカーなし生活も丸2年

車は売ってしまったけれど

丁度2年前、マイカーを売却して車のない生活になりました。

koichi68.hatenablog.com

当初は車があればと思うこともありましたが、今は全く不便は感じません。マイカーの必要性を全く感じません。

車のない生活にすっかりなじんできた気がします。

イカーの代わりは電動アシスト自転車、公共交通機関、タクシー、徒歩ということになります。

妻の介護で外出できる時間が限られるので、買い物等日常生活での外出はもっぱら徒歩ということになります。健康にもよいので一石二鳥というところです。

妻がデイサービスへ行く日や娘が妻を見てくれる日は多少遠く迄行けるので、自転車や公共交通機関を利用しています。天気の良い日は自転車、雨など悪天候の日は公共交通機関(主は地下鉄)ということになります。

交通費は安上がり

車を手放すことで利便性は失われましたが、家計費は随分と楽になりました。

昨年1年間の交通費は

タクシー代             68,000円

電車賃                    12,870円

敬老パス更新費用    5,000円

の計85,870円です。

タクシー代のうち43,460円は妻の大学病院への通院分です。

電車賃は母が入居する老人ホームへの往復費用です。年4回程度ですので、この程度の費用で済んでいます。

これに対し車を持っていた時にかかった費用は、車両購入費、ガソリン代、高速道路代を別としても

駐車場代            60,000円

自動車保険料     64,900円

自動車税             39,500円

と、固定費用だけで164,400円もありました。車を持っているだけでこれだけの費用がかかります。

車を手放しただけで78,530円も家計費が浮いたことになります。

交通費が安くすむのは名古屋市の施策に助けられていることも見逃せません。

まずは障害者福祉タクシー利用券

koichi68.hatenablog.com

この制度により、昨年度は40,670円もタクシー代が軽減されました。

今年度から制度が改変されて福祉タクシー券が利用しやすくなるので、年間で8万円くらい軽減される見込みです。

既に新年度分のチケットが届いています。(使えるのは4月1日からです)

160枚分のチケットなので、かなりの厚みがあります

もう一つは敬老パス。

名古屋市内で乗降する場合は市営交通(地下鉄、バス)、JR、私鉄(名鉄近鉄)の乗車賃が無料になります。

誕生日毎に更新手続きと負担金が必要になりますので、こちらも更新案内が届いています。私の場合、負担金は5,000円ですが、すぐに元が取れます。

私の運転免許証はあと1年で更新時期を迎えますが(ゴールドなので期間5年)、車を運転せざるをえなくなる場合も考えて更新はしておくつもりです。ただ、実際に車を運転することはかなりの確率でもうないと思っています。

費用面もありますが、何より事故を起こす心配がなくなることが一番です。

個人情報物を裁断

1年ぶりに個人情報物を処理

昨日、個人情報が記載されている書類をシュレッダーで裁断しました。

1年以上貯めていたので、結構な分量があります。

上と横から見たところです

名前や住所の入った書類や印刷物等は個人情報保護の観点からシュレッターで裁断して捨てています。

今回裁断する書類は封筒の他、

処方された薬の明細(患者名が書かれています)

保険調剤明細書(こちらも患者名の記載あり)

いずれも薬局から出されるものです。多くは妻の分ですが、私の分もあります。

この他では大学病院の予約票(患者名が記載)

