リタイアおじさんの介護とシニアライフ

名古屋市在住の71歳。要介護4(身障手帳1級)の妻を在宅介護しつつ、シニアライフをそれなりに楽しんでいます。

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今年最後の老人ホーム

母に会うのも一苦労

昨日は母に会いに老人ホームに行ってきました。

年末に顔を見せておこうという訳です。

乗り換えが3回もあるので毎度のことながら1日仕事です。

面会の時間は30分ほどですが・・・

齢のせいか最近は電車の移動でも疲れを感じます。

補聴器の装着を止め、会話は進まず

老人ホームで会った母は結構元気そうでした。

あと2カ月ほどで94歳になるとは思えません。

言葉もはっきりしていますが、会話は成立しません。

母によると、今まで装着していた補聴器を止めたとのことです。

母は「みんな(ホームの入居者)自分が耳が遠いことを知っているので問題ない。」と、うそぶいていました。

会話の中には入っていけませんが、気にしている様子はありません。

ちなみに職員さんは耳元で話してくれるので、生活に支障はなさそうです。

贈った毛糸があっという間にマフラーに

最初に母からおみやげを渡されました。

マフラーが4枚です。

こちらは長男夫婦から貰った毛糸(今月初めの訪問)で編んだマフラーで、長男夫婦に渡して欲しいと言われました。

一方、こちらは私が贈った毛糸で編んだマフラーです。私たち夫婦用とのことです。10日ほど前に届いたはずなので、もう編んでしまったとは驚きです。

クリスマスを楽しんだようで

次に壁に貼ってある写真を見てくれと言われました。

どうやら数日前のクリスマスパーティーでサンタクロースに扮したようです。

こちらがその写真です。

矢印が母です

亡父と暮らしていた頃はクリスマスなどしたことはなかったはずですが、老人ホームでクリスマスをしてもらって母は嬉しそうでした。自ら進んでサンタに扮したようです。

お墓のお願いが

続いて母から手紙を渡されました。

自分はずっとこのホームにいるつもりなので、子供たち(私たちきょうだい)も仲良くして暮らしてねという内容です。

ただ、中に弟のお墓をよろしく頼む(弟を代々の墓に埋葬してくれ)といういつもの言葉も書かれています。弟は離婚してはいるものの子供が二人いるので葬儀やお墓に私は関わるつもりはありません。そもそも私が5歳年上なので先に死ぬ可能性が圧倒的に高く、頼まれてもどうしようもありません。

説得しようと母に話しかけましたが、耳が遠く会話になりません。(聞こえないふりをしている可能性もありますが)

急ぐ話でもないので、ほどほどで打ち切りにしました。

私は墓じまいを視野に入れていますが、母はお墓には執着が強く、しばらくは動けません。

帰りはエヴァンゲリオンの列車に乗って

面会は30分ほどで打ち切り、駅へ向かいました。

天竜浜名湖鉄道は通勤通学時間帯を除くと1時間に1本しか運行されていないので長居は禁物です。

駅前の店で大判焼き(180円)を買って、列車に乗り込みました。

本日乗った列車は新世紀エヴァンゲリオンにコーディネイトされていました。

経営環境が厳しい中、少しでも若いお客を取り込もうということでしょうか。

本日のお客は年配者が多く、あまり興味を引いているようでななかったですが・・・

ちなみ昨年私の娘がこの列車に乗った際は結構感激していました。

天竜浜名湖鉄道の乗車時間は40分ほど、それからJR、名鉄、地下鉄と乗り継いで家に戻った時は午後5時を過ぎていました。

家を出たのが朝の9時、今回も電車の移動は結構疲れました。

やれやれ・・・