リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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福祉タクシー券の利用が便利に

今年度もタクシー利用券が大量に残ったが・・・

先週、名古屋市から妻宛てに「重度障害者福祉タクシー利用券更新のお知らせ」が届きました。

重度障害者福祉タクシー利用券は身体障害者手帳2級以上の人に交付されます。(妻は身体障害者手帳1級)

今年度分(2023年4月~2024年3月)は1枚830円助成される利用券が96枚交付されました。今年度分の利用券は今月末迄しか使えないため、次年度分の利用券の交付案内が届いたという訳です。

ところが今年度分の利用券がまだ手元に47枚も残っています。96枚交付されたうち使ったのは49枚、半分近くが使わないまま残りそうです。

現時点で、こんなに残っています

昨年度分の利用券も40枚が期限切れでしたので、2年続けて40枚以上の利用券を無駄にしたことになります。

タクシーを利用するのは大学病院への通院とメルパルクへの外食(月1回程度)くらいです。それ以外ではタクシーを利用することは滅多にありません。昨年は長男の結婚式(横浜)くらいです。その他の外出(大半は外食)は歩いていける範囲にとどめています。近場の方がバリアフリーの状況(段差やユニバーサルトイレの有無等)を熟知しているので、遠出するよりも安心感があります。

福祉タクシー利用券の使用は一乗車につき1枚(830円)しか使えません。大学病院とメルパルク程度での利用では利用券が残ってしまうのはやむをえません。

嬉しいお知らせが同封されていて・・・

一方で、今回の通知にはこんなお知らせも同封されていました。助成金制度が変更になるようです。

まず1枚当たりの助成額と交付枚数が変わります。

妻が助成されているには福祉券です。交付枚数が従来の年間96枚から160枚に増えますが、1枚当たりの金額は830円から500円に減額されます。

総助成額は従来が830円×96枚で=79,680円でしたが、来年度は500円×160枚=80,000円となりちょっとだけ(320円)増えます。

もう一つの変更点は一乗車1枚の規制がなくなり複数枚(最大10枚)を使えるようになります。こちらの変更は個人的に大変ありがたい変更です。

大学病院へのタクシー代は片道平均3,400円(福祉タクシー券利用前)くらいですが、今までは福祉券を1回830円分しか利用できなかったので残る2,570円は自己負担せざるをえませんでした。それが4月からは3,000円分(6枚)が福祉券を利用できるので自己負担は400円で済みます。

ちなみに今年度(3月15日現在)のタクシー代は計69,610円です。タクシー券を49枚使っていますので40,670円が助成されており、本来のタクシー代は110,280円ということになります。

来年度は端数分(500円未満)の自己負担を考慮しても、福祉タクシー券160枚(8万円分)は全て使い切れそうです。

来年度のタクシー利用が今年度くらいであれば、タクシー代の年間自己負担は3万円くらいで済みそうです。

年間4万円くらい交通費が浮きそうなので、ありがたい変更です。

医療費の全額負担とや今回の福祉タクシーの制度など、名古屋市の福祉関係の施策は充実しているので、身内に介護が必要な人を抱えている者としては大いに助かっています。