リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の70歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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要介護5でも旅行は楽しめる!

車いすで散策

9日(月)、10日(火)と、ホテルの周辺を散策しました。

大半は妻と一緒です。車いすを押して歩きました。

9日は寺町通新京極通りを散策。

10日は鴨川を渡った後、川に沿って祇園四条駅迄歩きました。そこから再び鴨川を渡り先斗町木屋町周辺を散策しました。

ここ10年くらいで京都には10回以上来ていますが、妻が歩くのがきつくなったため、妻はホテルでゆっくり過ごし、私が一人で周辺を観光するのがお決まりのパターンでした。

妻と一緒に観光するのは車を止めて1~2か所程度というのが定番です。妻が歩けるのはせいぜい1km程度でした。

ところが妻が車いす生活になったため、今度は一緒に散策することができるようになりました。

歩行距離は9日が8.1km

10日が11.8kmになります。

妻と一緒にこんなに歩いたのは久しぶりです。(といっても妻は車いすですが)

要介護状態だからこそリフレッシュが必要

妻がデイサービスで昨年末に作った今年の目標

何とか旅行に行けました。

妻が昨年夏に倒れた頃、正直なところ妻と旅行に行ける日が来るとは思えませんでした。

最初の頃は車いすで外出するのは病院に行く時だけでした。

少しづつ外へ出る機会を増やしていき、やっと旅行にたどりつけました。

家にいるだけでは、ほぼ同じパターンの日々が続きます。

介護される側だけでなく、介護する側も疲れてきます。

旅に出て気分を変え、心身をリフレッシュするのは重要なことと思います。

車いすを引いて旅行する時は

妻も私も旅行気分を十分満喫できました。

また機会をみて旅行に行こうと思います。

今回の旅行を次回に生かすとすると

〇列車に乗る場合は車いすシートを予約しておく

〇できるならホテルはバリアフリールームを予約する~あるホテルの方が少ないですし、予約も大変です。一般の部屋でも何とかなるかと思いますが、バリアフリールームなら格段に利便が向上します。

〇荷物は最小限に~両手は車いすを押すのに使いますから背負うしかありません。冬場で荷物が増えそうな時は宅急便を利用した方がよさそうです。

〇食事場所を探すのは大変~段差があって入れない飲食店の方が多いと思います。大都市の中心街にあるホテルなら周辺(駅、ショッピングセンター、地下街等)にバリアフリーで入れるところがあります。そうでないところに宿泊するなら朝夕食ともホテルで予約した方が無難です。

〇雨の日はホテルで過ごすしかない~雨の中を車いすを押して外出しても大変なだけで、よいことはありません。ホテルで楽しめることを考えておいた方が無難です。食事は介護者が購入してきて部屋で食べることになりそうです。

こんなところでしょうか

 

最後に今回の旅行のスナップショットです。

右は鴨川、歩道を歩いています。車いすでも河原に下りられそうですが、傾斜がきつく怖くて下りられませんでした・

祇園四条へ向かう歩道。車いすだとごつごつした乗り心地です。

駅伝発祥の碑

祇園四条の近く

京都南座

木屋町通りと高瀬川

先斗町

先斗町歌舞練場、鴨川をどりが開催されていました

 

対岸から見た歌舞練場

三条通商店街から三条大橋方面を望む

三条大橋のたもとで

三条大橋から賀茂川を望む

ホテルから望む東山方面