リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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本格介護の始まり

リタイアしておいてよかった

妻は約25年、関節リウマチと戦っています。

両足は人口関節が入っており、今は一人で外出することは困難な状況です。

それでも、生活するうえで最低限のことはできましたが、ここ1週間ほど痛みがひどく、室内で歩くこともつらそうな状況になりました。

ついに8日(木)の午後5時頃室内で転倒、救急車でいつも診察してもらっている大学病院に運んでもらいました。

救急外来で応急処置と検査を施してもらいその日は10時頃帰宅しました。

翌日(9日)は同じ大学病院の専門部署(成形外科、脳神経外科膠原病内科)で治療と精密検査を実施。午前8時に家を出て、帰宅したのが午後4時と結構ハードな診療でした。

幸い転倒による骨折はありませんでしたが、妻が普通の日常生活を送ることは困難な状況になってしまいました。

家の中でも自分で歩けませんので、トイレにも一人ではいけません。手足の筋肉の衰えから入浴、着替えもできず私が全て補助してあげねばなりません。

特にトイレは夜中でも起きて付き添わなければいけませんから、なかなか大変です。

リハビリすれば室内は自力で歩けるかもしれませんが、骨が弱くなっており、ちょっと転んだだけで重大な骨折に繋がるおそれがあり、判断が難しいところです。

これからは妻の介護が私の生活の中心とならざるをえません。

娘二人にも一部の仕事を分担してもらいますが、彼女たちは仕事にいかねばならず、大半は私が引き受ける覚悟です。

炊事、洗濯、掃除、買物に介護が加わると、結構忙しい日々が続きそうですが、自分がやるしかありません。

ただ、リタイアした身ですから、時間は自由に割り振りできます。

私がリタイアした理由の第一は妻の介護に備えるためでしたから、今となってはリタイアしておいてよかったと思います。(一応会社からは仕事をつづけたらという話はありましたが、こちらから無理を言って退職をお願いしました。)

一昨日妻が倒れた時も私が家にいたため、すぐに救急車を手配し、最悪の事態は逃れることができました。

仕事をしていたら、私が帰宅するまで救急の連絡ができず、大事になっているところでした。(妻は自力では立ち上がることはできません)

全てを悪い方向に考えず、先行きに希望を持って、妻の介護をしていきたいと考えています。

ワクチン接種は完了

今日、コロナワクチン(ファイザー製)の2回目の接種が完了しました。

名古屋の蔓延防止措置も解除の見通しで、本来なら街中への外出を増やしていきたいところですが、長時間家を空けることは難しく、ウィークデーは妻の看護中心の生活が続きます。

娘二人が休みの土曜、日曜に妻の介護を少し任せて、外出の時間が作れればと思っています。