引き渡しが無事完了
昨日、実家の引き渡しが無事完了しました。
本来は私も立ち会わないといけませんが、妻の介護があるので不動産仲介会社の担当者にお願いして欠席させてもらいました。
権利書(登記識別情報)と委任状、印鑑証明書は事前に司法書士に送り、本人確認も完了しているので所有権移転登記には問題はありません。
売却代金と引き換えに登記関係書類を渡すのが通常のパターンですが、仲介会社と司法書士を信頼して今回の対応となりました。
10時半頃、仲介会社の担当者から電話があり、無事手続きが完了した旨の連絡がありました。代金の振込手続きも行われたようです。
11時過ぎに取引銀行のサイトで入金が確認できました。(インターネットバンキングは銀行に行く必要がないので、こういう時に便利です。)
これで売却手続きは完了です。もう私の家ではありません。
ちなみに売却に向けて動き出したのが今年の始め、当初はかなり時間がかかることも覚悟していましたが、年内に完了してやれやれといったところです。
先祖が300年住んでいた土地を手放したけど・・・
実家の整理をしていた時に出てきた資料によると、私の先祖は300年くらい前から実家のあたりに住んでいたようです。
今回の売却で私の代で区切りをつけることになりました。
ご先祖様には申し訳ないことをしたかもしれません。
ただ、子孫がずっと同じ土地に住み続けることはできません。
後の世代を実家の土地に縛り付けることは無理です。
たまたまその役割を私がすることになりましたが、誰かがやらねばならないので、今回の売却は自分の中では納得しています。
売却の収支は
今回の実家売却に伴う最終的な収支は次の通りです。
収入 4,038,625円
売却代金 4,000,000円
固定資産税戻り 38,625円(保有期間で案分)
支出 2,101,100円
残置物撤去費用 1,181,400円
測量登記費用 589,700円
不動産売買手数料 330,000円
差し引き1,937,525円のお金が入ってきました。
ただし最終的な支出はこれにとどまりません。
来年確定申告をして税金を払わねばなりません。
税金の額は
400万円-(400万円×0.05+118万円+50万円+33万円)
の20%で36万円くらいになりそうです。
この他に倉庫の表題登記をしたことで追加の固定資産税(5年分)が課せられます
これらを考慮すると、実質的に手元に残るのは155万円くらいになりそうです。
なお父が亡くなって5年が経過しており、その間に支払った維持費(固定資産税+電気水道代等)は100万円くらいになります。
ここまで含めると実家を相続したことによるネット収入は50万円程度ということになります。
それでも赤字にはならなかったので、これはこれでよかったと思っています。
維持費の負担がなくなったことが何よりです。