リタイアおじさんのシニアライフ

名古屋市在住の72歳。4年間在宅介護していた妻に先立たれたばかりです。

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京都おじさん一人旅③~神護寺の階段はきつかった!

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知らない場所を歩いてみよう

京都旅日記の続きです。今回は第二日目の旅です。

初日は多くの場所を巡りましたが、これは観光スポットが集中する東山界隈だからできることです。それ以外は観光スポットが点在する形になるので、歩いて何か所も回るのは困難です。

そうしたことを踏まえてこの日は今まで訪れたことのない場所へ行ってみようと思いました。候補は高尾の神護寺と嵯峨の外れにある大覚寺です。主要な観光スポットとは若干外れているので行ったことがありません。

まずは金閣寺を観光

朝9時のホテルを出て近鉄で京都駅へ。この日も地下鉄・バス1日券を購入しました。

せっかくなので地下鉄とバスを乗り継いでまずは金閣寺へ。

金閣寺も外国人観光客でいっぱいでした。

何回か金閣寺に来ましたが、今日は池の水面にもきれいに金閣寺が映っていました。

ちょっと得した気分です。

神護寺への道険し

この後は立命館大学前まで歩いて高尾に向かうバス乗りました。

バスは山道を上がっていきます。20分ほど乗ると高尾のバス停に到着しました。私以外誰も降りません。

神護寺の矢印があったので、案内に沿って進みます。まずは急な階段を降りて沢に出るようです。階段を100段以上降りないといけません。

沢まで降りると案内図がありました。今度は急な階段を登らないといけないようです。きつそうなので一瞬戻ろうかと思いましたが、戻るには先ほどの階段を登らねばならず、これも大変なので意を決して神護寺に向かうことに。

神護寺に向かう人は誰もおらず、私一人です。紅葉シーズンが終わっているので人の気配は全くありません。「歩行者多し」の注意看板の文字がむなしく感じられます。

階段を登りはじめます。400段くらいあるようです。

階段の縦幅が広く、一歩づつでは上がれません。一段上がるのに二歩かかります。そのうえしだいに一段一段が高くなってきます。

上から見た階段

途中で何度も一服しないと登れません。

ひたすら登ると、やっと門が見えてきました。もう少しです。

受付で拝観料1000円を払って中に。金堂に向かいますが、ここでも階段を上がらないといけません。

中へ入ると拝観されている女性が一人だけおられました。

神護寺への行き帰りで観光客に会ったのはこの方一人だけです。

住職さんも手持無沙汰のようで、金堂内を説明してくれました。

源頼朝像のレプリカと対面

神護寺の歴史は古く、奈良時代末から平安時代初期にかけての創建です。このため多くの国宝を所蔵しています。(金堂内は撮影禁止なので写真ではお見せできません。)

特に有名なのが神護寺三像で、その中でも「伝源頼朝像」は私たちの時代の教科書でおなじみです。

神護寺三像 - Wikipedia

原物は京都国立博物館に寄託され、5月初旬にだけ里帰りすると住職が説明していました。

代わりに詳細に模写したレプリカが展示されていました。

こちらはAI画像なので似ていませんが

ただ最新の研究では、神護寺の「伝源頼朝像」は実際には南北朝期の武将・足利直義(貞義とも表記)を描いた可能性が高いとされています。これは肖像画の制作年代や寄進文書の内容、損傷状況などを根拠にした新説です。
この問題については論争が続いており結論は出ていないようです。

教科書では近年は「伝源頼朝像」の掲載を避け、木彫の頼朝坐像(甲斐善光寺像など)を使う傾向が強まっているようです。

私たちが習った50年以上前の歴史の教科書は研究の進展で多くの定説が翻されています。私のような歴史好きにはこれも楽しみであります。

熊の不安も抱えて下山

神護寺を去る際、受付の女性と話をしました。拝観に来る人がおらず暇そうでしたので・・・

女性は最近熊の出現についての問い合わせが増えてきたと話していました。ただ、熊の出現情報はないので大丈夫だと話していましたが・・・

聞いてしまうと不安です。山の中を一人ぼっちで降りないといけませんので。(ネットで調べると熊を気にしている方も結構いるようです。)

急な階段は手すりを持って降りることでリスクを避けられますが、熊はどうしようもありません。

不安を抱えながら下山しましたが、無事何事も起こりませんでした。(考えすぎかも)

沢まで降りてくると、最後はまた昇り階段が待っています。最後の力を振り絞ってバス停にたどり着きました。

仁和寺から大覚寺

神護寺で力を使い果たしたので、午後は2か所のみの観光です。どちらかというとバスに乗っている時間の方が長かったような気がします。

仁和寺世界遺産の大きな寺です。平安時代初期に創建されました。真言宗御室派の総本山です。

境内には梅が咲いていました。(私が見たのは1本だけですが)

続いて最後の目的地大覚寺へ。

大覚寺仁和寺と同じような時期の創建で、弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山です。私には神護寺と同様初めての訪問となります。

こちらが式台玄関で、中に入って拝観料500円を払いました。4月からは800円に値上げされるようで、いいタイミングで来れました。

建物は回廊でつながっており、廊下から庭などを見ることができます。

宸殿では狩野山楽筆の襖絵も見られます。

大覚寺拝観後はバス、地下鉄を使ってホテルに戻りました。

大覚寺から足を伸ばせば嵐山・嵯峨野界隈に行けますが、体力の消耗と日も暮れかかってきたことで翌日に延ばすことにしました。

この日はよきにつけ悪しきにつけ神護寺デーでした。