リタイアおじさんの絵日記

名古屋市在住の73歳。4年間在宅介護していた妻に先立たれたばかりです。

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母の緩和ケアを見守るしかなさそう

母の痛みは続いているが

今週初め、母の状態について老人ホームの施設長から連絡がありました。

母は相変わらず痛みを訴えているようです。

ベッドから車いすへの移乗は極めて大変なようで、多くの時間をベッドで過ごしているようです。今まで母は車いすに座って面会していましたが、今後は病院のようにベッドで面会することになりそうです。

当然トイレには連れていけません。紙おむつにするしかありません。母は嫌がっていたようですが、仕方ありません。膀胱留置カテーテルを使用するという方法がありますが(入院していた病院で使っていました)、老人ホームの看護師はカテーテルを挿入することは禁止されているようです。

食事は経口栄養剤で補っているようです。これなら摂取しやすいので、それなりの量が飲めているようです。最低限の栄養は確保されているようです。

亡妻が5年前ひどい食欲不振に陥った時は、大学病院の医師にお願いしてエンシュアという経口栄養剤を処方してもらって危機を乗り切った記憶があります。

痛み止めの薬は近くの整形外科などに相談して、少しでも痛みが和らぐよう微調整をしているようです。

また母のために、マットレスも介護用のものに取り替えてくれたようです。

これにより、体勢の調整、圧の分散、起き上がりの補助がしやすく、骨折の痛みを軽減する効果がありそうです。高齢者は、痛みの半分は姿勢の問題と言われるほど、ベッド環境が重要です。

亡妻を在宅介護していた時も4年半ほどは介護ベッド、マットレスをレンタルしていました。その効果は実感しています。

別の病院で手術するのは・・・

母の痛みを何とか和らげてあげたいという気持ちは強いですが、私にできることはなさそうです。

施設長は他の病院だったら手術してくれたと思うので、今回の手術回避は残念だったようです。母のような高齢の入居者が骨折の手術をして治ったことも何回か経験しているようです。

ただ、施設長は別の病院で手術させる気はなさそうです。

私が手術させてくれと依頼すれば動いてくれるかもしれませんが、私からお願いする気はありません。病院側がリスク回避のため手術を回避したいという意向はあったかもしれませんが、MRI検査などをして出した結論です。母には手術に耐える体力はないと判断するのが自然と思います。

手術をすることで痛みが回復する可能性もあるでしょうが、より痛みをひどくする可能性も低くはありません。また何度も病院に入院するのも、95歳の母にとっては負担が大きく、かえって痛みや混乱を増やす可能性があります。

老人ホームの緩和ケアを見守ろう

緩和ケアとは、がんなどの重い病気に伴う 身体的・精神的・社会的・スピリチュアル(生きる意味の悩み) のつらさを和らげ、その人らしい生活をできる限り続けられるよう支えること です。

緩和ケアはがんだけの医療ではありません。治りにくい骨折や慢性的な痛みも対象になります。

緩和ケアでできることの例としては

・痛みの薬の細かい調整(量・種類・タイミング)

・痛みの原因に応じた追加の治療(神経ブロックなど)

・体勢・寝具・クッションの工夫で痛みを減らす

・不安・混乱・孤独感への心理的サポート

・家族の負担を軽くする相談支援

などがあります。

老人ホームでは母の薬の微調整 をしてくれ、さらに 介護用マットレスに変更してくれています。
これは、ホームとしてできる「痛み緩和の基本対応」をすでにしっかり行ってくれている状態です。緩和ケアができています。

これ以上何ができるか私には分かりませんが、私があれこれ口を出すより老人ホームに任せた方が間違いがなさそうです。

母は95歳という年齢で骨折が長引き、痛みが続く状況は、医学的にも回復が難しい段階に入っている可能性があります。今後は完全な回復を目指すよりも、痛みを和らげながら穏やかに過ごすことが中心になります。終末期だからこそ、無理をせず、苦痛を減らし、穏やかさを守ることが最優先になりそうです。

今は老人ホームの緩和ケアを静かに見守ろうと思います。

冷凍野菜をローリングストック

ローリングストックとは?

