リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の70歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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銀行に行けない母や妻の預金管理

昨日はブログをお休みにしました。

連続投稿は369日でストップです。

当初目標の1年間毎日投稿が達成できたことや、テーマも尽きてきて毎日書くのはしんどくなってきたので、リフレッシュのため休みを入れました。

ただ昨日も過去2番目の956件ものアクセスをいただいていますので、可能な限り投稿していきたいと思います。

本人確認ができないと預金は引き出せない

先週銀行に行ったら窓口に老夫婦が手続きをしていましたが、なにやらもめている様子です。

本人確認書類がないため、手続きができないようです。おじいさんがご立腹なようで、銀行の窓口の人は対応に苦慮しています。

私の要件は担当者が席を外していてすぐに対応できないということで、一旦銀行を出て食事をし、30分後に銀行に再び顔をだしました。

老夫婦の対応はまだ続いていましたが、おじいさんは席を外し、代わりに息子さんが来店しておばあさんとともに手続きをしていました。本人確認書類を持参したようです。

今度はなごやかな雰囲気で手続きが進んでいるようです。

銀行の窓口で手続きをしようとすると、本人確認を求められることがあります。

www.zenginkyo.or.jp

また本人以外が預金を引き出すことは原則できません。委任状が必要となります。

更に問題なのは認知症になったとき。親子、夫婦といえども本人以外勝手に預金を引き出すことはできません。委任行為が無効となりますので、委任状も使えません。

www.resonabank.co.jp

老人ホームの母と車いす生活の妻の預金管理は

私は母と妻の預金を管理しています。

母は老人ホームに入所、妻は車いす生活ですので、ともに自力では銀行に手続きに行けません。

母の場合は老人ホームや介護保険の費用は母名義の預金から自動引き落とし、医療費・日用品購入費は老人ホームへの預け金(私が援助しています)から引き出されるので、通常は預金から現金を引き出すことはありません。

万一急にまとまった資金が必要になった場合は、キャッシュカードを使って預金を引き出すつもりです。(暗証は聞いています。)

ただ、相続の際トラブルになるおそれがありますから、資金使途が確認できる書類を残しておくことにしています。

預金の解約等は本人が行かないとできませんから、使わなくなった口座は凍結しておくしかありません。定期預金は老人ホームに入る前に解約して、全て普通預金に振り込んでおきました。

妻の場合も車いす生活で自分でお金を使うことはほとんどなく、生活費は介護費用を含め全て私が負担していますので、現金を引き出すことはあまりありません。

それでも多少は現金が必要ですから、その分は私が妻のキャッシュカードを預かって引き出しています。後で通帳を本人に見せるようにしています。

こちらも解約等は本人が銀行に行かねばなりませんが、その場合は妻をタクシーに乗せて銀行に手続きに行く予定です。

妻の場合は本人ができるだけ銀行に行かなくても済むように、早めに口座の整理ととりまとめを行っていこうと思っています。

自分が認知症になった場合も考えておかないと

今は私が母や妻の預金管理をしていますが、私自身が認知症になるおそれもあります。

子供が私を施設に入れようとしても、私の口座からお金を引き出すことができません。

このため80歳くらいになったら認知症に備え子供にキャッシュカードを渡しておこうと思っています。

上記りそな銀行のサイトより転載

認知症になったら窓口で預金を引き出すことは困難ですが、キャッシュカードなら本人確認が行われませんので引き出しは可能です。厳密に言うと引き出しはできないのですが、預金者が認知症になった事実を銀行が知らない限り、キャッシュカードでの引き出しは黙認されているようです。

本来は法定代理人の選任が必要ですが、そのためには結構費用がかかりあまり利用されていません。

いずれにしても、銀行口座のとりまとめや相続不動産の整理等それまでにやっておかねばならないことが結構あります。

それまでは認知症にならないようにしないと・・・