デイサービスで持ち帰る書類(排尿量などが記載されています

などがあります。

そしてこちらは銀行OB会の異動(住所、職場等)案内です。

まさに個人情報の塊といったものです。

時節柄、止めた方がよいというのが私の意見ですが、年寄の集まりですので時代の流れについていけない人が多く、案内が廃止されることはなさそうです。

深く気にせず、そのままゴミとして出す人もいそうで、心配ではあります。

裁断は個人用シュレッダーを利用

さて、こちらが今回使用した個人用のシュレッダーです。

アイリスオーヤマ製で3000円台で購入しました。

A4用紙の大きさ迄裁断できます。一度に5枚迄裁断できるようですがトラブルがあると面倒なので1~2枚づつ裁断しています。

裁断の際は、それなりの大きさの音がします。

ダストボックスは8.7LありA4を65枚収納可となっていますが、わりと早く一杯になってしまいます。

ダストボックスが一杯になったら、可燃ゴミ袋(45L)に移し替え。

この作業を5回ほど繰り返して、何とか全てを裁断することができました。

45Lの可燃ゴミ袋の八分目くらいまで裁断ゴミで埋まりました。

作業時間は1時間以上かかりました。

1年分ですからやむをえません。

気になるには・・・

我が家の個人情報物については定期的に裁断しているので問題はありません。

気になるのは実家に残されている書類などです。

古くて広い家ですから、古い書類が捨てられずに残っている気がします。

一度実家の中をじっくり点検したいのですが、妻の介護で拘束されているので時間が取れません。

放っておく訳にはいかないし・・・

悩ましい問題です。

母が右手首を骨折したとの連絡が・・・

骨粗鬆症と診断されているのに

本日夕方、母が入居している老人ホームの施設長から電話がかかってきました。

右手首に痛みがあり、母を連れて整形外科へ行ってきたようです。

診断の結果は右手首を骨折しているとのことでした。

利き手が使えないので、食事の際は職員さんに手伝ってもらっているようです。

自分で食事をしようとすると、左手でフォークとスプーンを使って食べるしかありませんが、慣れていないので簡単ではないようです。

電話だけでは骨折の状況はよくわかりませんが、右手首が使えないと手すりを持って立ったりするのに不便で心配です。

母は先月、骨粗鬆症と診断されたばかりです。

koichi68.hatenablog.com

それからは車いす主体の生活のようですが、自分で部屋の荷物を動かそうとしたりして職員さんをハラハラさせているようです。

トイレも介助が必要とのことですが、自分一人で用を足すことがしばしばあるようです。

職員さんに気を遣っていると思われますが、大きな怪我につながるおそれもあります。

早い時期に老人ホームを訪問して、そのあたりをきちんと伝えないといけません。

そのためには妻の介護を娘に任せないといけませんが、今は仕事が忙しいようでなかなか都合がつきません。

何とか娘に都合をつけてもらって老人ホームに行ってこようと思っています。

名前は違うが同じクスリ?

処方箋と違う薬が3種類

先週妻が大学病院で診察を受けた後、処方箋を受け取りました。

その際プログラフという薬が別の薬になっているが、成分は同じだから問題ない旨の話がありました。

発行された処方箋がこちらです。

さっそく薬局で薬を受け取り中身を確認しました。

こちらが薬局が出した薬のリストです。

プログラフが含まれています。

処方箋のどの薬がプログラフの代わりかわからなかったので、処方箋と薬局のリストを

比べてみました。

すると処方箋にない薬が3種類もあり、どれがプログラフの代わりかわかりません。

処方箋にあってリストにないもの~タクロリムス、ムコソルバン、バクタ配合顆粒

リストにあって処方箋にないもの~プログラフ、アンブロキソール、ダイフェン

翌日、薬局へ確認に行くことにしました。

プログラフはタクロリムスと、ムコソルバンはアンプロキソールと、ダイフェンはバクタと同成分の薬になるようです。

プログラフとタクロリムスは同じ成分ですが、錠剤の大きさがタクロリムスより大きいようで主治医が飲みやすさを考慮して代えたのかもしれないという説明でした。

薬局からは取り替えてましょうかという話も出ましたが、プログラフ自体特に飲みにくい訳ではなく、服用する薬を日毎にまとめて袋に入れてくれており詰め直すのは大変なのでこのままでよいと答えました。

一般名は同じでも商品名は違う

ちなみにプログラフを調べると

医療用医薬品 : プログラフ (プログラフカプセル1mg 他) (kegg.jp)

一般名はタクロリムス水和物と記載されています。プログラフは総称、プログラフカプセル1mgは商品名ということになるようです。

商品一覧 : タクロリムス(ニプロファーマ)と同じ有効成分の医薬品 (kegg.jp)

上記でみるとプログラフが先発品、タクロリムスが後発品(ジェネリック医薬品)ということになります。

同様に調べてみると、アンプロキソールはアンプロキソール塩酸塩が一般名、アンプロキソール塩酸塩徐放カプセル45mgが商品名で、ムコソルバンの後発薬になります。

商品一覧 : ムコソルバン(帝人ファーマ)と同じ有効成分の医薬品 (kegg.jp)

ダイフェンはスルファメトキサゾール・トリメトプリム製剤が一般名、ダイフェン配合顆粒が商品名となり、バクタが先行品のようです。

商品一覧 : ダイフェン(鶴原製薬)と同じ有効成分の医薬品 (kegg.jp)

