市内の施設の利用料金が上がる
今月の広報に名古屋市内の施設の料金改定のことが掲示されていました。
10月1日から改定になります。
大人料金だけでなく、高齢者の割引料金も上がります。主なものは
名古屋城500円(市内高齢者100円)⇒1,000円(同300円)
東山動植物園500円(市内高齢者100円)⇒800円(同200円)
なごや科学館800円(市内高齢者200円)⇒1,000円(同300円)
スポーツセンター500円(市内高齢者100円)⇒600円(同200円)
といったものです。
値上率は大きいですが、元々高齢者は100円の施設が多かったので300円になったとしても払えない料金ではありません。施設の維持にはお金がかかりますので、高齢者も多少は協力しないといけません。

値上げうんぬんより、まず利用しよう
名古屋市内の文化・公園施設の高齢者料金の改定額を調べてみました。
| 施設名 | 現行(〜2026/9) | 改定後(2026/10〜) | 値上げ幅 |
|---|---|---|---|
| 名古屋城 | 100円 | 300円 | +200円 |
| 東山動植物園 | 100円 | 200円 | +100円 |
| 名古屋市科学館(展示室とプラネタリウム) | 200円 | 300円 | +100円 |
| 名古屋市美術館(常設展) | 100円 | 150円 | +50円 |
| 文化のみち撞木館 | 100円 | 100円 | 0円 |
| 旧川上貞奴邸 | 100円 | 100円 | 0円 |
| 揚輝荘(聴松閣) | 100円 | 150円 | +50円 |
| 東谷山フルーツパーク(熱帯果樹温室) | 100円 | 150円 | +50円 |
| しだみ古墳群歴史の里 | 100円 | 100円 | 0円 |
| 蓬左文庫(単独観覧) | 無料 | 200円 | +200円 |
高齢者料金が上がらない施設もあります。
一番よく行くのは東山動植物園です。年に数回は行きます。こちらは高齢者用の年間パスが600円で買えます。10月から1,000円になりますので値上げ前の9月にパスポートを買おうと考えています。

その他の施設は数年に1回というペースです。
文化のみち撞木館、旧川上貞奴邸、揚輝荘、しだみ古墳群歴史の里、蓬左文庫は行ったことがありません。しだみ古墳群(バスで30分以上かかる)以外は自転車で行けますので、近々訪れてみようと思います。
確かに値上げ率の大きな施設もありますが、上記の施設の高齢者料金は最高でも300円です。値上げの有無にかかわらず、もっと積極的に利用した方が楽しそうです。
ちなみに全国3位の入場者数を誇る名古屋港水族館の入場料は大人2,030円で高齢者はその半額です。こちらも施設の維持が大変なようですが、今のところ値上げの計画はないようです。
名古屋には敬老パスがある
施設の高齢者割引という点でみると、名古屋市は少々弱い感じがします。
動物園や美術館でみても
天王寺動物園(大阪)~大阪市内在住65歳以上:無料
円山動物園(札幌)~札幌市在住70歳以上:無料
国立西洋美術館(東京)~65歳以上:常設展無料
国立科学博物館(東京)~65歳以上:常設展無料
大阪市立美術館(大阪)~大阪市内在住65歳以上:企画展無料
といった無料の施設が存在します。

では名古屋市は高齢者にシビアかというと、そうではありません。
何といっても敬老パスがあります。
名古屋市の敬老パスは65歳以上を対象に、年間1,000円~5,000円の負担金で市内乗降分の公共交通機関(市バス、地下鉄、JR、名鉄、近鉄、三重交通)の運賃が無料になります。
他県の制度より格段に優れています。
東京都:70歳以上、年間1,000円(住民税非課税世帯)か12,000円(他)→ 都営バス、都営地下鉄、民営バスが対象
大阪市:70歳以上、1乗車50円→ Osaka Metroと大阪シティバスが対象
京都市:70歳以上(順次引き上げ)、年間9,000円〜45,000円→ 市バスと地下鉄が中心
横浜市:70歳以上、年間3,200円~20,500円→横浜市営バス、民営バス、市営地下鉄、金沢シーサイドラインが対象
対象年齢と利用できる交通機関では圧倒的に名古屋が優れています。JRや私鉄まで対象の都市はなかなかありません。市内なら車はなくとも、どこへも無料で行けます。
施設の利用料(値上げ後も格安ですが)を払っても、移動費用がタダなので、こちらの方が圧倒的に助かります。
敬老パスの制度さえあれば、施設の値上げに文句を言うつもりはありません。

