家計支出は前年より月1万円減った
去年の家計費の数字がまとまりました。

こちらが家計支出の内訳です。(月平均、単位:円)
前年と比較してみました。

昨年の家計支出は月272,958円でした。前年より1万円ほど減っています。
うち非消費支出(税金、社会保険料、保険料)は10,873円も増えていますので、消費支出(実際に購入したもの)は25,313円減っています。
消費支出が減ったのは一昨年夏に娘二人が自活したことで夫婦二人世帯になったことが影響しています。

特に食費と水道光熱費の減少は二人暮らしになったことが効いています。
一方、日用品については大きな買い物がなく耐久消費財の購入が減った(月12,989円減)ことが影響しています。
交通費については名古屋市から支給されるタクシーチケットの交付方法が変わったことでタクシー代の負担が大幅に減りました。
一方、消費支出で増えているのが医療費と交際費です。
医療費は母の訪問診療費を私の口座から払うようにしたことが影響しています。
交際費は母の親族の葬祭費用(香典)によるものです。
なお、非消費支出が増えているのは自宅にかかる固定資産税の減免措置が終了したこと、及び一昨年から年金を貰い始めたことで所得が増加し社会保険料が増えたことが影響しています。

家計調査と比べると
次に我が家の家計支出を世間と比べてみました。
参考にしたのは総務省が公表している家計調査の2023年実績です。
比較の対象は我が家と同じ夫婦二人のみの高齢者無職世帯(夫婦とも65歳以上)です。
その結果がこちらです。

差は我が家-家計調査
我が家の家計支出は家計調査の高齢者夫婦世帯平均(以下家計調査と略します)より16,298円少なくなっています。
特に消費支出でみると42,154円も家計調査を下回っており、世間の高齢者世帯よりは慎ましい生活をしているようです。
ただ消費支出の中身は家計調査とはかなり異なります。

特に趣味娯楽にかける費用は我が家が4万円以上少なくなっています。
これは妻が車いす生活で私も介護のため多くの時間を付き添いに割かねばならず、外出して娯楽を楽しむことができないことが影響しています。楽しみにお金を使う時間がなかなかありません。

交通費も家計調査の15%ほどしか使っていません。
2年前に車を売却したので、車関係の費用(駐車場、保険料、税金、ガソリン代)が一切ありません。タクシー代(大学病院の通院等)は名古屋市から交付されるチケットで大半を賄い、市内の移動(地下鉄)は敬老パスを使うので費用はかかりません。我が家の交通費の大半は母の見舞いのための電車賃です。
一方、医療費は家計調査の倍以上を払っています。その多くは妻の介護費用(訪問看護、デイサービス、介護用品レンタル等)です。それでも妻の医療費の自己負担がないので、この程度の金額で収まっています。もし名古屋市の医療費補助制度がないと、医療費は月額で2万円以上増えてしまいます。

日用品が多いのは紙おむつ代が1,894円含まれていること(医療費が妥当か?)の他、家計調査では娯楽費に分類されるものが入っていると思われます。
食費は家計調査とほぼ同額ですが、中身は異なります。
我が家の食費には外食費が26,438円も含まれていますが家計調査の方は6,205円しかありません。我が家の方が2万円以上外食費が多いことになります。これは妻とできる唯一の娯楽が外食なためです。外食なら車いすに妻を乗せて一緒に出掛けられます。

その分食材費は家計調査より2万円近く少なくなっています。
非消費支出が多いのも我が家の特徴です。
我が家の社会保険料は34,018円と家計調査(18,435円)の倍近くになっています。
もう一つは実家の固定資産税を払っていたこと。こちらは実家売却により月額1万円弱の固定資産税が今年から減ることになります。

改めて我が家の支出内容を見ると、減らせるものが意外にありません。
外食費と娯楽費程度なら減らせますが、合わせても3万5千円程度です。
この他、交際費は葬祭費用が大半なので法事がなければ減る可能性はあります。ただ高齢(90歳以上)の親戚がまだ3人もご存命なので、何とも言えません。
高齢者の夫婦でも相応の生活費がかかるということでしょうか。

