リタイアおじさんのシニアライフ

名古屋市在住の72歳。4年間在宅介護していた妻に先立たれたばかりです。

にほんブログ村 シニア日記ブログ
にほんブログ村 よろしければ上記バナーのクリック(タップ)をお願いします

喪主はつらいよ⑤~本葬の日

リタイアおじさんの介護とシニアライフ - にほんブログ村

葬場祭の準備は万端

10月27日(月)は妻の本葬儀の日でした。

神道の葬儀(神葬祭)では本葬儀を葬場祭(そうじょうさい)と言います。

通夜の日とは打って変わって、当日は快晴でした。

葬場祭の開始は午後1時からですが、午前10時には長男夫婦とともに家を出ました。

早めに来た参列者に対応するためと、斎場側の依頼があった場合に迅速に対応するためです。

参列予定者も開始時刻までに全員(といっても私を含め14人のコンパクトな葬儀ですが)無事到着、予定通り、葬場祭が始まりました。

誄詞奏上で妻の経歴が・・・

葬場祭は、神葬祭の中心儀礼であり、故人に最後の別れを告げる神道式の葬儀です。厳粛な雰囲気の中で、故人の霊を祀り、家の守護神として迎える儀式が行われます。死を穢れとする神道では、清めと祓いが重視されます。

一般的な葬場祭の流れは次の通りです。

1. 手水の儀
斎場に入る前に、ひしゃくで水を使い左手・右手・口を清める。
2. 神職者の入場・開式の辞
司会者が開式を告げ、神職が入場する。
3. 修祓の儀(しゅばつのぎ)
斎主が会場・棺・供物・参列者を祓い清める。
4. 奉幣・献饌の儀
神饌(食べ物)と幣帛(布などの供物)を神前に供える。雅楽が奏されることも。
5. 誄詞奏上(るいしそうじょう)
故人の略歴や人柄を述べ、霊を崇める祝詞を奏上。
6. 弔辞・弔電の拝読
参列者代表による弔辞、司会者による弔電の読み上げ。
7. 玉串奉奠(たまぐしほうてん)
榊の枝に紙を付けた玉串を祭壇に捧げ、二礼二拍手一礼(しのび手)で拝礼。
8. 撤饌の儀
神前に供えた神饌・幣帛を下げる。
9. 神職者の退場・閉式の辞
式の終了が告げられ、神職が退場する。

今回は1と6は省略されました。

ハイライトは誄詞奏上で、事前に渡した資料に基づいて亡妻の経歴や人柄が織り込まれた祝詞が奏上されました。

祝詞は古代日本語(上代語)に基づく文体で書かれており、現代語とは異なる語彙や構文が使われています。完全には理解できませんが、おおよその意味は把握できます。

ちなみに長女は初姫、次女は乙姫と呼ばれていましたが、長男が何と呼ばれたかは聞き取れませんでした。

喪主挨拶で手違いがあったものの

神職が退場すると、故人への献花が行われました。

妻の遺体が多くの花で埋め尽くされました。

この後は喪主の挨拶です。

出だしは定型文ですので、斎場が用意してくれた例文を読みます。

この例文が2枚あり、どちらかを読めばよいのですが、胸元から出した例文が読む予定とは違うのを出してしまい、少々慌てる一幕がありました。

例文の後はアドリブで挨拶をしました。メモはありませんが、こちらの方がスムーズに話をすることができました。

②を読む予定が①を出してしまい・・・

火葬場は遠かったが・・・

出棺の後、遺体を霊柩車に乗せ私と長男が同乗、残りの参列者はマイクロバスで火葬場に向かいました。

本来であれば斎場から近い八事斎場で火葬されるのですが、あいにく老朽化で工事中、遠く離れた名古屋市立第二斎場まで行かねばなりません。

高速道路を利用しても1時間近くかかりました。

利用者が集中するため会葬者は15名までに制限されています。第二斎場に火葬が集中するので、混雑を避ける措置です。今回は出席者14名の葬儀でしたが、余裕は1名しかありませんでした。

混雑の中、火葬はスムーズに進みました。地元なのでトヨタ式生産方式が浸透している感じがしました。

焼却の時間を利用して会食をしたのですが、全員の会食が終わる頃には火葬が完了していました。待たされた感は全くありません。

その後はお骨上げです。

妻のお骨の中に異質なものがありました。

人工関節と脊椎の手術の際に埋め込まれた金属です。

これを見て、妻はよく耐えて生きてきたということを改めて実感しました。

十日祭にて葬儀は終了

斎場に戻った時は午後5時を回っていました。多くは車に乗っている時間です。

到着すると神職さんがお祓いをしてくれました。(火葬場の穢れを祓うため)

その後は十日祭(仏式の初七日に当たるもの)を実施し、最後に喪主が挨拶して一連の儀式は終了しました。

参列者を見送って一段落です。

私と長男夫婦、娘二人がお骨や霊璽などを持ってタクシー2台に分乗して我が家に戻りました。

5人でお茶とお菓子で一服しました。

無事、式が終わってやれやれというところです。

子供たちの協力で何とか乗り切りましたが、喪主は本当に疲れます。