下記サイトによると、薬の商品名とは一つひとつの薬に製薬企業が名前をつけたもので、一般名とはくすりの主成分のことを言うようです。

くすりの話 152 「一般名処方」とは – 全日本民医連 (min-iren.gr.jp)

一般名で書かれた処方せんを受け取った薬剤師は、先発医薬品と同じ主成分・効能の薬剤であれば、患者と相談して経済的負担が軽くなる後発医薬品を調剤できます。

一方、妻が通う大学病院の処方箋は商品名で書かれています。

ただ商品名で書かれていても「変更不可」とされていなければ、同じ成分・効能の薬であることや、副作用などについて説明し、患者の了解を得た上で、薬剤師は後発医薬品を調剤することができるようです。

ge_chirashi.pdf (kyoukaikenpo.or.jp)

ちなみに妻が受け取った大学病院の処方箋の下の方には、「後発医薬品への変更可」と書かれており、後発品の調剤が可能です。

思い起こせば1年前はアラバという薬が市場に出回らなくなり、確保に苦労しました。先発品でも後発品でもかまいません。薬不足が深刻化していますので、処方された薬と同成分であるならば手に入るだけでありがたいと思わなければなりません。

福祉タクシー券の利用が便利に

今年度もタクシー利用券が大量に残ったが・・・

先週、名古屋市から妻宛てに「重度障害者福祉タクシー利用券更新のお知らせ」が届きました。

重度障害者福祉タクシー利用券は身体障害者手帳2級以上の人に交付されます。(妻は身体障害者手帳1級)

今年度分(2023年4月~2024年3月)は1枚830円助成される利用券が96枚交付されました。今年度分の利用券は今月末迄しか使えないため、次年度分の利用券の交付案内が届いたという訳です。

ところが今年度分の利用券がまだ手元に47枚も残っています。96枚交付されたうち使ったのは49枚、半分近くが使わないまま残りそうです。

現時点で、こんなに残っています

昨年度分の利用券も40枚が期限切れでしたので、2年続けて40枚以上の利用券を無駄にしたことになります。

タクシーを利用するのは大学病院への通院とメルパルクへの外食(月1回程度)くらいです。それ以外ではタクシーを利用することは滅多にありません。昨年は長男の結婚式(横浜)くらいです。その他の外出(大半は外食)は歩いていける範囲にとどめています。近場の方がバリアフリーの状況(段差やユニバーサルトイレの有無等)を熟知しているので、遠出するよりも安心感があります。

福祉タクシー利用券の使用は一乗車につき1枚(830円)しか使えません。大学病院とメルパルク程度での利用では利用券が残ってしまうのはやむをえません。

嬉しいお知らせが同封されていて・・・

一方で、今回の通知にはこんなお知らせも同封されていました。助成金制度が変更になるようです。

まず1枚当たりの助成額と交付枚数が変わります。

妻が助成されているには福祉券です。交付枚数が従来の年間96枚から160枚に増えますが、1枚当たりの金額は830円から500円に減額されます。

総助成額は従来が830円×96枚で=79,680円でしたが、来年度は500円×160枚=80,000円となりちょっとだけ(320円)増えます。

もう一つの変更点は一乗車1枚の規制がなくなり複数枚(最大10枚)を使えるようになります。こちらの変更は個人的に大変ありがたい変更です。

大学病院へのタクシー代は片道平均3,400円(福祉タクシー券利用前)くらいですが、今までは福祉券を1回830円分しか利用できなかったので残る2,570円は自己負担せざるをえませんでした。それが4月からは3,000円分(6枚)が福祉券を利用できるので自己負担は400円で済みます。

ちなみに今年度(3月15日現在)のタクシー代は計69,610円です。タクシー券を49枚使っていますので40,670円が助成されており、本来のタクシー代は110,280円ということになります。

来年度は端数分(500円未満)の自己負担を考慮しても、福祉タクシー券160枚(8万円分)は全て使い切れそうです。

来年度のタクシー利用が今年度くらいであれば、タクシー代の年間自己負担は3万円くらいで済みそうです。

年間4万円くらい交通費が浮きそうなので、ありがたい変更です。

医療費の全額負担とや今回の福祉タクシーの制度など、名古屋市の福祉関係の施策は充実しているので、身内に介護が必要な人を抱えている者としては大いに助かっています。