年金を繰り上げ受給したのが裏目に
こちらが日本年金機構から送られてきた母の年金(国民年金)振込通知です。

月別の年金支払額はもちろん2か月分です。
1カ月分は40,082円しかありません。
なぜこんなに少ないのかといえば、母が年金の繰り上げ受給を選択したためです。
ただでさえ国民年金だけでは少ないのに、繰り上げ受給まですると、これしかもらえません。
60歳の時に母はまさか94歳になっても生きているとは思いもよらなかったのかもしれません。

社会保険料が負担に
問題は手取り額になると更に少なくなることです。
手取り額は月37,293円しかありません。
わずかばかりの年金なのに7%も社会保険料が引かれてしまいます。
税金(所得税、住民税)は課せられていないのですから社会保険料も免除してくれればと思いますが、残念ながらそういう訳にはいきません。
まず介護保険料からみると
年20,178円で最も少ない金額になります。
ただ年金収入のみであれば80.9万円迄が同じ金額です。
母の倍近い年金を貰っている人でも払う介護保険料はあまり変わりません。
母の年金が少なすぎるため負担が大きいのです。
次に後期高齢者医療制度による保険料ですが。所得割はかかりませんが均等割(47,000円)は負担しなければなりません。
ただし所得に応じた軽減制度があり、母の場合は7割が軽減されます。
年金所得43万円(年金収入168万円)までが7割軽減の対象となります。
母の3倍の年金を貰っている人でも均等割は7割軽減されます。
母の年金収入が少なすぎることが社会保険料負担を感じる要因なのです。ちなみに繰り上げしていなければ月17,000円くらい年金が増えていたと思われます。社会保険料は変わりませんので、手取りが丸々増えます。
今更ながら65歳から受給していたらと思いますが、後の祭りです。
ちなみに妻のように70歳くらいで亡くなった場合は繰り上げた方が得になるので、一概に決めつける訳にはいきませんが・・・
結果論ではあります。

今は母の貯金があるので(河川拡張にともない田を市町村に売却した代金です)老人ホームの費用が払えていますが、あと1年で尽きてしまいます。
その後は私が年100万円くらい負担しないといけません。
母の繰り上げ受給の決断が私の財布にも響いてきそうです。