今月の名古屋市広報に災害対策でローリングストックの記事がありました。

ローリングストックとは普段の食品や日用品を少し多めに買い置きし、古いものから消費して、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品や日用品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法です。

広報では災害に備え最低3日から7日×人数分の食料や飲料水、日用品を備蓄しましょうと書かれています。

飲料水や日用品は別として、食料を7日分備蓄せよと言われても困ってしまいます。一人暮らしで総菜を買ってくることも多く、冷蔵庫内には食材はあまり入っていません。うっかり買いだめすると使い切れず捨てる羽目になりかねません。肉や魚はその日食べる分しか買いません。野菜は1個ないし1袋ですが、使いきれずダメにすることもあります。

買いだめをせず、無くなったら買うというのが今の買い物パターンです。これなら食品ロスは最低限で済みます。スーパーは自宅に隣接しているので、毎日買い物をするのは苦になりません。

乾麺、カップ麺、缶詰を保存しておくのがよさそうですが、私はこれらを全くといっていいほど食べません。(麺類は生麺を食べています)賞味期限切れで捨てたことが何度もあります。我が家ではローリングストック向きではありません。

災害に備えてローリングストックと言われても困ってしまいます。

何か方法はないか考えてみました。

冷凍野菜をローリングストックしよう

冷蔵庫の冷蔵室は空間が多いですが、冷凍室は結構満杯です。

特に冷凍野菜は煮物用(500g)とカレー用(500g)が常時2~3袋入っています。しいたけやその他の冷凍野菜も入っています。

安い(1袋200円程度)のと、調理に手間がかからないので重宝しています。

これが災害時の備蓄に役に立ちそうな気がします。

災害時には停電の可能性があり、その場合には冷蔵庫の電源も切れます。

ただし、冷凍庫は開けなければ2日間くらいは保冷できると言われています。(自然解凍の状態にはなるでしょうが)

停電しても中身を捨てない!冷蔵庫・冷凍庫の鮮度を守る『保冷の知恵』と食べ切りルール | Bread Wonder Factory まもるんパン

その間に冷凍野菜を利用して煮物とカレーを作れば、3日分くらいの食料になります。毎日しっかり沸騰させれば、3~4日は食べられそうです。

毎日、同じものを食べることになりますが、災害時ですから贅沢は言えません。

冷凍野菜は賞味期限が長い(1年以上)うえ、毎月必ず使うのでローリングストックには最適です。

冷凍庫は隙間なくギチギチに詰まっている方が、停電時の温度上昇を劇的に遅らせることができるようなので、冷凍野菜を多めにストックしようと思います。

パンとご飯の冷凍分は早めに食べないと

一人暮らしになってからパンは開封後、ご飯は炊いた後に冷凍保存しています。常時パンは3枚程度、ご飯も3食分くらいが冷凍されています。

ただ、ご飯やパンはチャーハンやトーストにしても長持ちはしません。

停電二日目くらいまでには食べておいた方がよさそうです。

ちなみにパン・ご飯の冷凍室と野菜等の冷凍室は別にしています。

野菜の冷凍室はギリギリ迄開けず、パン・ご飯の冷凍室から開けた方がよさそうです。

わが家の災害時の食事対応は

上記を踏まえ、災害時(停電時)の食事は

〇災害1〜2日目:冷蔵室の残り物(卵、豆腐、野菜など)+冷凍パン+冷凍ご飯で対応

冷凍パンは自然解凍後焼く、冷凍ご飯は自然解凍後チャーハンなどで食べることになります。

〇災害3〜5日目:冷凍野菜の大鍋料理で対応。なるべく多めに煮物とカレーを作る。毎食前に沸騰させて3日間くらい過ごす。

この間には停電が復旧する可能性が高いと思われます。

大都市に住んでいますので

・電力会社の復旧体制が強い

・送電ルートが多重化されている

・近隣自治体からの応援が早い

・インフラ復旧の優先順位が高い

という理由から早期の復旧を期待してもよいかと思います。

もし復旧まで1週間くらいかかるなら、あと2日分のストックが必要ですが、レトルトカレー2袋(1袋3食入り)とレトルトご飯2パック(1パック3食入り)を用意しておこうと思います。時々レトルトご飯とレトルトカレーを温めて昼食にすれば、ローリングストックになります。

