リタイアおじさんの絵日記

名古屋市在住の73歳。4年間在宅介護していた妻に先立たれたばかりです。

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老人ホームを探すには?

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老人ホームはどうやって探すの?

私は2回老人ホームを探した経験があります。

最初は母の入る老人ホームを探した時です。この時はネットの老人ホーム検索サイトを利用しました。

次は昨年妻が亡くなる直前の時です。在宅介護が無理となって地域包括ケア病棟に手続きに行った時、ソーシャルワーカーが「ナーシングホーム」の候補を紹介してくれました。(結局、入居する前に妻が亡くなってしまいましたが)

こちらのサイトに老人ホームの入居に至った経緯のアンケート結果が掲載されています。(高齢者住まい事業者団体連合会の調査なので、公的施設は含まれません)

https://www.wic-net.com/material/static/00018289/00018289.pdf?utm_source=copilot.com

多い順に(複数回答のため合計が100%を超える)

①本人・家族が探した         39.8%

②本人・家族が紹介事業者に依頼して探した    24.6%

③本人・家族等がケアマネージャーに依頼して探した    22.9%

④本人・家族等が病院のMSW(医療ソーシャルワーカー)に依頼して探した     21.3%

⑤その他(知人の紹介等)    10.9%

となっています。

大手老人ホーム検索サイトは便利

上記アンケート結果で一番多いのが、「本人・家族が探した」です。

では、どうやって探したかというと、インターネットの利用が圧倒的に多いようです。ネットで探す時に最も利用されていると思われるのが老人ホーム検索サイト(みんなの介護、LIFULL介護など)です。施設の空室状況・料金・写真・口コミがまとまっています。掲載件数も多く、みんなの介護、LIFULL介護では全国の6万件近い施設が掲載されています。検索方法も工夫されており、比較検討も便利です。私が母の老人ホームを探したのも大手検索サイトです。

では検索サイトはどうやって収入を得ているかというと2パターンがあるようです。

〇掲載料は無料で、成約報酬を施設から徴収。~ネット掲載の施設の電話番号(050)から追跡用の電話番号(トラッキング番号)が把握でき、成約すると施設が検索サイトに連絡し報酬を払う。成約しなければ施設の費用負担はないが、成約すると施設側の負担がかなりあります。

〇掲載料を徴収して広告を出す「ポータルサイト型」~成功報酬はありません。成約がないと掲載料が無駄になることも。

当然ながらどちらのパターンも、老人ホームを探している人の費用負担はありません。

紹介事業者の利用も増加中

二番目に多いのは紹介業者の利用ですが、一番多い可能性もあります。

というのも、ケアマネージャーやMSWが紹介業者を使う場合が多いからです。

亡妻のケアマネに聞いた時も紹介業者を教えると答えていました。

というのもケアマネは①特定の施設を紹介しすぎると利益相反になる②施設の空室状況は毎日変わるので、ケアマネでは把握しきれない③ケアマネは「医療・介護の専門家」であって、施設営業の専門家ではない、といったことが背景にあるようです。

また病院のMSWが紹介業者を使うことも増えているようで、それはケアマネと似たような状況を抱えているからと思われます。

こうしたことから、老人ホーム紹介業者はかなりの広範囲で活用されていると考えられます。

老人ホーム紹介業者は施設から紹介料を徴収しており、通常は老人ホームを探している人に費用は発生しません。ただ、手数料を請求されたり、身の丈に合わない高額な施設を紹介されるリスクがあり、トラブルも起きているようです

要介護度高い高齢者に「高額値付け」 老人ホーム紹介ビジネスが横行:朝日新聞

このため紹介事業者届出公表制度ができ、こちらのサイトから調べることができます。

紹介事業者届出公表制度 | 高齢者住まい事業者団体連合会(高住連)

ちなみにケアマネや病院は地域の施設事情に詳しい中小の紹介会社を使うことが多いようです。

公的施設はケアマネやMSWが頼り

民間施設では検索サイトや紹介業者のウェイトが大きいですが、公的施設となると違います。

特別養護老人ホーム(特養)はケアマネの役割が大きくなります。

特養の申し込みは、ケアマネが必要書類を作成、ケアマネが生活状況を記載、ケアマネが施設へ提出、という流れが一般的です。ケアマネ抜きでは進みません。

特養は「要介護度・生活状況・緊急性」で入居判定するため、ケアマネの情報提供が必須なようです。

一方、老健(介護老人保健施設)は退院支援の一環として利用されるため、MSWが主要な紹介窓口になります。

MSWは退院調整、老健の空き状況確認、家族との面談を日常的に行うため、老健の紹介はMSWが中心です。

民間施設でも検索サイトや紹介業者を使わない道も・・・

民間施設(介護付き有料老人ホーム、サ高住、住宅型老人ホーム)は検索サイトや紹介業者が広く使われていますが、それで十分という訳ではありません。

検索サイトの情報量は多いですが、全ての施設が網羅されている訳ではありません。

本当によい施設なら通常は定員が充足され、空きがでてもすぐに埋まります。こういう施設はわざわざ紹介料(掲載料)を検索サイトや紹介業者に払う必要はありません。

問題はそういう優良な施設をどうやって探すかということになります。

生成AI(Copilot)で調べると、こんな答えが返ってきました。ただし、時間がかかります。私のように老人ホームに入るにはまだかなりの時間的余裕のある人が対象です。(急ぐなら紹介サイトや紹介業者などに頼るしかありません)

①地域包括支援センターに相談(最重要)

②少しずつ時間をかけて施設を見学

③自治体の監査情報をチェック

④地域のケアマネの口コミを拾う

⑤病院のMSWの講座・相談会に参加

⑥ネットは補助的に使う

というルートです。

長くなりましたので、細かいことはまた調べて後日書きたいと思います。