小物は預けたお金で買うことに
母の老人ホームの費用の大半は口座振替で引き落とされます。
老人ホーム利用料(食事代を含む) 129,000円
介護サービス費用(高額介護サービス費の戻り分控除後) 14,250円程度
訪問診療費用 3,430円程度
合わせると月147千円くらいになります。
ただ老人ホームでかかる費用はこれだけではありません。
薬代や衣類・日用品の購入、散髪等で支払いが必要になります。
入居者はお金を持ってはいませんので、事前に老人ホームにお金を預け、支払が発生する都度預けたお金から支払ってもらいます。
母の場合は、入所する時に私が10万円を預け、その後は面会の際に残高を聞き、必要に応じて5万円づつ預けています。
老人ホームでは預け金から支払った金額をノートに記録しています。(パソコンを使ってExcelで記録した方が計算も楽で見やすいと思うのですが、アナログ管理の施設なのでどうにもなりません。余計な事を言ってもはじまりません。)
ノートに記載された支払明細は頼めばコピーをくれます。
先日(昨年暮れ)老人ホームを訪問した際に久しぶりにコピーを貰ってきました。
1年で使ったのは7万2千円
支払明細は走り書きで少々見にくいのが難点ですが、確認すると昨年1年間の使用額は71,851円でした。
内訳をみると
薬代 32,774円
紙おむつ ・パッド 16,743円
散髪代 14,200円
成形外科診療費 4,030円
歯磨き 2,400円
その他 1,704円
となっています。
薬代は訪問医が処方したもので、提携している薬局が老人ホームに持ってくるようです。
成形外科は去年初めに骨粗鬆症と診断され、治療したものです。
散髪代は去年1回1,000円から2,300円に値上がりしたようです。
去年は衣類の購入がありません。入所していた時に持っていったものを回しているようです。
外出することはほとんどないので、あまり気にならないのかもしれません。
考えてみれば妻もあまり衣類を買いません。デイサービスへ着ていく服を時々買うくらいでしょうか。
ちなみにタオル類は私が買って持っていっています。
母は編み物が趣味なので、ちょっとしたものは自分で編んでいるようです。
毛糸は時々私が買って送っています。
もう一つの趣味はボケ防止の効果もあるパズルですが、これも私が時々買って渡しています。
いずれにしても母は無駄遣いしないので月に使うお金は6千円程度(半分近くは薬代)で済んでおり、口座振替で落とされる分をあわせても月15万円ちょっとで老人ホームの費用がまかなえています。
民間の老人ホームでこの程度の金額で入居できるのは助かります。