ということで、我が家でローリングストックする食材は冷凍野菜とレトルトカレー、レトルトご飯で何とかなりそうです。

もちろんカセットコンロとボンベ(停電時の調理に必須)の用意、飲料水のストックも忘れてはなりません。

ずっと使っていないので、試してみないといけません

 

 

介護付き有料老人ホームでよかった

終末期にサ高住の対応は限界があり

母が老人ホームへの入居を希望した時、実家の近くには老人ホームが三つありました。

介護付き有料老人ホーム(現入居)の他、特別養護老人ホーム(特養)とサービス付き高齢者住宅(サ高住)です。

当時、母の介護度は要支援2でしたので、特養には入れません。現実的な選択肢は介護付き有料老人ホームかサ高住ということになります。

サ高住も弟妹が見学に連れていったようです。

利用料(室料+食費)は、どちらも同じくらいです。

介護付き有料老人ホームは私が調べて紹介しており、私はこちらを推していましたが、妹は施設長の印象が悪くサ高住推しでした。

最終的に母が介護付き有料老人ホームを気に入っており、こちらに入居することになりました。

母が終末期に近づいている現段階になると、介護付き老人ホームを選んで正解だったと実感しています。

近くのサ高住も看取りには対応しています。訪問介護事業所も併設しているので、介護体制はそこそこ整っているようです。

ただし、看護師はいません。訪問看護事務所も併設されていないので自分で探して契約しないといけません。緊急時対応の契約をしても、駆け付けるには時間がかかります。特に夜間は看護師も簡単には来れません。

またこの施設は夜間に常駐職員が1名しかいません。

介護士は医療行為ができません。看護師なら訪問医の指示で医療行為ができます。

母のように終末期に入ったと思われる状況では、夜間に体調を崩したら対応は相当に困難だと思われます。病院への救急搬送しかなさそうです。

もし母がサ高住に入居していたら、看取り対応の病院(緩和ケア病棟・地域包括ケア病棟など)に移るしかなく、今頃は施設探しをしていた可能性が高そうです。

ちなみに看取りに対応しているサ高住は2~4割くらいで、半数以上は対応していないようです。

一方、医療型・ホスピス型のサ高住(増加中)や訪問看護ステーションが併設されているサ高住なら終末期にも対応できるようです。

今となっては母を介護付き老人ホームに入れてよかった

母の入居している介護付き老人ホームは入居料(室料+食事代)が119,800円と安く、20名収容のこじんまりとした老人ホームですが、看護師が常勤し、看取りにも対応しています。(ちなみに看取りに対応しない介護付き有料老人ホームも2割くらいあるようです。)

入居者の平均年齢が88歳と高齢なこともあり、老人ホームで亡くなる方も多く、看取りには慣れているようです。

介護付き有料老人ホームは「特定施設入居者生活介護」の指定を受けているため、終末期の体制が制度的に強化されています。

介護付き老人ホームが終末期に強いのは

・看護師が常勤または夜間オンコール

・協力医療機関の往診が定期・緊急ともに可能

・介護職員が複数名で夜間も対応

・看取り指針が整備されている(家族説明・同意書・医師判断)

・年間の看取り実績がある

といったことにあります。母の入居している老人ホームも同様です。

前のブログに書いたように、母は看取り期に入ったと思われます。

ただ、看取りには慣れているようなので、老人ホームに任しておいても安心できそうです。母も入居して4年半以上が経過しているので、見知らぬ病院よりも、慣れた環境で最期を迎える方が精神的によいと思います。

母に残された時間は少ないと思いますが、最期迄静かに過ごしてほしいと思う次第です。

母は看取り期の入り口か?

