実家にかかる費用が月2万円
昨年正月明けから母が老人ホームに入居したため、実家(浜松市)は空き家になっています。
空き家といっても維持費用はかかります。
昨年1年間の実家の維持費用を確認してみました。
亡父の不動産は全て私が保有しているため、費用も私が負担しなければなりません。
その費用がこちらです。
固定資産税 131,800円(農地分も含まれています)
電気料 31,776円
水道料 23,364円
NHK 24,185円
火災保険料 24,740円
以上、合わせて年間235,865円になります。月平均2万円弱といったところで、年金生活者には馬鹿になりません。
母が老人ホームに入るタイムングで、電話、新聞は解約しました。ガス(プロパン)は火災の危険があるため電磁調理器に切り替えており、既に解約済でした。
ただ、電気、水道については家のメンテナンスのため契約を残しています。
NHKは解約を申し出ましたが、母の入居する老人ホーム迄確認に行きたい(母が部屋でテレビを視ていると視聴料が必要)と言われており、老人ホーム側は来られては困る(コロナ禍なので)とのことで、やむなく視聴料を払っています。
契約名義は全て私に変えました。
契約見直しを検討しているが
少しでも負担を減らしたいので、契約の見直しを検討しています。
水道料(浜松市水道局と契約)は最低料金(水を全く使わない場合)が2か月で3,762円(年間では22,572円)なので、費用を減らそうとしたら解約しかありません。清掃等で水は必要なので、今のところ解約は難しい状況です。
電気料については契約電流を最低の10Aにすれば金額はぐっと下がります。居間のエアコンは壊れており電気を大量に使用する設備はありません。支障はないか確認してみようと思います。
NHKについては名義変更して1年以上が経過したので、そろそろ解約を申し出てみようと考えています。
火災保険については誰も住んでいないので、燃えてしまっても困りません。家財も古い物ばかりで価値はありません。ただ火事になった場合、空き家の中で燃え残った物の処分費や解体費用がかかる他、近所に延焼してしまった場合などには、そのお宅に見舞金を支払うといったケースも考えられます。漏電や放火の可能性があるので、火災保険に入っていた方が安心かもしれません。
ただ空き家については本来火災保険に加入できないのが普通です。したがってもし火災に遭った時、保障されるか疑問があります。もっとも保険証券の契約者と所有者は私で住所は名古屋市、対象物件は実家の所在地(浜松市)となっており誰が住んでいるかの記載はありません。空き家になったことを届ける必要はないので、そのままにしています。一度代理店に相談してみようと思います。
更にメンテナンス費用が増える懸念も
実家を処分(売却)してしまえば、こうした費用はほとんど無くなります。(残るのは農地の固定資産税くらい)
所有名義は私なので私の一存で処分できるのですが、母の了解は得ておきたいところです。(弟、妹は了解済みです)
ただ母はつい先日も実家に戻りたいと言い出したばかりで、現時点での説得は困難です。それこそ心配だから家に戻ると言い出しかねません。今は話すタイミングではなさそうです。実家はしばらく維持する他はなさそうです。
そうなると問題になってくるのが新たな維持コストです。
除草や掃除等はとりあえず弟、妹に頼っていましたが、いつまでも任せる訳にはいきません。庭木の剪定も必要になってきます。業者にお願いすれば月1万円程度の出費が新たに必要になってきます。
頭の痛い問題ですが、そろそろ動き出さねばならない時期にきています。