看取りの話が出た背景は?

一昨日の老人ホームの施設長との会話の中で「看取り」の話がでてきました。

「こちらで多くの方の看取りをしてきましたので、お母さまもその場合は責任を持って看取り対応をいたします。」と言っていました。

母が看取り期に入ったかどうかは、はっきりとは分かりません。ただ、数多くの看取り対応の経験から、母も看取りの時期に入ったと感じているような気がします。

確かに看取り期に入った兆候は私も感じます。

認知症が進行

施設長は老人ホームに戻って認知症が進んだと話していました。伝えたことをすぐ忘れてしまうようです。人の認識や会話(耳が遠い問題はありますが、女性職員の声は聞き取れるようです)はできるのですが、話の脈絡や時間の感覚が乱れるのは病院の面会で感じていました。

母が認知症の兆候を示したのは今年に入ってからですが、一気に初期段階から中期に進みつつあるようです。

この時期の特徴は

・記憶障害:数分前に聞いたことを忘れる(短期記憶の低下)

・見当識障害:時間や順序の感覚が曖昧になる(「昨日」「明日」が混ざる)

・思考の脈絡が途切れる:話題が飛ぶ、筋道が通らない会話になる

・理解力の低下:説明を受けても内容を保持できず、繰り返し確認が必要

・感情の不安定さ:不安や混乱から怒りっぽくなることもある

のようで、結構当てはまります。重度ではないものの、進行が速いので注意しないといけません。

立位保持ができない

母は入院前は自力でトイレで用足しができました。今は二人以上の職員が対応してもベッドから車いすへの移乗にすら苦労しています。支えてあげても、立つこと、立っていることができません。トイレの利用は断念したと聞いています。

2週間足らずの入院中に立つという機能が一気に低下したようです。

身体機能は使わないと機能が低下します(廃用症候群)。

亡妻が退院した時も廃用症候群がみられ、つかまり立ちに苦労しました。ただ、理学療法士のリハビリなどで短期間に元に戻りました。

母の場合も廃用症候群が出ていると思いますが、母の場合は認知症により身体の自動的な動作(手続き記憶) が徐々に曖昧になっているようです。「どうやって立つのか分からない」「立とうとすると怖い」「体重をどこにかければいいか分からない」という状態のようです。

これに痛みの記憶による恐怖が加わり、立ち上がり動作を脳が拒否しているようです。

この状態ではリハビリしても効果は期待できません。

再び立つことは無理なのかもしれません。今後は車いすの移乗も減らし、ベッドでの生活が中心になります(寝たきり状態)。認知症が更に進む懸念もあります。

食事量が落ちた

母は入院中に食事量が落ちたようです。老人ホームでもその傾向は変わりません。

高齢者が最期に向かうときは、消化機能が弱くなる  (食べ物を受け付けなくなる)、エネルギーを必要としなくなる  (食欲が自然に減る)、飲み込み(嚥下)機能が低下する (むせやすくなる、食べるのが怖くなる)といった状態になり、食事量が一気に落ちます。

更に認知症が進むと、食べ方が分からなくなることや食事への興味が薄れることなどから食事量がもっと減るおそれがあります。

母は看取り期に入ったか

以上の事(認知症の進行、立てない、食事量減少)をみて、老人ホームの施設長は母が看取り期に入ったと感じたと思われます。

私も同感です。

もし看取り期に入ったとすれば、数週間〜数か月で亡くなる人が多いようです。(個人差は結構あるようですが)

母は95歳で大病(急性白血病)も経験しています。そろそろ覚悟をしないといけない時期に入ったのかもしれません。

後は老人ホームにお任せして、少しでも面会回数を増やそうかと思います。

懸念が現実に・・・

いやな予感はあったが

一昨日、母は病院を退院し老人ホームへ戻りました。

老人ホームの車に乗り込む時、母は元気そうに見えました。

ただ、病院で母がトイレに行きたいと言った時、二人の看護師さんがベッドと車いすの移乗に随分苦労していました。二人がかりで対応しても大変そうです。トイレの様子は分かりませんが、大変だったに違いありません。退院前の着替えの際も3~4人の看護師が対応していました。

トイレ介助やベッドと車いすの移乗は介護の基本です。

亡妻は握力がほとんどないのにもかかわらず、手すりを持って1分くらい立っていてくれたことから、その間に紙パンツの上げ下げができ、何とかトイレ介助ができていました。車いすへの移乗もスムーズでした。これにより亡妻を4年以上在宅介護できたのです。

病院での母の様子を目の当たりにした時、これは厳しいと思い、母を迎えにきてくれた老人ホームの看護師さんに「介護が大変になるかもしれませんが、よろしくお願いします。」と伝えました。

koichi68.hatenablog.com

もう一つ気になったのは、母がベッドの柵を持って立ち上がろうとするような仕草を見せていたことです。もちろん脚の状態から立ち上がれませんが、認知症が進んでおり、無意識に立ち上がろうとしたら心配です。大腿骨や恥骨は骨折したままで、大けがになりかねません。

また、母は病院では食事をあまり食べていなかったと話しており、これも心配材料です。

私個人としては不安が残る中での退院ですが、慣れた環境に戻れば、母も元気を回復するかなという期待もありました。

痛みが再発、介護も厳しく

そんな中、昨日夕方に老人ホームの施設長から電話が掛かってきました。

内容を要約すると、こんな感じです。

老人ホームに戻った日、母はいたって元気でした。

食事も8割方食べたそうです。

ところが、昨日になると食欲が落ち、昼には再び脚が痛いと訴えました。

やむなく入院直前に応急で診てもらった整形外科に連れていきましたが、大病院でないと対応は難しいとのことです。

入院していた病院で診てもらうしかありませんが、あいにく今日、明日は休診日です。救急外来ですぐ対応できるかわからないので、とりあえず老人ホームで経過をみることにしました。(私から病院で再診しても、手術はしない方針なので、治療は難しいだろうという話を施設長にしました。)

母は老人ホームでも頻繁にトイレに行きたいと言うようですが、老人ホームで3人の職員が対応しても困難な作業のようです。そもそもベッドから車いすに移乗することすら大変なようです。私が病院で観た光景が更にひどくなったようです。

施設長としては、母をトイレで用足しさせることは困難と判断したようです。紙おむつをしているので、そこにするしかありません。母はトイレに行きたいようですが、どうにもなりません。おむつ替えを頻繁にしないといけないので、職員さんも大変です。膀胱留置カテーテルは使えないかと私が聞くと、医師の許可がないとできないとのことです。

そのうえ、老人ホームに戻ってからも柵を持って立ち上がろうとしたようです。そんなことをしたらベッドから落ちてしまいます。施設長としては最悪の場合ベッドに縛り付けることも必要になるので、その許可を私に求めてきました。私も了解するしかありません。

母は入院前に比べて、やはり認知症が進んでいるようです。もはや老人ホームの職員が注意・指導しても理解できない状態のようです。何をするか分からず危険です。

老人ホームが言う「縛る」というのは、乱暴に拘束するという意味ではなく、転倒や骨折の悪化を防ぐための身体拘束(安全確保のための最終手段)を指します。日本の介護施設では法律で厳しく制限されており、必要最小限・短時間・理由の記録が義務づけられています。母の状況(痴ほうの悪化+骨折+立ち上がろうとする行動)は、まさに「命に関わる危険があるため、やむを得ず身体拘束を使うケース」に該当するようです。

老人ホームとしても今後はできる範囲の介護を続け、静かに看取りたいとの話でした。残念ですが、その対応しかないと私も思います。病院にいても延命治療をしないのですから同じことです。

母の入院している老人ホームでは、何人も看取り対応をしてきたとのことです。つらいですが、最期まで面倒をみてくれるのはありがたいことです。

今は覚悟を決めて母の状態を見守るしかありません。

ただ、急性白血病すら克服して生き抜いてきた母ですから、いい意味で何が起こるかわかりません。一縷の望みだけは持っていたいと思います。